めぐみごはん第13回『タラの芽の天麩羅!』

投稿日: 2013年04月16日(火)09:22

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text/M子

春です。
山菜の芽吹く春です。

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M子の暮らす集落の某所にも、春のおとずれが!
『タラの芽』です!
某所の持ち主さんに「採ってもええぞ」と許可をいただいたので、遠慮なく採ります!
夫が。
だってかなり傾斜のキツイ場所だし、私は誰もが認めるどんくささだし。

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(ドラえもんの声で)「高枝切りバサミ~!」
意外と芽のある場所が高いので、でっかい夫でも届かないのです。

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採れました。資源は保護せねばあきませんので、一回で食べ切る量のみ。
山菜特有の、青くて少しエグみのある香りがいたします。

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まったく気づきませんでしたが、よく見ると、小さくて黒い虫がビッシリ!
うぎゃあああ!
夫にしっかり流してもらいます。
それにしても一見、綺麗なのにテントウムシよりもっともっと小さな虫が密集していました。
怖いです。
みなさんも気をつけてくださいね。

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一口大に切り、衣を付けて・・・。
あ、M子家の天麩羅の衣には、卵は使いません。
薄力粉と水、それから氷!
あくまでも『ふわっと』ではなく『サクッと』を目指します!

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ジュワ~~~ッ!!!
およそ180度目安、短時間で揚げます!

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完成!
ちょんちょんと塩をつけていただきます!
噛むと、カリッとした衣の中からホックリと!
茎部分はホクホクで、葉部分は若芽の薫りが吹き渡ります!
ビバ!春!
と、讃えたくなる美味しさです。

こちらに越してきて初めて、山菜を口にしたときの衝撃は忘れられません。
そしてそれは、毎年食するようになった今も、毎回同じ衝撃を与えてくれます。
・・・それにしても、「山菜は料理屋さんで食べるもの」と思っていた過去が、信じられないです。

ご馳走様でした(*^^*)