毎年恒例となっているサルシカ薪集めイベント。
が、今シーズンはまだ一度も開催されていなかったのだ。
理由は明確である。
どかーんと大量の原木が出なかった。
隊長であるワタクシの個人の分、サルシカ秘密基地で使う分ぐらいの原木はちらほら出て、ワタクシや隊員はまめに集めていたが、みんなに案内するほどはなかったのだ。
実はサルシカ秘密基地のすぐそばで、雑木林の伐採は予定されていたのであるが、1月の予定が3月に、3月の予定が4月に・・・と、どんどんズレこみ、もう今シーズンは無理かなあと思っていたのだ。
したらば！！
今頃になって大量の雑木を伐採した、というのだ。
原木がすでに山積みだというのだ。
おおお、これはイカン！！
サルシカ隊薪ストーブ班、緊急出動だ！！
というわけで、急きょみんなへの呼びかけとなったのである。
こちらが大量に山積みされた原木。
現場は2ヶ所。
いずれもサルシカ秘密基地から車で5分〜10分のところである。
このほとんどを片付けねばならぬ。
というわけで、今回は2日にわけて作業をすることに。
初日の参加者は一番最初の写真で、右から。
サルシカ隊長のワタクシ、奥田。
薪ストーブ班の前川隊員。
サルシカ隊員であるけれど、これから薪ストーブを入れる予定の渡瀬隊員。
薪ストーブ班のアベ隊員。
今回初参加！フランス人のグットマン隊員！
こちらも初参加！薪ストーブを導入予定のKoga奥さまとご主人。
もうひとり初参加！ヨットマン川森さん！
そしてネット登録したユーレイ隊員であった水谷隊員もリアル初参加！！
以上9名の薪奴隷たちである（笑）。
まずは、みんなで倒れた雑木を小切りまくる。
玉をつくりまくる。
山あいにチェンソーのエンジン音が幾重にもなって鳴り響く。
低音から高音まで、まるでチェンソーのオーケストラだ（笑）。
最初の軽トラ2台分は、サルシカ秘密基地用の薪として、みんなからめぐんでもらった。
ありがたや。
その後は、みんなで切って車に詰め込む。
可能な人は一度戻っておかわりしてもらう。
どんどん切る。
どんどん運ぶ。
おおおお、ヨットマン川森は、大きなワゴンに薪を詰め込む。
さすがアメ車！
軽トラよりたくさん詰め込めるぞ！！
ユーレイ水谷隊員の車もアメ車ではないか！！
なんだなんだ、この人たちは金持ちなのか！？
それとも軽トラを買えない貧乏人なのか！？
ええい、どっちかハッキリしなさい！！（笑）
これから薪ストーブを導入するというKoga夫妻は、軽自動車で参加。
チェンソーもないという話なので、主に運搬を担当していただいた。
一番大変な作業を申し訳ないのだ。
その代わり、車に詰めるだけ原木を持っていってください、ということになったが、軽の乗用車であるからして量は知れているのだ。
そもそも、Koga夫妻は、この薪集めの異常さに驚いていた。
こんなにたくさんの人が集まり、ブインブインとチェンソーを振り回しているのだ。
自分で薪を集めるなら業務用のチェンソーが必要である。
軽トラも必要である。
ヘルメットやチャップスも必要である。
体力と気合も必要である。
あと、薪の消費量。
軽自動車にいっぱい薪を詰め込んで、「これで1ヶ月分ぐらいあるでしょうか・・・」と言ってみんなに笑われていた。
たぶんそれは1日分です（笑）。
今回のことで心が折れないことを祈ります（笑）。
朝9時からスタートし、お昼をちょっと過ぎたところで、ほぼすべての原木を片付けた。
軽トラ12〜15車分。
続いて2日目。
メンバーはすっかり入れ替わっての挑戦！
私だけ連続なので、もう朝から疲労困憊（笑）。
この日は記念撮影を忘れてしまったのでメンバーの紹介はテキストのみで。
この日は3人の入隊者・・・奴隷志願者が（笑）。
新人薪奴隷の、おかわり水谷。
前日チェンソーを買って参戦した、カラフル松田。
詩人のポエム黒田。
そして既存隊員としては、
美杉の岩田さん。
もはや薪ストーブ班のリーダー格、奥山さん。
そこに、サルシカ用の薪を集めるためにボランティア参加してくれた、三津谷の父ちゃんと、そのお友だちのヴァナゴン森田さん。
計8人で勝負！！！
現場はこんな素晴らしい環境のところ。
が、みんな風景を楽しむ余裕もなく、木をブインブイン切りまくる！
切る。
車に運ぶ。
みんなで共同作業。
薪集めのときばかりは、みんな共産主義なのだ（笑）。
三津谷の父ちゃん、ヴァナゴン森田さんがどんどん木を切ってくれるので、ワタクシはひたすら原木を軽トラに積み、基地へと運ぶ。
この日だけでなんと5往復。
手伝いに来てくれたヴァナゴン森田さん。
大きなチェンソーを持っている。
結局この日、隊長のワタクシひとりで５車分。
三津谷の父ちゃんが半分ずつを２回。
計６車分の原木を運んだ。
前日４車分を運んだので、２日間で10車分の原木を運んだことになる。
サルシカ秘密基地の駐車場に山積みになった原木の玉。
これまでに運んだ分も含めて、軽トラ16車分ぐらいはあるであろう。
我が家で使う2年分。
基地も含めて使う1年分の薪になる。
が、問題はこれをいつ割るかである。
考えただけで疲労してしまうのである（笑）。
薪割りしたい人〜、誰かいませんか〜。
機械で、斧で、ばんばん割ってくださいませ〜（笑）。
