「レッツ!里山ノルディック!①」第208回サルシカ隊がいく

投稿日: 2013年07月03日(水)13:24

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写真/写真師マツバラ(松原豊) 文/サルシカ隊長(奥田裕久)

サルシカのイベントの開催直前は、いつもハラハラドキドキなのである。
例によって今回も台風が沖縄方面から北上してきて、あららこれはヤバイんでないの、って展開であった。
今回の第2回サルシカ秘密基地イベントは、里山を歩くノルディックウォーキングである。
しかもお弁当の手配もある。
直前で中止とはいかないのである。

前日まで天気予報とにらめっこしつつ、「よし、いける」「ああ、ダメだ」と一喜一憂の連続であった。

が、当日、少し湿度は高いものの、うっすらと晴れた、絶好のウォーキング日和。
ワハハハ、ザマミロ。
誰に言ってるのか自分でもわからんが、ヘラヘラと笑いながら集合場所の美里ふるさと資料館へ向かったのである。

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今回のイベントの主催はサルシカであるが、運営は「レッ津!ノルディック!」という市民活動グループにお願いした。
写真中央の渡辺さんが会長、右端の「たむけん」が事務局長である。

そして「鈴♡1ノルディック」を主催するナガノスポーツさんにも、レンタルポールの用意など、いろいろ協力していただいた。
つまり今回は、3つのグループが協力して行うノルディックウォーキングなのである。

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ここで改めてノルディックウォーキングについて説明しておこう。

2本のポール(ストック)を使って歩行運動を補助し、運動効果をより増強するフィットネスエクササイズの一種。
クロスカントリーの選手が、夏の間の体力維持・強化トレーニングとして、ストックと靴で積雪のない山野を歩き回ったのがはじまりと言われている。
年齢性別を問わず気軽に楽しめ、エクササイズの効率が非常に良いのがポイント。
全身の約90%の筋肉を使用する有酸素運動を、疲れをあまり感じることなく長時間行えるのが利点。
通常のウォーキングでは1時間に約280カロリー程度しか消費しないが、ノルディックだとなんと約400カロリー程度まで引き上げることが可能。
ダイエット効果も絶大!!!

で、いま全国でブームになりつつあるのだ。

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そのノルディックの人気にあやかり、三重県津市にある人口4,000人弱の美里町にひとりで多くの人に来てもらえれば、ということで今回の企画はスタート!

で、せっかくなので、美里の歴史をしってもらおうと、コースを設定。
その目的地では、美里ボランティアガイドのみなさんに案内と紙芝居による説明をしてもらうことになっていた。

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サルシカを代表して先頭を歩いてもらう、ひだのんさん。
でもスタートまえは駐車場の整理係(笑)。
もうこれはサルシカのイベントでは欠かせない仕事となってます。

しんがりを務めるのは、西川のお父ちゃん。
みんなのあとを車で走り、体調が悪くなった人やギブアップの人を回収してもらうことに(笑)。

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集合時間の9時になると、美里ふるさと資料館のある長野小学校には、70人近い人が!
全児童数30人ちょっとの学校に70人!!
この賑やかさだけでもありがたい。

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レッ津!ノルディックを代表して「たむけん」がごあいさつ。
そつなくこなす。
続いて隊長のワタクシから注意事項。
が、イベント名すら忘れてしまって、たははははと笑ってます(笑)。

初心者の人は、ポールのレンタルと高さの設定を。

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続いて、初心者のひとのためにノルディック体験講座!
ひととおりの基本をここで教わります。

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とはいえ、ノルディックウォーキングは誰にでも簡単にできるエクササイズ。
ちょっとコツを覚えるだけでOK!!

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そして、ひだのんさんを先頭にいざスタート!!

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長野小学校を出て細野の集落をのぼります。
昔ながらの家々の間を歩くのも結構いい感じ。

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近所のおじいちゃん。
いきなりポールを持った70名もの人がぞろぞろ歩いてきたもんだから、

「きょうは一体なんやな?」

写真師は「さんぽ、さんぽ」とテキトーなことを(笑)。

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実は今回のコース、行きはずっと登り坂。
スタートして5分も経っていないのに、サルシカ隊スタッフのやまぴーはグロッキー気味(笑)。

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細野の集落を超えると、棚田と経ヶ峰がどどんと広がります。
さて、ここからが見どころ!!

今回は写真が多いので、連続3日公開でお送りします!
お楽しみに!!!