2008年1月14日(祝日)、三重県津市の山間にある某集落。
その一角にあるサルシカ隊長オクダ宅にて、記念すべき第1回サルシカ実行委員会が開催された。
参加者は福田K会長、オクダ副会長(兼サルシカ隊隊長)、そしてサルシカ専属カメラマン兼サルシカ実行委員のカメラマン準、そしてそれぞれの家族である。
本来であれば、東京在住のサルシカ委員、上出氏も出席しなくてはならないのだが、今回はTVロケで不在のため欠席となった。
まず委員会のまえに、このホームページのトップページを飾る写真の撮影を行うことに。
この日の気温はなんと1度。
風も強く相当寒い。
が、所詮「遊び」と手を抜かないのが、サルシカ隊である。とことんこだわる。
が、寒い。寒いものは寒い。
女性陣はさっさと家に中に入り、実行委員のみが残されたので、そこで会議をすることに。
サルシカ隊のテーマは、遊ぶことである。
三重の海、山、川、里で遊びつくし、三重県外のみなさんに三重県の素晴らしさを「発見」もらう。
そして三重県在住者のみなさんには、改めて三重県の素晴らしさを「再発見」してもらうのだ。
遊びとは気まぐれである。
予定にしばられないからこそ遊びである。
が、ひとつぐらい目標を打ちたてようではないか!
そこから議論がはじまった。
しかし、盛り上がってきたところでタイムオーバー。
陽がいい具合に落ちてきて、まずは写真撮影となった。
長時間露光のため、10秒ほどフリーズしてました。
火に近づいているので、火傷しそうに熱い。
が、動いてはいかんという。
まさに拷問である。
福田Kちゃんの笑顔がひきつってます。
そして家に入って宴会です。
「おいおい会議はどーなったのだ!?」
しかし空腹とビールの誘惑には勝てません。
「ま、飲みながらやろうじゃないの」
というわけで、乾杯してしまいました。
写真はこの日の料理をカメラマン準が撮影。
おおお、まるでグルメ雑誌の料理のようです!!
宴会は、福田Kちゃん夫妻。
カメラマン準夫妻とこの子供3名。
そして隊長夫妻と子供1名。
そこに騒ぎを聞きつけたKちゃんママ(集落に暮らしてます)がいきなり乱入してきたので、
計、大人7名、子供4名の大宴会となった。
↑ これは「ほうれん草とベーコンのキッシュ」というものらしいです。
すんごく美味しかったです。
でも、どこの国の食べ物で、どのようにつくられているかまったくわかりません。
通常、サルシカ隊の面々が食べているのは、肉および魚およびその他もろもろの炭火焼き、ないしは肉および魚およびその他もろもろの鍋を屋外でワーキャーいいながら食べまくるというのが基本の食事である。
しかし、今回は見たこともない料理が並び、みな我を失って食べている。
きょう何のために集まったのか? いま何をすべきなのか、唯一気にしている人である。。
でもまわりの盛り上がりについついつられて、自分も浮かれてしまい、その都度自己嫌悪に陥っている。
フォースはダークサイドに勝った。
しかし、理性は、酩酊とバカには勝てぬのだ。
が、どんどん酔っていくにつれ、サルシカ隊の今後の話になっていく。なんという不思議な自然の摂理であろうか。
隊長「やはりカヌーで攻めよう!
三重県は宮川、銚子川、熊野川、と、もうカヌーをするものには堪らない川ばっかりである。ここで遊んでどんどん三重県をアピールしようではないか!」
準「しかし、既に結構取り上げられてるしなぁ。あんまり珍しくないよ」
隊長「うむむむむ、珍しい必要があるのか! え、こら表へ出ろ、このやろう」
自然の摂理はどんどん怪しい方向にいくのである。
福田「では、三重の川をすべてカヌーでくだるとうのかどうやろか。岩田川から宮川まで。清濁両方をくだるってのは」
隊長「おおお、それはこれまでにない。しかし岩田川はイヤだな。絶対に転覆したくないなぁ」
準「それがアドベンチャーやな。それにな、川から見上げた風景を写真に撮っていくというのは相当面白いぞ」
一同「おおおおおお!」
なんだか話がひとつの方向に向かいつつあるのだ。
隊長「しかし、撮影のことも考えると、カヌーもあといくつか追加で必要だなぁ。すべての川となると結構お金がかかりそうやし」
福田「スポンサーを募ろか。例えば朝日屋(松坂肉の有名販売店です)になってもろうて、カヌーの側面に「松坂牛なら朝日屋。電話番号は2983とかって入っとるの」
準「うわあ、広告入りのカヌーかぁ。ついでにキャンピングカーのサルシカ号にも入れよう」
・・・話は妙に具体化していくのである。
隊長「よし、じゃあ津を代表する企業に交渉しよう! 東洋軒とか」
一同「いいねぇ、いいねぇ」
酔って会議をするは危険である。
しかし、我われはサルシカ隊である。
今後の計画その1は、三重県の川をすべてカヌーで下る、とうことで決定した!
まだまだ話と宴会は続いたのであるが、あまりにもくだらなく、掲載するにあたいしないため、ここらへんで終える。