キャンピングカー、志摩市へ行く!食とご利益と美しい風景を求めて放浪の旅・後編♪

投稿日: 2014年01月30日(木)09:05

提供:ゲンキ3ネット

旅ぐるま放浪記』2014年1月

新しく開通した第二伊勢道路を通り、志摩市へと上陸したキャンピングカー。さらなる観光スポットを探し、海辺の町をひたすら食べ巡る旅!後編です♪

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それにしても、海辺の町は潮風がとっても冷たくて、かなり寒いです(汗)
そんな寒い冬でも快適な旅が出来るように、キャンピングカーには「FFヒーター」と呼ばれる暖房機器を搭載しております。

002FFヒーター

「FFヒーター」は、エンジンを掛けていない状態でも稼働可能。
しかも、ガソリン1リットルで約10時間稼働する事が出来るという燃費の良さ!それなのに、常夏の島に居るような温かさ!
二酸化炭素排出量も少ないので、ガソリン節約&経費削減、そして環境保護へも貢献も出来るという、マルチに優れた暖房器具なのです。
車中泊には必需品♪
そんなFFヒーターフル稼働で、再び、志摩市を散策です。

「大王崎灯台」

国道260号線から、“大王崎入口”交差点を左方向へ。
灯台を模したアーチを抜け、県道を波切漁港の方へ降りて行くと、“日本の灯台50選”にも選ばれた、美しい白亜の「大王崎灯台」が見えてきます。

003大王崎灯台

この辺りの海は、遠州灘と熊野灘がぶつかる、波が激しい所。そんな海に突き出た大王崎は“海の難所”と呼ばれる程、事故の多い場所でもありました。

そんな地に、待望の灯台が作られる事にあったのは1927年。
巡洋艦が座礁するという大事故が起きた10年後の事でした。

灯台は、2004年、自動測定の高性能レーダーが設置された事により無人化されていますが、それまでは、東海地方で唯一“灯台守が管理する有人灯台”でした。(←志摩市・安乗崎灯台は1988年に無人化。最後まで有人灯台だったのは長崎県・女島灯台、2006年に無人化)
ですが、その有人灯台としての歴史はひっそりと幕は降ろされ・・・現在、内部は参観灯台として開放されており、頂上まで登る事が出来ます。

参観寄付金、大人200円。
2013年には、国の登録有形文化財に指定。
熊野灘、遠州灘、そして大王町が一望出来るその美しい場所は、かつて映画のロケ地でも使用され、毎日多くの観光客が訪れています。

灯台の隣には、資料館も併設。
高所恐怖症で無ければ、是非どうぞ。

004八幡さん公園

大王崎灯台の近くにある八幡さん公園は、かつて、九鬼水軍の「波切城」があった場所。
大王崎灯台と太平洋が一望出来る素敵な場所ですので、こちらにも立ち寄られる事をお忘れなく。
ちなみに、灯台の頂上から下を覗き込むと、そこにはちょっとしたメッセージが・・・。
登られた方は、是非見てみて下さいね!

基本情報はこちら「大王崎灯台」

*漁協や周辺の駐車場をご利用下さい。(有料300円~)
*気象状況により参観が中止される場合がありますので、ご注意下さい。

☞ちょっと寄り道
「海産物専門店 魚武商店」

大王崎へ来たら、ここを忘れてはいけません。
漁協の駐車場の斜め前にある海産物専門店「魚武商店」さんです。

005魚武商店

新鮮な干物の販売と、新鮮な魚介類を目の前で焼いて食べさせてくれるお店です。
地元の名物として有名な「さめたれ(800円)」という、地元・伊勢で作られた特別なお醤油で漬け込んだ鮫の干物が売られています。
他にも、ふぐやウルメイワシの丸干しなど、地元では売っていない干物が店頭に並び、このお店の前だけは、いつもお客さんで賑わっています。

もちろん、珍しい干物が売っているという理由からだけではありません。
お天道様の光でじっくり干された魚だからこその味わいが、ここの干物にはあるんです♪
これが天日干しの成せる技!とにかく、美味しい!の一言です。

ちなみに、お店の干物は全部、試食可能。
是非、この美味しさを体感して頂きたいと思います♪
遠方からの来店でも、お店の方で発泡スチロールや保冷剤を用意して頂けるので、安心して購入出来ます。
こういったサービス、本当に助かりますよね♪
ありがとうございました~!

