「ベルヴィル歓迎会!」第266回サルシカ隊がいく

投稿日: 2014年06月30日(月)14:54

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今回はサルシカ秘密基地で開催されたある歓迎会の紹介である。
ここでいう歓迎会とはつまり宴会であるからして、詳しくその一部始終を書いても仕方ないので、今回は簡単に紹介だけしておこうと思う。

以前からチラリチラリと書いてきたのだが、実は今年(2014年)の11月に、この三重県津市美里町に劇場がオープンする。
人口4000人を切る、小さな里山に、なんとお芝居の劇場が誕生するのである。

その準備も含めて、すでに東京から3人の男たちがこちらに引っ越してきているのである。
来る日も来る日も劇場となるべき倉庫でホコリまみれになって働いているのである。

その彼らとは・・・・
第七劇場
東京を拠点に世界で活躍してきた劇団である。

そんな彼らが、いろんな縁からこの美里にやってきた!!!
ベルヴィル・・・美しい里(村)という、まさに地域に根ざした劇場になるべく!!!

これは歓迎パーティだ!! ウェルカムパーティだ!! ということになったのである。

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この日は、美里総合支所から支所長も含め何人も参加。
第七劇場を誘致し、今後一緒に活動する津あけぼの座のみなさん、そしてサルシカ隊の面々も。

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写真右上、坊主頭にジージートップのようなヒゲを生やしたのが、主宰の鳴海さん。
見た目は正直あやしい。
同じ坊主ヒゲのサルシカ隊長と歩いていたら、間違いなくみんな怪しい宗教集団と思って逃げ出すに違いない(笑)。

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写真左上が、津あけぼの座の油田さんと山中さん。

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写真右上、手前から、第七劇場の役者さんの小菅さん、その奥が伊吹さん。
鳴海さんと小菅さん、伊吹さんはただいま共同生活中。

鳴海さんはチベット系、小菅さんはアラブ系、伊吹さんはキリスト系の宗教の方々みたいだな、、、、とサルシカの一部の面々は噂をしていたりする(笑)。

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いろんな人がやってきての宴会となった。
途中でかき氷のハニーウィスキーかけを出したのがよくなかった。
もうこれを食べた人はてきめんに酔っ払い、はげしく壊れていくのであった。

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出来たばかりのサルシカ・キッチンは大活躍。
トレーラーハウスで早々に倒れているのは大工のT橋さん。

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そしてみんなが十分に酔っ払い、そして満月がサルシカ秘密基地の空にかかる頃、そのお芝居ははじまった。

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津あけぼの座、油田晃無茶ぶりによる即興舞台(笑)。
タイトルは「まんまるお月さまとお母さん」(たぶんこんな感じ)

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いやー、なんとも愉快な夜であった。
笑いが止まらないお芝居であった。
あまりに盛り上がりすぎて、月夜に向かって吠えすぎ、このあとおまわりさんが見回りにきてしまった。
ご近所のみなさん、おまわりさん、ごめんなさいなのだ。

でもわれわれ美里を拠点にするサルシカ隊にとって、こんなに嬉しい夜はなかったのだ。

美里に劇場が出来る。
文化拠点が誕生する。
こんな夢みたいな話が現実になるなんて本当に想像もしていなかった。

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津市美里町のベルヴィル。
みなさんもぜひご注目ください。
情報はサルシカでもどんどん発信していきます!!