第54回「5時間で回る!薪ストーブ見学ツアー」

投稿日: 2008年12月12日(金)20:22
2008年12月12日(金)
t054
00117 サルシカ隊の薪ストーブユーザー4名が、それぞれの薪ストーブおよびお宅拝見をしようということになった。

個別には会ったり、ブログ上ではやりとりしているが、みんなで揃うのは初めて。

それぞれのお宅にお邪魔するのも初めてである。

隊長宅の煙突と薪棚です
00215 まずは隊長宅からということで、午後1時に津市のはずれの山の中にある隊長宅に集合。

集まったのは、まさやん隊員ともりやん隊員。
たかお隊員は仕事の都合で途中参加となった。

駐車場の薪棚。屋根が超乱暴
00314 しかし、なぜ5時間であるか。
午前中はもりやんの学校行事があったり、夜は隊長が用事があって、5時間しか都合がつかなかった話である。

が、やるとなったらやるのだ!
わずか5時間で4軒、100キロ近くを走って薪ストーブをめぐるのである!!

蔵の周囲も薪だらけ
00413 隊長宅の薪ストーブはヨツールのF600。
ノルウェイ製で、一番大きいサイズ。

古民家ですきま風が多く、がんがん燃やしている。

炉台が瓦で出来ているのが隊長の自慢。
薪ストーブ屋さんが、古民家に合うようにと、つくってくれたのだ。

005b1
「あったまりますなぁ・・・」とオッサン3人とネコ1匹(笑)
00613 隊長宅はしょっちゅう紹介してるのでこれぐらいにして、次のお宅へ。

同じ津市内だが、端っこから端っこへの移動。
25キロほど車で走る。

続いては、まさやん隊員のお宅である。

もりやんのワゴンで移動だ!
00712 午後2時半。
まさやん宅着。

駐車場や家の裏に手作りの薪棚が並んでいる。
2×4の手作り。
屋根もちゃんと作られていて、几帳面なまさやんの性格が出ている。

住宅街にある家ですが、薪は自分で確保
0099 00813
薪はこうして1年以上乾燥させます 薪ストーブは人間性が見えます
01010 01110
やっぱりストーブの前にはネコです 天井まで煙突が伸びてます!
011-2 まさやんはDIYが趣味です。
薪にはカメムシやらゴキブリがよくついているので、薪の保管箱をつくり、そこからストーブへ放り込みます。

几帳面、実直、コツコツ・・・。
これらの言葉は、まさやんのためにあります。

まさやん宅の薪ストーブは、隊長宅と同じヨツールですが、1サイズ小さいF500。

すごく高い吹き抜けを煙突が一直線に伸びてます。

012b
奥様に出していただいたバームクーヘンを食べるオッサン3名
012-1 012-2
駐車場の製作中でした DIYやってます、って感じ
01313 ちなみに後ろのガレージも、まさやんの手作り。
そのすごさに驚き、反省しまくりの隊長でした。
01411 続いて、また30分ほど車で移動し、松阪のはずれの山中にある、もりやんのお宅へ。

到着したのは、4時半すぎ。
すでに暗くなってきてます。

まさやん家でバームクーヘンを食べてのんびりしすぎました。

014-2 もりやん家にもガレージがあります。
なんと3階建て!
そしてなんとなんと!これも、もりやんの手作りです!
基礎から自分でやり、3年かかって完成させたそうです。

あまりのすごさに、隊長もまさやんも唖然。

014-3 ガレージは男の夢の空間です。

薪ストーブを見るのを忘れて、「いいなぁいいなぁ」とガレージを見て回る。

014-5 庭づくり用の石が大量に転がっていた。
これまでの3軒の家に共通していたのは、やりかけのものが大量に放置されていること!

やりたいことが多すぎて時間が足りないのだ(笑)。

0159 0166
これまたしっかり作られた薪棚 ガレージの上にも、すぐ使う用が・・・
01710 もりやんが薪ストーブユーザーになったのは今年からである。
つまり、焚きはじめてまだ数ヶ月である。

にも関わらず、この薪棚と薪の量!

薪ストーブを買う前から準備をしていたそうだ。
すごいのである!

0185 薪ストーブはまさやん宅と同じF500。
3軒ともヨツール。
人気だなぁ。

新米なので着火はまだ苦手。
反則ワザのバーナーを使って、一気に火をつける(笑)。
0198 0205
レーザー温度計です 自作の五徳です
020-2 炉台ももりやんの手作り。
すごいなぁ、と感心しきりのまさやん。

火の起こし方、灰の処分の仕方もみんなそれぞれ違って面白い。
話しても話してもネタが尽きない。

もうこれは薪ストーブオタクだ(笑)。

021b2
もりやん宅は、BESS(旧ビッグフット)のログハウスであった
0226 そして最後に、もりやん宅から車で15分ほどのところにある、たかお隊員のところへ!

たかお隊員は、薪ストーブの販売もしているし、ユーザーでもあるのだ。

時間はすでに6時5分前。
もはや時間ギリギリであった。

ブログ用の写真を撮るたかお隊員
023b2
たかお宅の薪ストーブは、アメリカ製のMOSRO。10年以上前に設置した
0244 4人の中でたかお隊員が一番最初の薪ストーブユーザーである。

使いはじめて10年以上。
焚きかたにもなんだか余裕を感じる。

今回まさやんがカメラマンをしてくれた
025b1
最後に4人全員が揃って、たかおさん宅のMOSROの前で・・・・
たった5時間だが、4軒のお宅の4つの薪ストーブを見てまわった。

そしてわかったこと。
それはどの家でも、薪ストーブを中心に家族の生活があるということだ。

薪を集める、薪を割る、薪棚に並べて乾燥させる、家に運ぶ、ストーブに入れる・・・暖かさを得るためにこれだけの手間がかかるが、みんなそれを楽しんでいる。

「薪ストーブを入れてからテレビをあまり点けなくなった・・・」

これは4人全員の言葉。
炎の前で語らい、食事し、時にお酒を傾ける・・・。
なかなか素晴らしい日々なのだ。

あと最後にもうひとつ。

「薪ストーブはとっても素敵。薪さえ旦那が入れてくれれば」

これもそれぞれの奥さんの共通発言だ(笑)。