「浄化槽の上の部分をコンクリで固めるんですよ〜。
それまでにね、汚水を入れる配管をやってもらわないといけないんですよ〜」
電話の向こうのＨさんは非常に申し訳なさそうに話した。
Ｈさんは今回の浄化槽工事を引き受けてもらっている工務店さんだ。
われわれサルシカの台所事情を察して、非常に好意的なありがたい条件で工事を引き受けてもらっている。
それでも限界があるので、できるところはわれわれが自分たちでやる、できるかぎり手伝う、ということになっていた。
来週にもトイレの工事がスタートする。
つなぐべき配管、そして浄化槽の工事を終えておかねばならぬ。
気持ちだけ焦りつつも仕事に追われ、その週末を迎えたのであった。
この日、浄化槽から側溝への排水の工事が業者さんによって行われていた。
知識と経験をもった人がいるのである。
チャンスだ！！
で、ワタクシは急きょ、事前にメモしてあった塩ビパイプやカーブさせるエルボー、インバート枡などをホームセンターに買いに入る。
そして、小さなユンボで作業をする兄ちゃんの横で、いじらしくスコップで穴を掘りはじめる（笑）。
ユンボだとものの数秒で掘れる穴が、手掘りだと30分もかかってしまう。
排気ガスは出さないが、汗とため息と愚痴を出す（笑）。
お兄ちゃんにアレコレ細かく確認しつつ作業。
浄化槽の上部の口に100πの塩ビパイプを突き刺し、専用接着剤でとめる。
途中でストレート枡を入れる。
エルボー（カーブさせるやつね）をかまして、石垣に沿ってパイプを上げる。
あげたところにも掃除用の穴（チーズ）をかます。
すべてお兄ちゃんから聞いてやっているので、問題なく進む。
が、穴を掘ったり、塩ビを切ったり、これが結構疲れる。
作業開始から2時間ほど。
ようやく本日の作業終了〜。
石垣より上の配管はイベント時にやる予定なので、ひとまず入口をふさいでおしまい。
今回の作業はわたしひとり。
なかなかワタクシもやるではないか、ふふふ。
作業員のお兄ちゃんも、ワタクシにアレコレ邪魔されつつも、浄化槽から側溝への配水工事を終えていた。
これで浄化槽の工事はほぼ終了。
あとは、浄化槽の上のコンクリと、ブロアー（空気を送るやつね）の設置をして完了である。
着々と進んでいる秘密基地工事。
サルシカに美しき水洗トイレが出来る日は近い！！！（笑）
