「極秘プロジェクト『salP(サルピー)』始動!」第228回サルシカ隊がいく

投稿日: 2013年11月28日(木)15:02

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三重のローカルブランドTシャツの販売計画が「salT(サルティ)」。
が、これはこれからはじまるサルシカの壮大なプロジェクトの序章にしかすぎなかった。

これから、第2、第3のプロジェクトがはじまるのだ。
しかもそれぞれが完全に連動し、相互に補完しあい、そして相乗効果を生み出していく・・・はずの計画である。

実はすでにひとつの計画が密かに進められている。
年末には発表をしようと考えている「salB(サルビー)」プロジェクト。
もう実際に製造は進んでいて、一部取材も済んでいるので、内容を話したくて話したくて仕方ないのであるが、これは公式な発表のタイミングを待つとして、今回は第3のプロジェクト「salP(サルピー)」の話である。

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11月18日。
サルシカ田んぼの年内最後の草刈りが行われた日。
実は、この「salP」プロジェクトの極秘会議も準備されていたのである。

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日が暮れて。
ワレワレは石油ストーブにドデカ鍋を乗せて鍋の準備をしていた。
冷蔵庫にはキンキンに冷えたビールがぎっしりと入っている。

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この日の鍋はキムチ鍋。
なぜ会議をするのに鍋が必要なのか。
ビールを飲む必然性があるのかさっぱりわからないが、ワレワレは飲んで食べないとモノゴトを先に進めることが出来ない困った人たちなのである(笑)。

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極秘会議に出席した面々を紹介しよう。
草刈りにひき続いて出席なのが、サルシカ副隊長キヨちゃん。
彼は自動車整備工場を営む経営者である。

そして銭湯企画のリーダーであるケロリン。
実は彼は、三重を代表するとある施設で働いている。
その知識が必要であった。

そして大工のT橋さんとK保さん。
鼻笛の池山大工。
大工さん3人が参加しているのも今回の計画の大きなポイントである。

これに隊長のワタクシと、お手伝いのすずきっくすの7人で会議を行う予定であったのだ。

が、乾杯をして、鍋をつつき始めるやいなや、
トレーラーハウスの外から鼻笛の音が。
奏でられている曲はベートーベンの「第九」(笑)。

遅れていた鼻笛の池山大工がやってきたのかと思ったら、実はこの人だった。

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中谷のお父ちゃん。
この人は愛知県在住である。
しかも最近仕事が忙しくドタバタしている人である。

会議に来てくれたら非常に助かる人であったが、さすがに平日の夜はムリだろうと思って、
Facebookで「きょうこんな会議をやるよ。アツアツの鍋とキンキンのビールあるよ。来れるもんなら来てみろ、やーいやい!」と投げかけておいたのである。
くやしくて地団駄を踏む姿を想像してムヒヒと笑っていたのである。

が、彼はやってきた。
しかも鼻笛を吹きながら。
わわわと驚くワレワレの姿を想像しつつムヒヒと笑いながら、愛知県から密かに車を走らせ、そして「じゃじゃーん」と登場したのだ(笑)。

ま、この時点で40代50代のおっさんたちがやることではない。
子どもだ。
しかも純粋な目キラキラ少年ではなく、こまっしゃくれたガキどもである。

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「会議のまえにごはんを炊くね〜。
 鮎めしだよ〜」

中谷のお父ちゃんはなぜかいつも携帯かまどを持参している。
携帯といってもかなりデカくて重い。
それに火を入れ、ごはんを炊きはじめる。

この人はこうしてごはんを炊き、ふるまうのを至上のよろこびとしているのだ。
そういや秘密基地のときも、ごはん炊きのおとうちゃんとして大活躍をしてくれたのであった。

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鍋も食べた。
ビールも飲んだ。
ついでに日本酒も飲んだ。
そして鮎めしも食べた。

ようやく本題の会議がはじまった。
大工さんと自動車関係者が真剣に話し合う。
いろんな情報を出し合い、アイデアや工夫を並べていく。

ここまで読んで、ワレワレが何をつくろうとしているのか、何をしようとしているのか、すでに勘の良い人はうっすら気づいたかも知れない。
ひょっとしたらアレか、と思った人がいるかも知れない。
特に、サルシカを隅から隅まで見ている人は、「え、まさか・・・」と思ったかもしれない。

そうその「まさか」なのだ。
ついにワレワレはやっちゃうのだ。
オリジナルで!

が、だからといってFacebookなどでコメントしちゃいけませんよ。
お楽しみは引っ張るものなのだ(笑)。

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今回の計画は、いかにもサルシカらしいものを。
これまでになかった展開で、しかもトテツモナク安く提供しようじゃないかってのが目的である。

うーん書くのがむずかしいなあ。
何を書いてもすぐバレバレだなあ(笑)。

なので乱暴に話を続ける(笑)。
まずワレワレは、試作品をつくることになったのだ。
試しにひとつ作っちゃうのだ。

その試作品をワタクシと写真師マツバラが実際に使い、レポートし、さらにバージョンアップしていく・・・という流れも決まった。
もうみんなノリノリで、どんどん話が決まっていく。

なんたってまず自分たちがほしいものなのだ。
ここはああしよう、表面の素材はあれにしようと話は進む。
そして、秘密基地建造計画のときに恒例となった大工のT橋さんによるスケッチがはじまった。
この人の絵は、よく言えば味があるのだが、はっきりいうと珍妙なのだ。

が、このスケッチを元にして実際に形になっていくのだから面白いし恐ろしい(笑)。
秘密基地もこんなところからスタートしたのだ。
やればできるのだ!!
願えば叶うのだ!!
何事も!!!

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今回はその全容をあえて見せない。
試作の様子もレポートしていくので、ワレワレが何をつくろうとしているのか。
何をしようとしているのか。
ぜひ期待していてもらいたい。

冗談のようなものを本気でつくりたいと思っている。
そして堂々と、公式の場に、しかも盛大に出して発表したいと考えている。

これはサルシカが三重から全国へ飛び出す布石でもある。
ワレワレはやるのだ。
だってサルシカ隊だもの(笑)。