2013年、最初のサルシカ薪集めイベントである。
例年イベント的にやるのは1回か2回なのだが、今回は早くも3回目。
まだ予定されているものもあるので、今年はみな張り切ってるのだ。
さて、今回の現場は、三重県松阪市の雲出川の近く。
午前9時に堤防で待ち合わせ。
河川敷が広がっていてなかなかいいところだ。
飛行機やヘリコプターのラジコンを飛ばしてお父さんたちが遊んでいる。
微笑ましい(笑)。
今回の出動も、サルシカに回収の依頼があってのことである。
依頼主は、写真左の元梨屋さん。
梨畑を廃園にし、梨の木をすべて伐採。
が、これまでお世話になった梨の木をそのまま放置しておくのはあまりに申し訳ない、ということで、薪として利用してもらえないか、という話であった。
薪ストーブユーザーが40名を越えるサルシカ隊としては断る理由がない。
ただちにメンバーを集めて出動となったのである。
それにしても。
最近、伐採した木の回収の依頼が多い。
ありがたいことである。
うちにもあるぞ~、という方はどんどん連絡をいただきたい。
お待ちしております(笑)。
木の回収の依頼が増える一方で、薪集めイベントに参加したい希望者もどんどん増えている。
昨年、今年だけで、10名近い薪ストーブユーザーがサルシカの隊員になった。
それだけ薪ストーブユーザーが増え、そして薪集めに苦労している人が増えているということであろう。
実際、あちこちで原木の争奪戦がはじまっているという。
困ったものだ。
これ以上、薪ストーブユーザーが増えたら、間違いなく薪の供給が追いつかなくなるだろう。
のんびりした薪ストーブライフを夢見て薪ストーブを導入したのに、血眼になって薪を探さねばならぬというのも悲しい話だ。
これから薪ストーブを導入しようと考えている人は、この現状を理解してからの方がいいかもしれない。
今回も新たに二輪さんと中井さん、そして下の写真の芳村夫婦が参加。
が、芳村夫妻は、薪ストーブユーザーではなかった。
はじめてイベントに参加した人は、みんから、
「どこのストーブを使ってるんですか?」と決まって聞かれる。
で、芳村夫妻はもじもじと恥ずかしそうに答えたのだ。
「実はストーブじゃないんです。風呂用の薪なんですが、よかったでしょうか・・・?」
はいはい、かまいませんとも!
だって、某鼻笛づくりの職人さんが、鼻笛用の材料として参加させてくれ、という依頼もあるぐらいですから。
有効活用されればそれでいいのです。
今回は美杉の岩田さんも初参加。
サルシカの隊員としては古参で薪ストーブユーザーでもあったのだが、いつも薪集めイベントの日程と何かがバッティングしていて参加できなかったのだ。
そして鈴鹿から佐野さんも初参加。
カヌー、薪ストーブのユーザーであるものの、サルシカのイベント初参加!
でも実は、サルシカ秘密基地のトレーラーハウスの水道工事の助言をしてくれたのは、この人であったりする。
もちろんサルシカ薪ストーブ班のレギュラーメンバーも。
「ま、ぼちぼちと・・・」最近余裕をぶちかましまくっている、まさやん(写真左)。
横山の金さん(写真右上)、玉城からなおやん(写真右下)も。
まだ薪ストーブを入れたばかりのなかい君は、チェンソーも軽トラもなく、なんとチェンソー使いのお父さんを同行して(笑)。
切った原木をビニールに入れ、乗用車に放り込んでいく。
うんうん、みんな最初は大変なのよ。
これからがんばって立派な薪ドレイになってね(笑)。
今回の参加者は、依頼主の元梨屋さんも含めて12名。
なかなかの大人数なのである。
静かな畑にチェンソーの音が鳴り響き、どんどん梨の木が片付けられていく。
みんな軽トラに梨の木を満載。
これで梨畑の倒木はほぼキレイに片付いた。
乗用車にもこうやって薪を放り込んで(笑)。
今回の戦いはわずか2時間。
各自軽トラ1杯ずつの分前であった。
2月にまた薪集めイベントを開催予定です。
また告知しますので、薪を欲しい方はサルシカを随時チェックしてくださいね。
また、木を片付けたい、もらって欲しいという方も、どしどしサルシカまで!!
お待ちしておりまーす!!!