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堰をこえると、そこはまたドブ川だった・・・。
まあ両岸がコンクリでガチガチに護岸されていないだけでもマシである。
田園風景の中の1本の小川。
水がたくさんあったら、これはこれで素敵なんだろうけれどねぇ・・・。
ここらへんはカヌーを担ぐところが多そうだ。 |
堰から下流はまた細い川に逆戻り |
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岩田川は住宅地の中に入っていく(写真クリックで地図へ)
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住宅地に入ると、犬小屋に載った犬がいた! |
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なんと河川工事に遭遇! |
重機が動いてたらカヌーは無理だ! |
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溝からドブ川。
ようやくカヌーが漕げるかと思うえば、いきなり護岸工事である。
難関だらけなのである。
高速道路の下をくぐり抜けるところもあるし、木や草におおわれ、地上からでは確認できないところもいくつかある。
命にかかわるような危険ポイントはないかもしれないが、沈(川に落ちる)する可能性があるポイントは結構ある。
ドブ川には絶対に落ちたくないし、ましてやその川の水など飲みたくないのだ! |
難関の数々に「うーむ」と悩む隊長 |
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すでに半分を超えたポイント。川幅が広くなった |
シジミをとっている人がいた! |
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源流から13キロ、海まで7キロ程度のポイント |
満潮時は海水があがってくるのである! |
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岩田川は、その全長n半分ぐらいのところまで、満潮時に海の水が遡上してくるらしい。
ということは、潮がひいている時間をうまく狙ってくだらないと、流れが海から川になり、カヌーをこぐのが大変ということである。
狭い、浅い、汚いという難問のほかに、時間という制約まであるのだ。
これは思っていた以上に大変な川くだりである。
岩田川は、津の中心地へと入る。
川幅は広がり、水量も多くなったが、川の汚れがひどい。
川底はヘドロ。
粗大ゴミまで捨てられている。
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こうして見ると素敵な川なんだけどなぁ・・・ |
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もう10年以上も前の話らしいが、この岩田川をキレイにしようと、たったひとりで清掃活動をはじめた人がいたという。
ドロにまみれ、自転車や冷蔵庫などのゴミを拾い上げる毎日。
体についたその匂いは、洗っても都取れないほどであったという。
彼の活動に触発され、何人ものボランティアが岩田側の掃除に参加し、岩田川は美しさを取り戻した・・・とのことであるが、その現在の姿がこれである・・・。
ふるさとの川。
なのに下水の匂いが漂ってちゃあ悲しいのだ。
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川沿いの家がアジアンでいい感じ |
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川を追いかけつつ、町の中で車を走らせるのは難しい。
かなり海に近づいたところで、三重大学のレガッタの格納庫を発見。
ここなら楽にカヌーを引き上げられるのである。
ここを到着ポイントにするべきかと考える。
しかし、干潮だと、ヘドロの中、カヌーを担がなければならない。
川というか潮の流れを考えると、満潮から干潮に向かう時間に川を下る。
・・・とすると、このあたりに来る頃は干潮になっているのではないか?
うーん、何とも難しいのである。
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三重大のレガッタの格納庫である |
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河口にある津港 |
もう完全に海水である。逆にキレイ |
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で、車を走らせ、河口の津港まできた。
風景も匂いもすっかり海である。
風が強かったり、波が高いとかなり危険である。
津の港に入る手前で、上陸ポイントを発見。
カヌーも引き上げられそうだ。
一応20キロの全行程を確認した。
いろいろな難関は待ち構えているが、まあそれはそれで十分に楽しめるのではないかと必死に思い込む(笑)。
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ゴールポイント予定地 |
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サルシカ隊が下る、岩田川の旅。
川から見上げる、我らのふるさとはどんな姿なのか?
そしてこれまで我われが知らなかった一面をうかがい知ることができるのであろうか?
これから、サルシカ隊で実行に向けての打ち合わせ、人選などの調整を行っていく予定である。
予定としては3月から4月での実施・・・という感じであろうか。是非お楽しみに!
また岩田川に関する情報があれば是非お知らせください。よろしくお願いいたします。 |
これは落としたの?捨てたの? |