第1回「サルシカの森にツリーハウスをつくろう」

投稿日: 2008年06月18日(水)20:43
2008年06月18日(水)
00119 サッサンは隊長の幼なじみであるが、いまや売れっ子の一級建築士。
名古屋にある事務所はビル丸ごとだし、横浜にも事務所を構えている。

ある日のこと、そんな彼と私はツリーハウスの話で大いに盛り上がった。

「土地ならいくらでも貸したるでぇ、サッサン!」
「おお、そんならいくらでも建てたるでぇ、オクダ!」
(経緯の詳細はこちら)

そんな勢いから、ツリーハウスをつくることになった。

某所で待ち合わせしたサッサンと隊長
00217 実際のところ、サッサンも家を建てていく上で、日本の材木を使う、使った分だけ植林するなどと環境のことを考えるようになったという。

まずお客さんや子供たちに自然に触れ合ってもらおう、遊んでもらおう・・・その入口としてツリーハウスをつくりたいと思ったのだという。

三重県津市の某所。午前9時。
サッサンはスタッフを引き連れ、ツリーハウス建設予定地の視察にやってきた。

「こっちこっち」二人は小学校1年から高校まで一緒
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この杉の植樹林の向こう側が「サルシカの森」である。場所はまだ秘密。
00316 土地は隊長が無償で提供する。
ツリーハウスはサッサンがデザインし、サッサンのスタッフが中心となって建築する。その費用はサッサンが負担する。
サルシカ隊は丸太を運んだり、主に力仕事でお手伝いする(笑)。
宴会の準備をする。

ただし、いくつか条件があった。

1、ロケーションがいいこと
2、ツリーハウスが建てられる木があること
3、高速道路のICから遠すぎないこと

果たして、「サルシカの森」はその条件に合致するのであろうか。

「太ったなお前」「うるせえ」
00615 「この木はどーですか社長!?」

「ちょっとうっそうとしすぎだよ、エノモト君」



00714
「サルシカの森」は植樹された杉と雑木が混在。手入れがされていないので荒れ放題だ
00815 なかなか条件に合う木がない。

「高速からも近いし、ロケーションもいいし、最高の場所なんだけどなぁ・・・」

やっぱり、そうそう簡単にいくものではないのか。
そうあきらめかけたとき、

「あれ・・・あれやったいけるんと違うかぁ」

サッサンがいつもの間のびした声で言い、犬のロッシを連れて走り出した。

この直後、ロッシが暴れてサッサンは転んだ
00911 サッサン「このあたりだったらイケるじゃないかなぁ」

すべての条件に合致する木をついに発見!
ここなら、ツリーハウスの窓を開けたとき、目前に素敵な風景が広がるはずだ。

「よし、ここや。ここにつくろう!」

ついに、ツリーハウスの建築がここに決まった。

犬のロッシは全然興味なし
01112 さっそく枝や枯葉でデザインを考えるサッサン。

「ここが階段でここが窓で・・・ここがアレや、わかるか、エノモト君」

「いえ、全然わかりません、社長!」

みたいなことをやっている。
しかし数日後、サッサン自ら描いたイメージスケッチが送られてきた。

彼はやる気なのである。
本気なのだ。

「アレ?この枝が階段やったっけ、エノモト君」
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これがツリーハウスのイメージスケッチだ!
01213 ツリーハウスのことはサッサンの会社のHPでもレポートされています。

ツリーハウスの建築は、7月からの予定。
いま、サッサンの会社、およびサルシカでは、ツリーハウスづくりを手伝ってみたいというボランティア・スタッフの方を募集中です。
連絡はこちらへ。

これから完成までの様子をここで報告していきます。
お楽しみに。