なぜかこの海岸には白鳥がいる。 どこに渡ることもなく、この海に住みついているのだ。 4日の朝、海上を白鳥とカヌーでランデブー。 のんびり。 |
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海の家のおっちゃんから、さくらんぼの差し入れ。 隣の家の木になっていたのをもいできてくれたという。 子供たち、群がる。 |
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必死にブログ用の写真を撮るくま先生。 が、子供たちの手が次々に伸びる。 どんどんさくらんぼが減っていく! ブロガーもいろいろと大変なのだ(笑)。 |
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ウトウトしてたら、もうお昼。 たっつあん隊員といかりんこ隊員が、鳥の丸焼きをつくってくれる。 ちと焦げたけど、うまい!! |
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隊長、バカエミ一家は、やきそば。 残っている食材をテキトーにぶちこんでつくる。 |
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ゆかり隊員がパンを焼きました。 ほんわり、あつあつで超おいしい!! 子供たちがまた群がり、一瞬で消滅。 |
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まもなく帰る・・・というもりやん隊員が海へ。 孤高の海人ぽぽちゃんのように、かっこよくみんなに魚を置いて、フッと笑って去りたい・・・と。 みんな「バカめ」と思っているが、口には出さず笑顔で送り出す(笑)。 |
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が、あろうことか、もりやん隊員はやったのである。 大きいメバルとタコを突いてきたのだ! これにはみんな驚いたのだ。 |
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が、口の横でフッと笑って、カッコよく去っていけないのが、このオトコの悲しいところ。
「いいからいいから。みんなで食べて。オレが獲ったんだけど、いいから。遠慮しないで。いやいや大変だったけど、構わないから!」 みんなの冷たい見送りを受けつつ、もりやん隊員一家と、まさやん隊員一家が離脱。 |
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そして、ついに海の家のおっちゃんが動いた。 「ワシも、今日の夜のつまみを釣ってくるわ!」 隊長のボートに乗り、ゴンちゃんが落ちた磯へ。 |
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もりやん隊員にカッコいいところを見せつけられ、その上、おっちゃんにまでやられたら、隊長としての私の立場がない、と密かに思っていた。 が、おっちゃんの奥さんが、 「あの人がああ言うていって釣れたためしがない」 と、深くため息をついていたので、私は「ヨシヨシ大丈夫だ」と安心し、ほくそえんだのである。 |
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おばちゃんも出かけ、主がいなくなった海の家。 サルシカ隊の面々がダラダラと飲んで食べているだけである。 |
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おいちゃんがいないので、お金を払って自分でジョッキに注ぐ。
つり銭を入れた箱も放り出しままだし、ここまで信用されると、悪さできません!(笑)。 |
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サルシカ隊がわらわらいるので、営業中と間違えてどんどんお客さんがくる。
売れるもの、値段があるものはどんどん勝手に売る(笑)。 |
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「アイスクリーム? チョコ? うん、あるよ~、はい、300万円!」
お約束をしっかりとこなすバカエミ。 あとでおいちゃんにお金を渡したら、マジで驚いていた(笑)。 |
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で、1時間半後。 おいちゃん帰還。 なんとガシを2匹を釣り上げる。 やばい・・・・。 |
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今回のキャンプでまだ何もゲットしていない隊長とかっちゃんは、カヌーでヤリイカ釣りに出動!
何が何でも釣らねばならぬ! |
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海水浴場を離れ、そそり立つ岩壁沿いの海をゆく。 外海に近づくにつれ、波がどんどん高くなる。 カヌーの前にかっちゃんが乗って、エギを投げ続ける。 投げても投げても、しゃくってもしゃくっても、イカさんは釣れない。 海水浴場から2キロほど行ったところであろうか。 「あの穴の向こう側になぜかイカがたくさんいるような気がする」と隊長。 などと言っている間に、潮の流れに吸い込まれて、一気にトンネルの方へ! 「うわああああ、やばい!貝がついた岩がたくさん出てるぞ!」 我われのカヌーは、組み立て式のフォールディングカヤックというヤツだ。 |
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慌てつつも、しっかり写真を撮っている隊長。 すごいのかバカなのか(笑)。 が、これは出口付近。 慌てぶりがなんとなくわかってもらえるだろうか(笑)。 |
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無事に海のトンネルを潜りぬけた! が、だからといって、急にイカさんたちが釣れはじめるわけではない。 波が一段と高くなり、カヌーがはげしく上下する。 「これはあきませんに、隊長」 こうして隊長とかっちゃんの短いけれど、それなりにコーフンした冒険は終わったのである(早!) |
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さて、キャンプ地に帰ると、今度はくま先生が巨大肉をまえにコーフンしていた(笑)。
まるでシコを踏んで、ぶちかましにやってくる力士のようである。 写真を直視できない。 |
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そしておっちゃんも、ぽぽちゃんの置き土産のブダイを解体していた。
また夜の狂乱の宴がやってくるのである。 |
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本日のメニューは、海の家のおいちゃんとおばちゃん、そしてヘルプ要員のおばちゃんにまで手伝ってもらって・・・「べっこう寿司」。 握りは、女性人全員でやってくれました! べっこう寿司は、この地域の郷土料理だそうです。 タレがとても甘いけれど、素材の味を殺さない。 ワサビ多めでいただくと、バツグンです! |
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バカエミのやみつきキュウリ | ゆかり隊員のコンブキャベツ |
そして来ましたぁ、1品目! サザエのステーキです!! バターと白ワインでサッと火を通してあります。 レモンをギュッと絞っていただきます。 思っていた以上のやわらかさ! 臭みは一切ありません! このサザエのステーキ、今回のキャンプの最高得点をゲットではいでしょうか!! |
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続いて、おっちゃんが釣ってきたガシ(カサゴ)の唐揚げです。 そのまま骨までいただけます。 ビールがすすむ、すすむ! くひ~~~っ、うまくてたまらん!!! |
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もりやん隊員が恩着せがましく残していったメバルです。 くやしいけれど、うまいです(涙)。 |
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ぽぽちゃんがカッコよく残して言ってくれたブダイの煮つけです。 うまいっす!! |
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そしてそしてそして! 満を持して、くま先生のローストビーフが焼きあがりましたぁああああ!! 弱い炭火で2時間。 |
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だはああああああ、見てください、この肉の色!!! たまりません!!! こうしてサルシカGW大キャンプの最終日の夜も、隊員みんなでメタボ化まっしぐら状態で、ヒイヒイゼエゼエの阿鼻叫喚の姿態で幕を閉じたのである。 |
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翌朝・・・・。 激しく打ちつける雨。 |
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完全に開き直ってウェットで撤収作業をする隊長。
あれ?なんかこのポーズ、去年のゴールデンウィークキャンプでも見たような?? 興味のある人は見てください(笑)。 |
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で、家に帰って、顔パック中の隊長。
「だって、明日はテレビ出演なんですもん!」 こんなくだらない写真で、サルシカ2009GW大キャンプの話は終わってしまうのだ。 |
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第65回「サルシカGW大キャンプ⑤~冒険編~」(完結)
投稿日: 2009年05月05日(火)08:06