基本情報はこちら「海産物専門店 魚武商店」

「汗かき地蔵」

魚武商店さんから歩いて1分程の所に、志摩のミステリースポットがあります。
それが「汗かき地蔵(霊汗地蔵)」さん。

006汗かき地蔵さん

その年が良い年であれば白い汗、悪い年であれば黒い汗をかく・・・という不思議なお地蔵様で、お寺では、その汗の色で年の吉凶を占うとか。
アンビリィバボォォ~!(汗)

こちらのお地蔵様は、村人が漁をしている時に三度も網に引っ掛かって来た為、陸へ引き揚げた所、奇妙な事が起こるようになり、たたりを恐れ、この地へ祀られる事になったんだそうです。

それからというもの、この石仏を拝むと、病気が治癒した、漁船が遭難しても無事帰って来れた・・・と、そのご利益は絶大。
また、殺されそうになったお姫様の身代わりになって受けた傷が、今でもその体に残っているとか。
とにかく、不思議いっぱいのお地蔵様です。

毎月24日は、お地蔵様の御縁日。
2月24日には「汗かき地蔵まつり」が開催され、露店も出て、大変な賑わいを見せるのだそうです。
ミステリー大好きな方は、是非ご自分の目で、その不思議さを確かめてみて下さいね♪

34.278423,136.895539

「汗かき地蔵」
志摩市大王町波切 堂の山薬師堂内
0599-46-0570(志摩観光協会)
駐車場有(3台)

さてさて・・・
志摩市内を走っていると“手打ちうどん”と書かれた看板をよく目にします。
そんなお店の中で、うどん超大好きな私(と旦那)が選んだ、こちらの2店舗をご紹介したいと思います。

「手打ち合鴨煮込みうどん かなや」
阿児町立神地区から鵜方まで抜ける道沿いあるお店です。

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“手打ちうどん”と“合鴨”の文字に惹かれ、飛び込み入店!
合鴨には不飽和脂肪酸やリノール酸などが豊富に含まれ、とても体に良いという食材。
それをメインに打ち出しているのですから、食材に対して、かなりのこだわりを持っている様子・・・。
そんなこだわりが反映されてなのか、メニューも至ってシンプルで、煮込みうどん3種、ざるそば、そして合鴨丼やおにぎりなどのご飯物のみ。
自然と、期待に胸が膨らみます♪

008煮込みうどん

注文したのは、のれんにも書かれていた合鴨煮込みうどんの味噌味(1000円)。
手打ちならではといった感じの、武骨な独特の麺。
しっかりと腰があり、煮込みうどんの為だけにある!といっても過言ではないような程太くて、モチモチしています。
これが、とにかく美味しい!
そして、クセになります。

自家製だという味噌との相性も良く、ここだけでしか味わえない煮込みうどんでした。
このうどんに惹かれ、毎日通う常連さんもいらっしゃるとか。
合鴨の臭みも一切感じられる事もなく、具材もたっぷりと乗っているので、これだけでお腹いっぱいになります。
久々に“手打ち”の良さを感じたお店でした。
ご馳走様でした~。

志摩市阿児町鵜方3061-244

「手打ち合鴨煮込みうどん かなや」
志摩市阿児町鵜方3061-244
0599-43-3635
11時~19時
火曜定休日
駐車場有

「手打ちうどん かめ吉」

カレーうどんが美味しい!という評判を聞き、訪れたのがこちらのお店。
志摩庁舎のすぐ近くにあります。

009かめ吉

注文したのは、美味しいと評判のカレー定食(カレーうどんと天むすのセット・1350円)、そしてキムチ味噌鍋焼き定食(鍋焼きうどんと唐むすのセット・1450円)と、わかめうどん(650円)です。

