第2回「ツリーハウス宣言」

投稿日: 2008年07月09日(水)20:32

サルシカのホームページをご覧の皆さまへ

初めまして株式会社アイシーエー・アソシエィツの佐々木宏和と申します。

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たまに紹介していただいているようなので、簡単に自己紹介をさせて頂きます。
隊長の奥田さんやカメラマンの準さんと同級生の42歳です。
高校を卒業し、その後の波乱万丈の人生は一部の方のみぞ知る過去の話しではありますが、現在は名古屋と横浜で建築設計会社を営んでおります。

今回、何かのご縁(無理やり?)があり、ツリーハウス(以後TH)プロジェクトの一員として参加させて頂きます。
この企画に参加出来ることを大変誇らしく、また責任の重さを痛感しております。

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ツリーハウスの構造体の検討用CG

そこで、私達が何故このプロジェクトに参加するのか、その経緯などのお話しをさせて下さい。

私達は年間約40件前後の木造在来工法の住宅の設計監理をさせていただいていますが、その構造体である「木」そのものは残念ながら、外国から輸入される木材を多く使っております。

本来は、日本の伝統的な工法である木造在来工法には日本で生まれた、またその地域で産出された木材を使うのが良いとはわかっていながら誠に残念な状態であります。

それは、私達零細企業では、どうしても超えれない大きな壁があり、また私達だけでは無く、社会そのものの構造に関するぐらい大きな問題があります。

詳しい内容を説明すると、非常に長い文章や専門的な内容となり、多分 隊長からお叱りを受けることになるので短く説明しますが、日本の森林事業は問題が山積している状態です。

植林に手を掛けてもそれに報われないほどの低い取り引き価格。それを支える労働者の高齢化(若い人は安い賃金なのと将来性に期待できないので就かない)また体裁ばかりの国の対策・・・植林用では無い自然そのものの山から破壊に近い状態で伐採をし、遠い遠い異国から、高い燃料費を使い、またCO2を大発生させながら森林大国の日本に輸入している状況を、私達は認識しながらも何をするでも無く、ただ悲しく眺めている状態なのです。
そう言った日々の思いが、隊長のアホっぽく見える活動の中から、彼の真意を知り「我も!」と手を上げた次第です。

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今回のTHの小さなアクションで森林問題や発展途上国での自然破壊の問題が解決する訳ではありませんが、人のココロは変わるような気がします。
豊かな森の資源を身近な存在として愛され、記憶にしっかりと残る行動をし、それは決して数字やデータなんかでは計り知れない未知数であったとしても続けていきたい。
無邪気な子供のような大人が、しっかりと、子供達の前で恥じない行動が出来る楽しい自然との関わりのシーンをもっともっと・・・・

では皆さま御機嫌よう。




佐々木宏和