「中谷さんのおうちをつくろう!④〜視察団がやってきた!〜」第304回サルシカ隊がいく

投稿日: 2015年05月03日(日)08:17

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写真/大山さん  テキスト/サルシカ隊長

朝7人だったメンバーは10人に増え、中谷ハウスの建築工事は順調に進んでいた。
工事開始から2時間もしないうちに基礎部分が出来上がりつつあった。

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そこに、更に力強いメンバーがやってきた。
先週、薪集めイベントに参加し、サルシカに入隊したヴァナゴン森田。
滋賀から徳田夫妻が。
そして、カフェのお客さんからメンバーになった、れいちゃん、みかちゃん夫妻も!

10時過ぎの休憩の際には、メンバー17名となっていた。
中谷の父ちゃんの家をつくる・・・そんなシャレの企画にこんなにたくさんの人が参加してくれたのだ。

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工事はさらにスピードアップ!
が、規模の大きな秘密基地の工事と違って、今回は小さな家、つまり小屋の工事である。
チームにわけて分担して作業していくのが難しい。

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午前10時半。
大人13名、子ども8名の団体がサルシカ秘密基地にやってくる。

愛知県長久手市の市民協働プロジェクト「なでラボ」もみなさん。
20代から40代の長久手市民、そして市の職員がいっしょになって取り組む市民協働ワークショップで、地域課題を考え、解決するためにいろいろ活動している。

そんなみなさんがわれわれサルシカに興味を持ってくれた。
三重県津市美里町の小さな集落に秘密基地という拠点をつくり、地域のみんなとどんな活動をしているのか、これからしようとしているのか、実際に見てみたいということで、団体でやってきてくれたのだ。

ま、ちょっとサルシカ主体の活動ではないけれど、雰囲気は同じ(笑)である中谷ハウスの建築工事も見てもらえるし、ということでこの日に視察となったのである。

が、ここで、秘密基地周辺に38名もの人間が結集したことになり、何やらお祭りのような騒ぎになってきたのだ(笑)。

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まずは秘密基地内をご案内。
石窯を見てもらって、トレーラーハウスを見てもらう。
薪ストーブやウッドデッキをみて歓声があがるのがうれしい。
はい、ここは大人の秘密基地なんです。
でも子どももワクワク楽しめますよ〜!!

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落ち着いたところで、互いの取り組み紹介。
結構まじめにお話!

サルシカは、なぜ情報発信の活動をはじめるに至ったか。
ゲンキ3ネットとは?
そして秘密基地という拠点をつくり、何をしているのか?

急ぎ足で説明させてもらいました!

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そして、集落内にあるサルシカ畑を見学。
天気がいいので本当にピクニック気分。

近所の人に「遠足か?」と言われたが、うん間違いない(笑)。

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サルシカ畑の周辺。
残念ながらいまは収穫してもらうものがなかったので見学のみで。
子どもたちが田んぼの生き物をみつけて喜んでいたのが印象的だった。

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続いて茶畑を見学。
サルシカは茶畑の管理もやってるのだ。
が、いまひとつ葉っぱの生りが悪い。
5月中に茶摘みイベントをやろうと考えているけれど、本当に大丈夫であろうか(笑)。
なんて話をしつつ記念撮影。

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さて。
見学を終えたらランチタイム。
月に一度開催している菜食カフェ「サルシカカフェ+夢紀行」の料理を用意した。
野菜カレーをメインにさまざまな野菜の惣菜。
そしてデザートは、よもぎのケーキ、クッキーとクラッカー。

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もちろん工事チームもランチ。
こちらもカレーだけれど、まったく菜食ではなく、豚肉3キロ入りの50人前、どうかまいったかのボリューム(笑)。

もはや大鍋カレーはサルシカの定番。
長久手の視察団のみなさんは、こちらのカレーも食べておりました(笑)。

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午後。
サルシカを知ってもらうためには、いっしょに汗をかいてもらうのが早かろうと、長久手チームも工事に参加!
男性だけかと思ったら女性も軍手をはめて作業!
ありがたやありがたや。

だいたい昼めしを食べると、お眠になってきて作業ペースが落ちるのであるが、作業人数がどかんと2倍に増えたため、さらに加速!
おっちゃんひとりが暮らす家に、総勢38名がとりかかっているのだ。
すごいことである(笑)。

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と、言いつつ、子どもたちは前の小川で遊び。
いいのいいの、君たちはそれが仕事だから(笑)。

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ご覧あれ!!
お昼直後には、なんと床がほぼ歓声!!!

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すごいなあ。
もう今日中に出来ちゃうんじゃないの!
明日は朝から宴会だあ!

が、その余裕が大きなトラブルを招いたのである。
その顛末は次回!!