第5回「KIPプロジェクトのご案内」

投稿日: 2012年05月22日(火)15:16


txt:エネオス稲ちゃん(稲垣博文)  photo:写真師マツバラ(松原 豊)

稲ちゃんの「田舎暮らしのためのIT講座」も、はや5回目!
今回は、稲ちゃんが実際に企画運営し、ときには自らも講師をつとめる講座の紹介なのだ。
今後、この講座を介しての展開もしていく予定。
リアル講座ともども、ぜひヨロシクお願いするのだ。

では、稲ちゃん、よろしく~!(隊長でした!)

わはははははは、電脳空間からやってまいりました!
エネオス稲ちゃんこと、稲垣です。
ごぶさたしております。

IT講座の連載、Facebookの使い方をみなさんにご案内していたところでしたが、間が空いてしまいました。
まずはお詫び申し上げる次第です。

でもね、言い訳ってことでもないんですけど・・・

「Facebookいろいろ変わり過ぎやねんっ!」

せっかく画面もキャプチャして準備しているのに、画面が変わって使えなくなるんですもん。
やってられんわ!(笑)

とは言え、Facebookの使い方解説を止めるつもりではありませんので、またタイミングを計って、日の目を見せようと思っています。

で、今回はちょっと趣向を変えて、私が取り組んでいる「KIPプロジェクト」についてお話ししたいと思います。

KIPプロジェクトは2011年5月に立ち上げた、ITやパソコンの活用法を学び・生かしていこうというプロジェクトです。

コンセプトは「デジタルの恩恵を享受できるのは田舎である」とかなんとか謳っているんですけど、
「田舎暮らしの人の方がパソコンとか使えると便利やんなぁ」
「もっとみんなにパソコンとか使ってもらえるとええなぁ」
ってくらいに考えているんです。

そこで月に1回以上、いろんな勉強できる機会を作って、関心のある人に参加してもらいました。
その内容は「クラウド」とか「SNS」です!と言っちゃうとなかなか難しそうに思われるので、その他にも「デジカメ撮影講座」とか「スマートフォンの使い方講座」なんかも企画しました。
他にも小中学生の保護者を対象にした「携帯電話あんしんセミナー」も開催したりしていたんですよ。

そんなKIPプロジェクトもおかげさまで今月1周年を迎えることができました。
そこで去る5月16日にパソコンを一切使わないデザインに関するセミナー「ちょっと知りたいデザインのコト」を開催しました。

このセミナーは「パソコンで文書作成するとき以外、手書きでなにか作るときにもデザインっていうのは常に関係してくるよね?」という趣旨のもと企画したものです。

当日は、遠くは滋賀・愛知という県外、また県内でも尾鷲の方から、老若男女合わせて20名を超える参加をいただき、会場のカフェヒビコレも寺小屋のような雰囲気で、とても面白い雰囲気でした。

講師を務めていただいたのはpun GRAPHICS代表の倉田史佳さん。「三重の風土をとことん楽しむ」というコンセプトの季刊誌『ふーどら』を企画・制作されています。

「誰に伝えたいか」「何を伝えたいか」「優先順位はなにか」ということを基本に、ワークショップ形式で進行していただいたところ、後半実際に手を動かし始めると、参加者の皆さんから積極的に質問も出て、アットホームな雰囲気の中に有りながらも熱心に学んでいただきました。

KIPプロジェクトを1年間企画・運営してきましたが、なかなか最初の一歩を踏み出していただくことに抵抗もあるようです。
そのことはずっと肌で感じてきました。

その理由として「難しそうな感じがする」「パソコンを使いこなしていないのに聴きに行くことが怖い」「夜間の開催が多いので、時間の都合が合わない」といった理由があるんじゃないかと思っています。

たしかに、時として高度なものをテーマとして扱うこともあります。
その際にパソコンの基本が分からないという不安もあるかと思います。

でも、そんな風に思われる方にこそ、足を運んでいただきたい!
分からないことをその場ですぐに聞くことができるのがKIPプロジェクトのいいところなんです。
大人数のセミナーではないので、一人一人、しっかり目を配りながら進めてるんですよ。

それに、新しいことを聞くときは知らないことが多くて当然ですよね?
なにか1つでも役に立つようなことを聞いていただき、実際に活用いただければ、きっと一層パソコンなどと楽しく触れられると思います。

そのためにも高度なことは今まで通り企画しながらも、より身近なテーマも扱っていきたいと思います。
その結果「美里に行けばパソコンとかで分からないことを聞いて解決できる」「美里に住む人の暮らしが便利になった」など口にしていただけるようになれば、こんなに嬉しいことはありません。

この記事をご覧いただいている方で、KIPプロジェクトに興味を持っていただいた方、ぜひ一度ヒビコレの門をくぐってみてください。
コーヒーの香りとともに新しい知識を身につけられますよ。


KIPプロジェクト/Facebook(最新の情報はこちらで!)

関連リンク
カフェ・ヒビコレ 
http://www.hibicore.com/
ふーどら http://fu-dora.com/