第41回「手作り味噌」

投稿日: 2015年03月11日(水)15:26

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M子です。
とうとう味噌作りに手を出してしまいました。
・・・ということを知り合いに言ったら、みなさん、

「絶対毎年作っていると思ってた!」と。

そんなマメな人だと思ってくれてありがとう。
でも実際はまったく違うのです。
超面倒くさがりでズボラで寒がりで引きこもりで、全然ダメな女なのです。

で、面倒だと思っていた味噌作りなんですが、1月に味噌作りワークショップに初参加したところ、工程自体は意外とシンプルだと気づいたのです。
ならば、自分でもう一度作ってみようと!

というわけでメグーちゃん、前回からのフリをちゃんと受けたよ!

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使用するのは美里産大豆900g。
前日からたっぷりの水に漬けておきます。

12時間ほど吸水すると、3倍くらいに膨らみますよ!

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親指と薬指で摘むとクニュッとなるくらいの柔らかさになるまで茹でるのに、一向に柔らかくなる気配なし。
そこで慌ててネットで調べたところ。
茹で時間、なんと約5時間!
OMG!
すでにおやつも食べた時間帯の今、これから5時間は無理!

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というわけで、急遽、活力鍋に変更!
これだと3カップずつしかできませんが、20分ちょいで柔らかくなります。

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茹だった大豆を大鍋に移し入れ、また次の大豆を茹でる・・・ということを繰り返すこと5回ほど。
あ、活力鍋は毎回必ず洗ったほうが良いです。
大豆が鍋の中で激しく動くため、皮や身のカスが、圧力を逃がす穴を塞いでしまうのです。
実際一度、圧力が逃げず危険なことになりました。
やはりズボラはいけません。

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その傍らで、岡田屋さんで購入したマルクラ食品さんの『玄米麹』をスタンバイ。
麹から作るという、メグーちゃんの旦那さんのようなマメさを、私に求めないでください。
この『玄米麹』、やや乾燥した状態で冷蔵保存されているので、買ったその日ではなくても、時間ができた時に作り始められるのがありがたいです。

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1袋200gの麹を3袋、つまり600g使用。
まずは40℃ほどの湯冷ましを300cc加え、混ぜて混ぜて麹を生の状態に戻します。
水を吸ううちに、どんどん麹の香りがたってきます。

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茹だった大豆と麹を混ぜ合わせ!
ようやく味噌作りっぽくなってきました!
ワークショップで使った大豆はすでにペースト状だったのに対して、今回は粒から。
意外と力が要ります。
それから、本来なら素手でこねまくりたかったのですが、ちょっと怪我をしてしまい、やむを得ずゴム手袋を装着。
M子味を注入したかったのに・・・。

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途中で塩を投入。
塩分控えめにしたければ、麹200gに対して、塩は150g。
多めにしたければ200g。
つまり控えめなら450g、多めなら600gです。
500g入りの粗塩が1袋あったので、全部投入。
まあ、ちょうど中間の量なので、ええんちゃう?
と、相変わらず大雑把。

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捏ねること20分ほど。
途中で、煮汁(もしくは湯冷まし)を最大900cc入れるとの指示でしたが、300ccほどでこの柔らかさ。
大豆自体に、相当水分が含まれていたのかもしれません。
やや柔らかめながら、いい感じに。

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さあ、樽詰めするぞ!
樽(というかタッパー)に焼酎をまんべんなくスプレー。
消毒作用があるとのこと。
とにかく、殺菌したい場所には焼酎を!

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野球ボールくらいの大きさの玉にして、底にベシっと!
それを一週繰り返したら、隙間なくぎゅうぎゅう押し付けます。
これでみてもわかりますが、やっぱりちょっと柔らかいですね・・・。
大丈夫かな。
今頃不安になってきました。

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容器に敷き詰まったら、上からまんべんなく塩を振りかけます。
これでカビの発生を抑えるのだとか。
私はさらに、この上から焼酎をかけました。

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フタをして完成!
あ、密閉容器の場合は、密閉することで圧がかかるので、重石などは必要ないそうです。
普通の樽で着ける場合は、フタを載せた上に重石をしてください。

ワークショップで作ったお味噌の名前は『ハツ』。
こちらは『2号』です。

8月頃天地を返して、食べられるのは9〜10月以降。
出来上がったら、またご報告します。

大雑把味噌作り、なかなか面白いです。
今回成功したら、毎年作ろうかな♪