銭湯いこにVol.37「桑名の七里のわたしゆ③」

投稿日: 2014年12月22日(月)10:16

sk036-01写真/写真師マツバラ(松原豊)  テキスト/サルシカ隊長(奥田裕久)



三重県桑名市に唯一残る銭湯「七里のわたしゆ」の最終話である。
42度のお湯で温まり、ぽかぽか気分で銭湯をあとにしたわれわれサルシカ隊銭湯企画の一行は、夜の街へと向かった。



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銭湯の近くに買い物や一杯やる店がなくなってしまっているのが残念である。
で、われわれはちょいと車に乗って、寺町通り商店街へと移動した。
車に乗ってしまっているけど、店がないんだから仕方ないの! 細かいことは言わないの!(笑)



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寺町通り商店街。
50年前から、三と八のつく日に『三八市』をはじめ、地域に密着した商店街づくりを行っている。
後継者不足などでシャッターが目立つようになったが、若い出店者を募るなど、商店街を寂れさせないさまざまな取り組みを行っている、とてもアグレッシブな商店街である。

 →ゲンキ3ネットの「寺町通り商店街」の情報を見る!



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ここには昭和の匂いが色濃く残されている。
歩いているだけで、なんだか楽しくなってくるのだ。

しかも、なぜかこの商店街のみなさんはワタクシのことをよく知っている。

「あ、三重テレビに出てる人やね!」
「ワクドキの人や!」
「となりの稲葉さんはいつ見てもキレイやなあ」
「稲葉さんゲンキ??」

で、なぜか稲葉さんの人気がすごいのである。
ワタクシはあくまで稲葉さんの横にいる「大きなおっさん」の扱いである(笑)。

たぶんこの寺町通り商店街で三重テレビの視聴率を計ったら異常に高い数値をはじき出すに違いないのだ。
司会者の稲葉さんはただちにこの商店街周辺に引っ越しせねばならない。
きっとスターとして生活できるに違いないのだ(笑)。



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われわれがまず立ち寄ったのは、煎餅の「板吉」さん。
冒頭の写真のお母さんのひとりがここの店主で、「まあ寄ってきなさいって、あられ食べてきなさいって」と勧誘を受けたのだ(笑)。



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店内はあられとお菓子のスパイラルゾーンであった。
桑名名産の「たがねせんべい」から昔なつかしい駄菓子まで、ところせましと並んでいる。
間食が大好きなのに普段山の秘密基地に強制収容さえれている中谷のとうちゃんは、もうここぞとばかり、まさに狂ったように煎餅やあられを買いまくる(笑)。

「あのね、他のお店も行くからね、お金を全部使っちゃダメよ」

隊長であるワタクシはそう注意したが、55歳の中谷のとうちゃんはナハハハハハハと笑いつつ買う手を止めない。

「もうダメ、ここ楽園、全財産ここで使っちゃう〜、ああ、これも欲しいアレも欲しい、全部ほしい〜」

お店の売り上げ、商店街の活性化には大貢献である。
もうワタクシは放置プレイすることにした(笑)。



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出入口付近で、昔なつかしいくじ引きの箱を発見。
大きな平たい箱におもちゃがいっぱい隠されていて、上のフタ部分を指で突いて穴を開けると、秘密の宝物がいただけるやつ。
1回100円。
むろんワタクシ挑戦。
物欲の王様になっている中谷のとうちゃんも挑戦。



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「わあああああああああああ!」

喜ぶおっさん2人(笑)。
中谷のとうちゃんは、ぴかぴか光るボール。
ワタクシはハサミを開け閉めするとビヨーンと伸びるカエル(笑)。
わーわー騒いで喜んだ割には、その後の居酒屋に忘れて帰るのである。
ま、そんなものだ。



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そのあとは木工細工のお店を冷やかしに。
アイデアいっぱいの店主はいろんな商品を猛烈にアピールするのだ。
カメムシ防止薬っていうのに一瞬心が動いたが、我が家のまわりはカメムシの楽園である。
ペットボトル程度の薬ではまったく足りず、ドラム缶レベルで必要だと冷静に考えて棚に戻した(笑)。



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店の外では、三重の銭湯博士「ケロリン桶太郎」は、昔懐かしい子どもの遊具を見つけ、金も入れずに遊んでいた。
おっさんも童心に戻れる、そんな素敵な商店街なのである。



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さあ、銭湯企画の締めくくりは、やはり赤ちょうちんで一杯である。
まあ一杯では済まず、二杯も三杯も飲んで挙句に二軒、三軒と回るのであるが、ひとまず一杯である。

お世話になったお店は、寺町通りから少し離れたところにある「味処古都」という居酒屋さん。

 →ぐるなびで「味処古都」の情報を見る



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何たってうれしいのはそのメニューの豊富さである。
壁にメニューがところ狭しと貼られている。
しかも、呑兵衛にはたまらないものばかりである。



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乾杯!
あみだくじで負けてドライバーのワタクシはもちろんここでもノンアルコール!
オレンジジュースである!

今回も素晴らしい銭湯、地域、人に出会えた。
やはり銭湯企画は楽しい。
でもね、飲めないと本当に地獄!
あまりに悔しいから次回もこのパターンでいくのだ。
そして絶対にあみだくじに勝つのだ。
たとえインチキをしても(笑)。



 →七里のわたしゆの情報を見る!