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麺は、ご主人の手打ち。
鍋焼きにしても程良くコシがあって、喉越しも良く、セットになった“唐むす”や“天むす”との相性も抜群で、どれだけでも食べられそうなくらい美味しいです。

クセになりそうなカレーの出汁は、全体のバランスも考えられてか、辛さも控えめ。
“唐むす”の唐揚げは、単品でも出せそうなくらいしっかりと味付けされているし、“天むす”も、海老天だけではなく、ほんのり梅味のついたお漬物がアクセントに中へ入れられていて、うどんだけでなく、サイドメニューのご飯物にも、一つ一つ、すごく丁寧に作られているのが分かります。

ちなみに、単品のうどんに、プラス300円で“卵丼”or“唐むす”or“天むす”の中から一品 、プラス350円でサラダを付けてセットにする事が可能。
ボリュームたっぷりで、お腹も満足♪体も温まって、大満足♪
関西系のお店なのか、わかめうどんには、揚げ玉が別添えで付いていました。これは嬉しいサービスですね!
ご馳走様でした~!

志摩市阿児町鵜方2407-6

「手打ちうどん かめ吉」
志摩市阿児町鵜方2407-6
0599-43-5560
11時~14時半 17時~20時半
木曜日定休日
駐車場有(*道路の向かい側にもP有)

☞雑賀のおススメ♪
「志摩市の夕陽」

志摩市は、朝陽や夕陽が美しい事でも有名な町でもあります。
ここでは、夕陽がとっても綺麗に見えるお勧めスポットをご紹介したいと思います。

「ともやま公園」 
この公園の展望台が、夕陽がとっても美しい場所として、評判のスポットになっています。
リアス式海岸ゆえ、大きな波が漂う事もなく、海面はまるで鏡のよう。
そんな海面に、沈みゆく太陽や真っ赤に染まる空が映し出された瞬間・・・それはまるで、映画のワンシーンでも見ているような気分になる程です。
そんな素晴らしい光景をカメラに収めようと、週末の夕刻になると、シャッターチャンスを待つカメラマン達で溢れ返ります。

011ともやま公園

また、こちらの公園には、シーカヤックでの英虞湾ツーリングや、他にも様々な体験をさせてくれる「志摩自然学校」という施設があります。
志摩の美しい風景を眺めるだけではなく、志摩の海をしっかり体験出来てしまうのですから、これは絶対に楽しい事間違いなし!
志摩自然学校(ともやま公園観光センター)の建物の裏には、大きな芝生広場と“ともやま展望台”があり、こちらからの眺めも最高ですよ♪
是非どうぞ~。

志摩市大王町波切2199

志摩市大王町波切2199
0599-72-1733

基本情報はこちら「志摩自然学校」

「西山慕情ヶ丘」
阿児町立神地区に、英虞湾を一望出来る、“日本の夕陽百選”にも選ばれた場所があります。

012慕情ヶ丘

何故、慕情ヶ丘という名が付いたのかと言いますと・・・
かつて、恋人同士であった男女が、英虞湾を一望出来るこの地を訪れた時、そのあまりの美しさに魅了され、是非とも対岸へ渡りたい!と、男はたった一人、小舟を借りて海へと漕ぎ出しました。ですが、春の嵐に巻き込まれ、舟は転覆。男は、帰らぬ人となってしまいました。
それを悲しんだ女は、この地に桜を植え、毎年毎年春になると、帰らぬ男の為に祈りを捧げ続けたという。
それを見た人々は、この場所を“慕情ヶ丘”と名付けた・・・と伝えられています。

