第38回「手作りジャム」

投稿日: 2015年02月02日(月)10:13

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メグーです。
最近ずっと欲しかったホームベーカリーを購入し、焼きたての食パンがテーブルに上るようになりました。
そして、食パンのお供と言えばジャム!
パンも好きだけど、ジャムも好き。
今回のめぐみごはんは、昨年一年間で作ったジャムを振り返りたいと思います。

田舎ではたくさんの果実をいただいたり、自分でも採りにいったり、材料は身近にわんさか。
ジャムにするといただいた果実を大量に消費でき、かつ保存がききます。とにかく一旦ジャムにして保存できる状態にもっていかねば腐ってしまう!のんびりコトコト・・・と言うよりも、あわててグツグツ!が私のいつものジャム作り・・・。

そうして昨年、我が家で作られたジャムは
・金柑ジャム
・マルベリージャム
・梅ジャム
・りんごジャム
・ヤマモモジャム
・レモンジャム
・栗クリーム(プレーンとココア2種)
・黒豆のずんだ餡
・フェイジョアジャム
・木苺ジャム
・柚子ジャム

の11種類でした。

そして中でも家族や友人、そして私に好評だったベスト3はと言うと

1位 マルベリージャム
2位 フェイジョアジャム
3位 サルシカ黒豆のずんだ餡 です。

まあ、物珍しいジャムはそれだけで受けがよかったりはしますが、上記3つはそういった物珍しさを除いても、本当に美味しいのでお勧めです。
マルベリージャムはすでに「めぐみごはん 第22回 執念のマルベリージャム!!」でご紹介したとおり。
フェイジョアは、やさしいキウイフルーツのような風味で、ヨーグルトやクラッカーに乗せても美味しい。
サルシカの黒豆収穫祭でいただいた沢山の黒豆は、うぐいす色のとても美味しい餡になりました。

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作り方は基本どれもほとんど同じ。材料の目方の40パーセント~60パーセントのお砂糖を加えて煮詰めるだけです。
あとは好みの味やとろみ具合にするため、材料に水や(栗クリームは牛乳で)レモンやクエン酸を足しているだけ。
まあ、兎にも角にも、シュガーですよ、シュガー。
こう書くとなーんにも難しいことはない。やってみようかな?なんて気になりますよね。
実際カンタンです。
そう、作る分量さえ見誤らなければ・・・!

あああ。ちょっと思い出して油断すれば、涙がキラリ。
過酷だったー!量なんです。いつもわたしを苦しめるのは、その量。
マルベリージャムの軸取りも

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フェイジョアの実を一つずつスプーンでホジホジするのも

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黒豆の皮をむき、さらに薄皮を一粒一粒はがすのも

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こんなに大量でさえなければ・・・!
田舎では、いただく量が半端なく、また私が欲張りなのも手伝って、ジャム作りは基本大鍋。
ジャム作りで体力・気力を使い切り、その日の晩御飯はいつもカレーかのりたまだったー!いやー、本当にのりたまにはお世話になります。ありがとう、のりたま!

さてさて、こうして1年を通じて我が家にはいろんなジャムがあるのですが、人気のないジャムももちろんあります。
人気のないジャムランキング
1位 レモンジャム
2位 柚子ジャム
3位 梅ジャム(甘露煮の失敗して皮が破れたもの)

レモンジャムや柚子ジャムは皮も入れて作っているので、酸味と苦みでこどもは嫌がったりします。
手作りジャムは、市販のジャムと違い砂糖の量が少なく、保存料も入っていないため、できるだけ早く消費したいところ。
人気がなく、ジャムがなかなか減っていかない場合は、パウンドケーキに混ぜて焼くのがおすすめです。

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果実そのままのおすそ分けは「うちにも大量にあるから」と敬遠されたり、酸っぱいジャムをお分けするのも気がひけます。パウンドケーキにすれば、みなさん笑顔で受け取っていただけるのも嬉しいです。

そして柑橘系ジャムは、お茶にもいい!
紅茶に入れて、風味豊かなレモンティー。
柚子ジャムは、柚子茶のような感じで、お湯をそそいで混ぜるだけで咳やのどにも優しく、風邪予防にもぴったりです。

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少し手間はかかりますが、美味しく保存し、一年を通して食べられる手作りジャム。
いただいた季節の果実を手作りパンとジャムにしてお返しし、うまれるコミュニケーションもまた嬉し。
田舎暮らしを彩る鮮やかなジャム作り、みなさまもぜひ挑戦してみてくださいね。

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ごちそうさまでした!