第36回「大豆(納豆編)」

投稿日: 2014年12月23日(火)11:38

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メグーです。
前回は、豆腐作りに挑戦しましたが、まだまだ大豆は大量に残っています。
大豆を使っためぐみごはん第2弾は、栄養価バツグン!家族みんなが大好きなネバネバ!
大豆をワラに包んで作る発酵食品「わらづと納豆作り」についてお送りします。

さて納豆作り。
材料として、まず必要なのが無農薬の稲のワラ。
今回は、友人から分けていただくことができました(調べたら、ネットショップで300グラム150円くらいで入手も可)。



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納豆は、市販の納豆菌を振りかけたり、市販の納豆の粒を混ぜたりしても作れます。
でも「わらづと納豆」って、なにか本格的ぽいじゃないですか。
本格的ということは、味も本格的に美味しそうなものができそうじゃないですか。
目には見えない菌の力で、大豆を納豆に変えてみせる!

まずは大豆300グラムを洗って水につけます。今回はまるっと24時間つけました。ぷっくらら。
続いて大豆を圧力鍋で蒸します。圧がかかって15分。自然に圧が抜けるまで放置します。蒸しあがりは指で軽くつぶせる柔らかさ。



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さて、圧力鍋で大豆を蒸している間に「わらづと」の準備をしていきます。
ワラをきれいに洗い、直径3センチくらいの太さで束ねます。
半分に折り両端を縛り、余分な部分ははさみでカット。
切れ端を数本縛っておきます。



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文章で書くと簡単なのですが、まあワラはバラバラとこぼれます。
床に零れ落ちたワラを息子が体中にくっつけて家じゅうを走り回るので、家のあちこちにワラ。
見ないふりをしてワラを煮る作業にうつります。

沸騰した鍋で5分ほど煮て納豆菌以外の雑菌を殺します。
というか100℃の熱湯10分でも死なない納豆菌の強さよ。
目に見えないけれど我が家はきっと納豆菌まみれ・・・とつぶやく私に、冬に米こうじ(納豆菌が大敵)作りをする夫がいやそうな顔。



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続いて大豆を詰めていきます。
温かい大豆をわらの中にぎゅうぎゅう入れていきます。中心には先ほど作っておいた切れ端を縛ったものを入れます。
この切れ端を「仲人」さんと言うらしいのですが、それって大豆と納豆菌を結婚させるっていうこと?
時間を経て発酵し、美味しくなる納豆は、まさにラブラブ愛の結晶!?
キャー、思わぬラブロマンスですよ、納豆作り。
両端をワラで結んでできあがり。



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さてここからはしっかりと発酵していただくために、温める準備をしていきます。
新聞紙でくるんだわらづとを、おくるみで包みます。
幼かったわが子をくるむため、手作りしたおくるみ。まさか納豆をくるむ日がくるとは、かあちゃん思わなかったョ。
電気アンカを乗せ、ふたをして、さらに毛布でくるみます。
さあ、発酵するがよい!



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放置すること1日。
40度~45度くらいが発酵に適しているとのことなのですが、温度計を見ると温度は35度。
うーん、ちょっと低いけれど、時間をかけたらそれでいけるかな?
もう一日放置しました。

発酵開始から2日後、ふたを開けるとものすごい納豆臭が!
できた!すごい!できた!と開けてみましたが、あんまり白くはなってない。
恐る恐る食べてみたところ・・・。



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臭い!!
納豆臭さの中に、アンモニア臭が!ネバネバと糸は引いており、確かに納豆なのですがとにかくアンモニア臭が強すぎる!大豆と納豆菌、幸せを祈ったはずのこの結婚は失敗だったのか?35度の環境は、夫婦中をすっかり壊してしまったようです。
とりあえず納豆をタッパーに移動し、冷蔵庫に入れて様子をみましたが、1週間後に離婚(廃棄)の運びとなりました。
うう、無念!!

わらを分けてくれた友人に話したところ、やはり温度管理をきちんとした方がよいという当たり前の結論に。
豆腐編に引き続いて、納豆作りでもリベンジを強いられることになろうとは。
むー、今度こそ!

わらづとに包むまでの工程は同じです。
発酵に、今回はこたつを使用することにしました。
発泡スチロールに新聞紙でくるんだわらづとを入れて、ビニール袋でくるみます。おくるみをかけてこたつに入れて24時間。そこは最早何人も足を踏み入れることのできない大豆と納豆菌の愛の巣。



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こたつが大好きな子供たちからのブーイングにも負けずに、なんとか24時間キープしました。
温度もばっちり40度キープ!
そしてこたつから立ち上る納豆の匂い。
こたつに足を入れることはおろか、こたつ布団を少しめくるだけで、立ち上る納豆臭。
一家だんらんの象徴であるこたつに、誰も近寄ろうとしません。
納豆の愛の巣が、我が家のだんらんを完全に破壊。
アンモニア臭を和らげるために冷蔵庫にうつして2日。



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完成!



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シンプルに、ねぎとお醤油でいただきました。味はと言うと、まあ野性味が強いと申しますか、例えるならそう、まるで・・・雨に濡れた灰色の犬?
口に入れた途端に広がるアンモニア臭に夫が顔をゆがめます。
その顔を見て子どもたちは箸をつけることすらしない・・・。

一体何がいけなかったのか、わたしには解らない。わたしには解らない。
解ったのは、わらづと納豆作りのハードルの高さ。
私には、納豆作りは無理だったー!

さて、ここからは前回の豆腐編で大量に出たおからのことを少しだけ。
美味しいおからドーナッツの作り方です。

材料
おから 200グラム
小麦粉 200グラム
牛乳 200cc
ベーキングパウダー 小匙2
砂糖 大匙2
塩 少々

上記をグルグル混ぜて、低めの温度でじっくりと揚げました。



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これが驚くほど美味しくできました。
メインの豆腐、納豆のしょんぼりレポートから一転、まさかこんなおまけで大豆を美味しくいただくことになろうとは!
粗目にペーストしたために残った大豆の粒が、噛むとクランチのように口の中でプチプチと砕けて美味しい!
外側がサクサク、中はもっちり&プチプチで、夫から「お金払ってもう一回買いに走るレベル」と大絶賛。

いやー、失敗続きでどうなることかと思いましたが、大豆はドーナッツですよ、ドーナッツ!おからにしてドーナッツが最高ー!まあ、このドーナッツのためにあの大変なおからを作る作業をするかと聞かれたら、答えはNOなんですけどね☆
さて、今年も残りわずかです。


今年最後のめぐみごはん「納豆」は残念ながら失敗に終わりましたが、来年も里山の自然のめぐみを美味しくいただくべく精進したいと思います。
寒い日が続きますが、みなさま風邪などひかぬ様、どうぞよいお年をお迎えください。

ごちそうさまでした!