海に突き出た岬の先端の、かなり入り組んだ場所にありますが、要所要所に案内板が立っていますので、すぐ分かると思います。
ちょっと道が細いので、ご注意下さい。

34.303461,136.828757

「西山慕情ヶ丘」
志摩市阿児町立神
駐車場有

リアス式海岸に沈む夕日の美しさは、言葉では表し切れないくらいです。
是非、見て感じて欲しいと思います・・・。
志摩市へお越しの際は、カメラを絶対にお忘れなく~。

「横山石神神社」

国道260号線から、横山展望台へ入る道沿いに、男女問わず「一生の内に一事は必ず願い事を叶えてくれる石神さん」と謳われた神社があります。

013石神神社

ご祭神は、天照大神様の御子、「闇靇神(くらおかみのかみ)様」。
天永龍王大明神という龍神様(蛇様)です。
かの御木本幸一翁も、真珠の養殖成功をこの神社で祈願されたとか。
どうしても叶えて欲しい事があるのなら、こちらの神社を訪ねてみましょう。
もしかしたら、叶うかもしれません♪
そして、願い事が叶った暁には、必ず誠心よりの御礼を申し上げ、且つ、それを世の為人の為にお返しする・・・という、陰徳積善(人の目につかない所で善い事をし、徳を積む)のお約束事があるという事・・・絶対に、お忘れなきように。

34.333956,136.801566

「横山石神神社」
志摩市阿児町鵜方874-4
0599-43-0421
駐車場有
*道が細いのでご注意下さい。

☞ちょっと寄り道
「宇賀多神社」

こちらの神社は、迷える受験生達にとって、とっても縁起の良い神社という事で、今話題の有名スポットなんだとか!

014宇賀多神社

何故かと言いますと、
宇賀多→うがた→うかた→うかった→受かった→うっ勝った・・・
・・・という事だそうです(汗)
お祀りされている神様も、正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(まさかつあかつかちはやひあめのおしほみみのみこと)と、何ともまぁ、見ただけでも勝てそうなお名前じゃありませんか!

また、境内には、大きなご神木が立っています。
これは“竹柏(なぎ)”の木で、厄難災難を「なぎ倒す」「難儀たおす」という事から、災難厄除けの象徴として、旅人の道中のお守りとして、この木の葉っぱを身に付けたんだそうです。
この竹柏のお守りは、社務所で授与しています。
受験生や、勝利を手にしたい方にお勧めします。

34.332537,136.823277

「宇賀多神社」
志摩市阿児町鵜方1550
0599-43-0332
駐車場有

「竹内餅店」
国道167号線沿いに、さわ餅を売っているお店を発見しました!

015竹内餅店のコピー

旅の土産でも購入しようと、ちょっと立ち寄ってみました。
購入したのは、よもぎ餅と白餅が半々になった10個入りのセット(700円)。
さわ餅は、江戸の天保時代より、志摩地方の行事には欠かせない和菓子なんだとか。
そんな歴史ある和菓子なんですから、美味しくない筈がありません。
ほんのりと塩味が効いたお餅は、杵つきというだけあって、ふわふわモチモチ♪中にはあっさりめの餡子が包まっていて、これがまた美味しいですよ~!
HPを検索したら、こちらのさわ餅、何と、第22回菓子大博覧会審査総長賞受賞の商品なんだとか?!
売切れ次第、営業は終了。
お早めに~!

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「竹内餅店」
志摩市磯部町穴川1182-11
0599-55-0613
8時~17時(無くなり次第終了)
駐車場有(*狭いのでご注意下さい)

さて、今回の旅はいかがでしたでしょうか?
志摩市は、とにかく広い・・・広過ぎて、前編後編だけではご紹介し切れないくらいです。志摩市は、漁港の近くはもちろん、国道沿いにも多々公衆トイレが設置されているので、ドライブ旅がしやすい街。
なので、機会があれば、是非是非、再訪したいと思います!

さて、次はどこへ行きましょうかね~。
そこに道路がある限り、我々はまた旅に出ます!
美味しい物と美しい風景とご利益求めて、三重県中を放浪の旅~♪

                            
写真・文/雑賀朱理