「笑顔の秘密基地工事なのだ・・・皐月編」第150回サルシカ隊がいく

投稿日: 2012年05月29日(火)15:57

写真/フォトグラファー加納（加納準）

なんと150回目の「サルシカ隊がいく」なのである。
よくもまあ、ここまで続いてきたものである。
ツリーハウスをつくり、ママチャリ8時間耐久レースに出場し、イカダレースで転覆し、そしてついに秘密基地の建造なのである。

いまから4年前の2008年から温めてきた企画であるが、今年4月、ついにトレーラーハウスを設置。
いよいよ本格的に基地建造に入るのである。

なんたってアンタ、トレーラーハウスには電気も水道もガスもないのである。
夜は当然真っ暗だし、修繕工事をしたくても電気工具すら使えないのである。

で、基本的なライフライン的工事をまずやろうということになった。

ご覧いただこう。
4月26日に恐るべき移動計画により、ここに据え置かれたトレーラーハウスである。
サルシカ秘密基地のシンボルとなるべき存在である。
見た目はすばらしいが、今のところまったく何も機能していない（笑）。

2012年5月25日。
朝9時から工事はスタートの予定であった。

たまたま仕事が休みであったスズキックスが銭湯企画以外ではじめて活動に参加。
隊長代行のキヨちゃんも工場を閉じて参加。
キヨちゃんのところで働きはじめた「やっさん」は、毎年この季節恒例のティッシュ鼻詰め姿で登場。
なかなか笑わせてくれるのだ。

そしてちょっと遅れて美里のIT賢者、エネオス稲ちゃんが燃料の配達を終えて登場！

山間の静かな集落はあっという間にご覧の状況に（笑）。

「なんだなんだ、何が一体はじまるのだ」と、また近所の人たちが出てくる。
そしてワレワレの姿を見るやいなや、
「あー、またオクダさんとこか、また何かおっぱじめる気やな・・・」と呆れた様子で帰っていく。
トレーラーハウスを巨大クレーンで運び入れて以来、近所の人たちもちょっとぐらいのことでは驚かなくなったのだ（笑）。

今回の工事のリーダーは、右奥の西川さんである。
隊長のワタクシと同じ集落に暮らすお父さんで、電気工事のプロ。
当然、各種免許を持っている。

作業着にツナギ。
いつものサルシカ隊スタイルの面々の結集である（笑）。

今回の工事のひとつに電柱設置というのがある。
あくまで敷地内の屋内工事なのであるが、ガレージやトレーラーハウスと離れたものをつなぐのに電柱が必要なのだ。

まずは西川さんに用意してもらった電柱を引きとりに。
こいつが重い。

とはいえ、同じ集落内なので、軽トラのいとう君2号で簡単移動。

一方、トレーラーハウスのすぐ脇で、スズキックスとエネオス稲ちゃんが中心となって穴掘り作業。
西川さんに器具の使い方を教わりながら、そして笑われ、蹴飛ばされながら、どんどん穴を掘る。
が、石が多く、それを砕きつつの作業。
二人とも汗をダラダラかきながら作業を続ける。

1メートルほど穴を掘って、そこに電柱を立てる。
まわりに土を入れ、踏み固めただけでそこの自立する。
おおおおおおおおお、とみんなで拍手（笑）。

が、このままでは倒れる危険があるため、セメントで固める。
まずは砕石を入れて突き固める。
その間に、キヨちゃんや石黒さんがセメントの用意。

それを枠に流しこんでひとつ完了！！

続いてガレージ横の作業に入る。
もはやキヨちゃんはセメント名人、稲ちゃんとスズキックスは穴掘り名人と化している！（笑）

男たちは力を合わせ、柱を立てる。
「せーの」
「よい！」

途中からカメラマンがフォトグラファー加納からRicaさんに変わっている。
Ricaさんはとある取材のため、カメラマンとして秘密基地にやってきたのである。
が、その時、ちょうど大変な作業の真っ最中で、ただちにフォトグラファー加納さんに変わってカメラを担当してもらい、加納さんに肉体労働へと移ってもらったのだ。

なんたって加納さんは巨体である。
フォトグラファー加納からダンプカー加納となって大活躍なのであった。