3年前からはじめたサルシカのコメ作り。
楽しいけれど、正直大変。
まじめな話、コメはつくるより買ったほうが安い。
ホンマである。
であれば、もっとこだわって、もっと楽しもうではないか、ということになり、昨年は昔ながらのはさ掛けをして天日干しに挑戦した。
じゃ、今年は・・・と考え、かなり躊躇した挙句、手植えをやってみるか、ということになった。
水田の中に人が入り、腰をまげて苗を植えていく。
古き良き日本の光景であり、のんびりとした里山の情景である。
が、あくまでそれはイメージだ。
最初のうちこそ楽しいが、10分もやると腰が痛くなる。
だからそれなりの人数が必要なのだ。
しかし。
われわれは勢いで「やる!」と決めてしまった。
そうそうにイベント化して、参加者の募集をはじめてしまった。
もう後戻りはできないのである(笑)。
手植えをするのは、サルシカ秘密基地のある三重県津市美里町の平木という小さな集落の田んぼである。
西川の父ちゃんの土地を借り、機械を借り、力と知恵も借り、もう完全他力本願でやっている(笑)。
この日は西川の父ちゃんにも参加してもらって、手植えイベント前の準備。
田んぼへいく道の草刈り、アゼの草刈り、そしてある程度の田植えをやる。
ここが昨年からつくりはじめたサルシカ第二田んぼである。
西川の父ちゃんが4月から耕し、水を入れ、代掻きをし、手入れをしてきてくれた。
本当に美しい田んぼなのだ。
田植え機に苗を入れる。
ん?
田植え機?
手植えじゃないんかい!!
と思った方、はい、すいません。
手植えイベントの参加者の人数がほぼ見えてきたので、手植えする面積を調整するのです。
だってね。
いきなり広いところを少人数でやったら、もう拷問ですよ。
ぜんぜん楽しくない体験になってしまう。
最初は無理をしない。
楽しくやる。
そのために手植えでやる場所以外を事前に機械で植えてしまおうという作戦!
このあたりの田んぼは、俗にいう棚田。
カタチもさまざまで小さな機械でやってもなかなか難しい。
経験が必要。
で、西川の父ちゃんに基本的にやってもらう。
ご覧ください。
この風景。
素晴らしいでしょ!!
ここで田植え体験ができるんですよ!!
もう公開時には田植え体験も終わってしまっているので、興味が沸いた人はぜひ来年参加いただきたい。
ふたりの農業研修生。
ぼーっとしてるわけではありません。
西川の父ちゃんの一挙一投足をしっかりと見てます。
たぶんだけど(笑)。
機械でやると、苗は規則正しく、一定間隔で植えられていく。
これが手植えになるとどうなるか。
同じ田んぼで、機械と手植えの両方の結果が見れるので、これは次回紹介したい。
田植え機の操作方法を教えてもらう研修生。
隊長のワタクシは昨年この機械で実際にやってみたが、なかなかまっすぐ進まない。
ターンがむずかしい。
で、すぐさま西川の父ちゃんに取り上げられた(笑)。
はい、今度は田んぼを反対側から。
こっちの眺めも最高!!
田植え体験イベントのとき、晴れたらいいなあ。
半分ほど機械で植えたら、今度は研修生が動く。
機械が植えこぼしたところ、あとは角の部分に補植していく。
つまり手植え。
これを今度はみんなで体験してもらうのだ。
北海道からきたよしえちゃんも、すっかり農作業になじんでいる。
こうしてみると、地元のお母さんたちと見分けができないよ(笑)。
西川の父ちゃん、いろいろとありがとうございました!
さあ、次回は手植え体験!!
楽しみだ!!