写真/フォトグラファー加納(加納準) 写真師マツバラ(松原豊) ウッディ中谷(中谷兼敏)
文/サルシカ隊長(奥田裕久)
2日間におよぶ戦いを経て、秘密基地は一部を残して出来上がった。
特にこうして写真でみると、なんともすごいものをみんなで作り上げてしまったものだなあ、とつくづく思う。
メインステージのウッドデッキ部分は20畳以上のスペースである。
それは一段あがってトレーラーハウスへとつながる。
屋根はトレーラーハウスとメインステージ、そしてとなりのガレージをもつないでいる。
めちゃくちゃ大きな施設がわずか2日間でできあがったのだ。
豊臣秀吉もびっくりである(笑)。
薪置き場から見上げるとこんな感じ。
トレーラーハウスはもう雨漏りにも灼熱地獄にも悩まされずにすみそうだ。
ガレージの方からみた様子。
計画になかった手すりが完成しているのがわかる。
ただし、手前に作る予定だった事務所(小屋)は基礎部分のみで終わってしまっている。
結局、作業を残したのたのは、
1、事務所
2、ツリーハウスである鬼太郎ハウス
3、トレーラーハウスの床工事
この3つであった。
事務所と鬼太郎ハウスはまた何人かの助けがいるので、12月に再度、制作イベントをやろうということになった。
が、トレーラーハウスの床はリビングの2/3という、なんとも中途半端なところまで出来ている状態なので、よっしゃもう今日このままやっちゃおうよ、ということになった。
土日のイベントを終えた朝。
つまり月曜日の朝である。
なのになぜかこんなにたくさんの男たちが秘密基地で「わはははは」と笑っている。
ワレワレは社会人として大丈夫なのであろうか。
結局3日目の朝。
ケロリン、スナフキン中谷、写真師マツバラ、山形のでこさん、そしてワタクシの5人でトレーラーハウスの床貼り作業を。
お昼になって、みんな仕事に散っていき、残されたのは山形のでこさんとワタクシの2人だけになってしまった。
トレーラーハウスの床はリビングを終え、寝室の方へ。
が、2人だけだと何かと大変で進まない。
そんな時、やってきてくれたのが、ひだのんさんだ。
終わらん、辛い、悲しい、というワタクシのFacebookのコメントを見て駆けつけてくれたのである。
そしてフォトグラファー加納さん。
完成したところまで写真に撮っておこうとやってきてくれたらしいのだが、みんながトンカンやっているので慌てて車を降りてきた。
「おいおい、まだやっとんのか!!?」
フォトグラファーも写真を撮りつつ、作業を手伝う。
4人になって俄然また作業は早くなった。
人が増えたので、隊長のワタクシは諦めていたトイレの取り外しをすることに。
秘密基地には下水も浄化槽もないので、水洗トイレがあっても仕方ないのだ。
使えないトイレほど意味がないものはないし、間違って使われたら大変なので、この際取っ払うことに。
このあと、便器を持ち上げたのは、ワタクシとフォトグラファー加納であるが、中に溜まっていた汚水で思い切り足を濡らした。
「うわあ、ウンコ水やああ!!!」
フォトグラファー加納は、まるで小学生のような発言をして逃げたのである。
そんな悲劇に見舞われつつも、トイレと寝室の床貼りは見事完了した!!!
さあ、ご覧あれ、このすばらしい出来栄えを!!!!
これは寝室側の出入り口。
リビングもご覧のとおり!!!
そして寝室にベッドを運び込んで・・・・。
で、ついついこんなことを・・・。
総勢60名を越える人たちが汗水たらして完成させた秘密基地で、遠く山形からやってきた男と、ベッドでアハン。
節度も常識もなくて本当に申し訳ない(笑)。
さて。
この「秘密基地建造ファイナル」シリーズであるが、ひとまずここで終わるものの、また新シリーズとして年内に掲載する予定である。
今後の予定としては、
・12月内に事務所の建築。
・あわよくばツリーハウスの鬼太郎ハウスの建築。
・来年3月までに石焼窯の制作。
を考えている。
そして、来年4月頃から、月1のイベントを開催していきたいなあという予定である。
これから年末に向けて、サルシカ秘密基地の稼働率も増えてくるであろう。
ちょこちょこ別の記事やブログにも登場するに違いない。
今しばしのお付き合いをお願いしたいのだ。
さりげなく今後につづく