第6回「すずきっくす伊賀で忍者になる?」

投稿日: 2013年02月15日(金)18:21

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写真/写真師マツバラ(松原豊)  文/すずきっくす

みなさん、こんにちは。
実はメカにそこそこ明るい、用務員さんチックな34歳、すずきっくすです。

ある日突然振ってわいた「自分のテレビ番組を地上波で作る」というまたとないチャンス。
しかし、その番組制作費である150万円は自分で集めろ、との指令。

果たして何処のナニモノかもわからない、小太りなこの男にお金を出す人は現れるのか?
期日(2013年7月)までに150万円という大金は集まるのか?

そして、本当に「番組」を作り、電波に乗せることが出来るのか??

どうぞ、その悲喜こもごもの記録をお楽しみいただければと思います。

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さて今回の報告は、「伊賀」です。
私の中で伊賀と言えば、銭湯!というくらい銭湯企画でお邪魔しているこの地。
この企画のスタート地点でもあります。

今回、その伊賀の「一乃湯」さんと「池澤湯」さんから協賛金をいただける、とお知らせを頂いたのです!!
急いで松原さんとスケジュールをあわせ、なんとか夕方前までの都合をつけました。
(毎回お忙しい中調整くださり、ありがとうございます!)

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そして、取材当日。

喜び勇んで上野市駅に着いた私は忍者でニンニン。完全に浮かれております。
ロータレ化計画はじめてのロケなのに、この時点では楽勝モードな顔ですね。

まさか、これが後のフラグとなるとは・・・このときは夢にも思っておりませんでした。

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まずお邪魔したのは、以前壁画を描かせていただいた池澤湯さん。
実はこっそり、壁画完成記念にサインなんぞもさせてもらってます。

さっそくお邪魔して、iPad片手にこれまでの流れを説明。

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「いやね、この話を見たときから面白いなぁと思ってたんですよ!」
ありのままの姿をお伝えしているこの企画。楽しんでいただけて、なによりです。

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笑顔で、協賛金5000円いただきました。ありがとうございます!!

しかしながら、やっている本人は毎日不安ばかり。やはり本当に150万円なんて集まるのか?
私は、元金融機関にお勤めだった池澤さんに思い切って相談することに。

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「何か、秘訣的なものというか、アドバイスなんぞいただけませんかね?」
「ん~、やっぱり何か足りないよなぁ。」
「まず服が地味。協賛をもらおう!というのに地味すぎてオーラがない。それじゃダメですに。」

笑顔のまま、さらりと飛び出すダメだし。グサグサと心に突き刺さるありがたいご指摘。

「そうでしょ!なんか足らんのですよ彼には。」
写真師 松原さんが続けて言う。

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「これは、忍者修行ですね。」
更に、同席していた池澤さんの娘さんで、伊賀忍者特殊軍団「阿修羅」に籍を置く有香さんからトンでもない提案。

え??
ニンジャシュギョウ???
私の脳内に、石垣登りやら水の上を走る姿、燃え盛る火を飛び越える映像が浮かびます。

果たしてこの小太りのおっさんに、そんな激しい修行が出来るんだろうか・・・

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「大丈夫ですよー、刃とかの方向に気をつければ。」
「けど、油断すると指落としますからね~。」

タオルを使っての「エア鎖鎌」を披露しながら、笑顔であっけらかんと言い放つくのいち。

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・・・かくして、私は上野公園へ向かうことになりました。(つづく)

現在の金額:227,500円
残りの金額:1,272,500円

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