「サルシカ米収穫祭2014」第277回サルシカ隊がいく

投稿日: 2014年10月15日(水)09:08

s277-01写真/エネオス稲ちゃん(稲垣博文)  文/サルシカ隊長

われわれサルシカが、休耕地を活用して米づくりをはじめて2年目。
今年は天候に恵まれず、鹿や虫に激しく攻撃され、とても豊作とはいえない状況ではあったが、なんとか収穫祭を迎えることができたのだ。

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この日は地域のコミュニティカフェ「やまびこカフェ」のオープン日。
サルシカ秘密基地は早朝からドタバタ大騒ぎだったのだ。
サルシカ米収穫祭に参加するために秘密基地に前泊した大山さん(写真左)と太田さん(写真右)は、わけのわからぬまま早朝から叩き起こされ、カフェを手伝い、地域のおいちゃんおばちゃんに翻弄され、そしてようやく収穫祭の準備となったのだ。
つまり働きっぱなしである(笑)。

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それにしても。
イベントのダブルヘッダーはやはり無理があるな。
みんな体力的に大変すぎる。
今後のためにも、ここで反省しておくのだ。

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台風18号はじわりじわりと接近してきていた。
雨が本格的に降りはじめた。
開催時間が迫ってきても、誰もこない。

この日、三重県内で開催予定だったイベントは、軒並み中止!
なのにわれわれは強行した。
それはすごい覚悟があったからではない。
ま、米を炊くのはみんなが集まってからだから、来た人の分だけ炊けばいいんだし、誰も来なかったらスタッフだけで宴会しちゃうからいいもんね〜、というテキトーな理由からである(笑)。

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しかし、この日は、なんとサルシカ秘密基地の工事はじめ、そしてオープニングイベントにも出店してくれた串揚げのまるうがやってきてくれたのだ。
スタッフおよび前乗りお手伝いメンバーを合わせても10人ほど。
うーむ、この人数で、まるう1台分を食べきるのはオオゴトだぞ(笑)。

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が、そんな心配は杞憂に終わったのだ。
12時になった途端、次々に車がやってきて、秘密基地がどんどん賑やかになってきた。
そして、みんなが持ち寄った「ごはんの友」がテーブルにひろがる。

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そして最初のごはんが炊きあがった!!
かまど班長はキヨちゃん副隊長!

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御覧ください、この新米を!!!
この日食したのは米は、

1、サルシカ第一田んぼでつくった「キヌヒカリ」
2、サルシカ第二田んぼでつくった大粒品種、名づけて「経ヶ峰の清流が生んだ《山の真珠》」。
3、キヨちゃんがつくったプロの「キヌヒカリ」
4、西川のお父ちゃんがつくったはさ掛けの「コシヒカリ」
5、三重県が12年の歳月をかけて開発した「結びの神」

以上、5種類の米である。
もちろんすべてが新米である。

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昨年と同じく「いただきまーす」の言葉で宴のスタート!!

みんなで持ち寄ったおかずで、新米を食べまくります!!
2升炊きのカマがあっという間にカラになると、次のカマが湯気を立ててやってくる!!!
新米の無限ループだ!(笑)

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ごはんはみんなを笑顔にするのだ。
だから大変だけれど、米づくりはやめられない。

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お昼12時にスタートし、終了したのは夜11時(笑)。
なんと11時間にわたって食べまくり、飲みまくっていたのだ。

そもそも、朝のカフェを考えると、朝6時から夜11時まで、ずーとずーと食べて騒いでいたのだ。

途中参加、退場まったくOKな会だったので、正確な人数のカウントはしていないが、途中地元の人もかなり参加してくれたので、たぶん60名は軽く超えていると思う。
カフェも40人の人が来てくれたので、なんと100人以上の人がサルシカ秘密基地に来てくれたことになる。

なんともオープンな秘密基地なのだ(笑)。

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今回はサルシカビールの販売もした。
まるうの串揚げとの相乗効果で10リッターのタンク2つ完売!
ありがたいのだ。

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最後は栗ごはんでシメ!!
・・・のはずが、夜になっても次々に人がやってくるので、小さなかまどでどんどん米を炊きつづけた。

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実はあちこちから「サルシカ米をわけてほしい」という要望をいただいたが、残念ながら今年はこのふるまいが精一杯。
あとはこれからイベントで使用する分しか残っていない。

なんとか来年は、もっとたくさんの人にサルシカ米を食べてもらえるよう、がんばってつくりたいと思っております。
2014年の米づくりはこれで終了!!

また来年お会いしましょう〜!!!!