銭湯いこにVol.47「志摩編⑦〜伊勢でふい〜の津でぷひ〜」

投稿日: 2015年06月21日(日)08:54

001写真/写真師マツバラ(松原豊)  テキスト/サルシカ隊長(奥田裕久)



定期船で志摩をめぐる銭湯企画ツアーもいよいよこれでラストである。
ようやく!
ようやく銭湯に入るときがやってきた!

が、一番最初に言ったように志摩には営業している銭湯は存在しない。
お隣の鳥羽も全滅。
で、仕方ないので伊勢までいこうということになった。



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廃銭湯めぐりをした浜島からバスで移動。
近鉄線の磯部駅か鵜方駅まで行ってそこから電車で伊勢へ向かうつもりであった。

が、バスに乗り込んでみると、そのバスはそのまま伊勢までいくと書いてある。
しかも目的地の宇治山田駅まで!!

問題は運賃である。
すべて自腹で動いているサルシカ銭湯企画部の取材である。
おこづかいの少ないおじさんたちは常に節約を心がけている(笑)。

こういう時、スマホおよびインターネットというのは便利だなあ。
路線図も運賃もすぐさま出てくる。

結果、バスの方が100円ほど高いことが判明した。
が、乗り換えるより、このままバスでえんえんと揺られていた方が気が楽である。
ま、のんびりしていこうではないか、ということになった。



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というわけで、バスの中でおっさんたちは爆睡。
隊長のワタクシも途中まで寝ていたのだが、磯部駅で運転手さんが交代しているのに気づいて驚いて起きてしまった(笑)。
結局、志摩から鳥羽を抜け、伊勢までずーっと乗っていたのはわれわれだけであった。
あとはお客さんの運転手さんも代わってしまったのだ。



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およそ1時間半後。
伊勢の宇治山田駅に到着。

バスの中で寝てすっかり元気を取り戻したおっさんたちの笑顔を見よ(笑)。

ちなみに浜島のバス停から宇治山田駅までのバス運賃は1250円!!
1000円を越える路線バスに乗ったのは久しぶり・・・いや初めてのことかもしれない。
いずれにしても志摩から伊勢までの長い旅が終わった。



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その宇治山田駅からてくてくと10分ぐらい歩いたところにあるのが、錦水湯さん。
さっきまで「ビールビールビール!」と言っていたのが、とたんに「風呂〜、風呂〜、風呂〜」となる。
現金なおっさん共である(笑)


錦水湯
住所:伊勢市岩渕3丁目6-39
電話:0596-28-7360
営業:14:00~0:30
休み:金曜日

詳細はケロリンのHPをご覧ください。
>>http://www.mie-sento.com/list_file/mie/ise_kinsuiyu.htm



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ケロリンのレポートによると、



近鉄宇治山田駅の先の踏切を23号線方面に渡ると勢田川にかかる錦水橋があります。
橋を右に曲がると錦水湯さんがあります。
駐車場は道を挟んだとなりにあります。

川に面した位置にあり存在感たっぷりです。

玄関をあけると下足箱がありさらに扉をあけて番台へとつながります。
側面にカラン、中央仕切に数種類の浴槽という配置です。
桶の一部に伊勢市浴場組合のものが残っていました。





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身体を洗って汗を流して壁にそって作られた湯船にざぶん!!
近畿とも東海とも言われる三重県の銭湯は、大阪の影響も名古屋の影響も、そして京都の影響も大きく受けている。
だから湯船が中央にあるところもあれば、こうして壁際のところもある。
なかなか奥深いのである。



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この錦水湯さんのカランは、床から円柱状のものがニョキっと突き出ていてそこからお湯やシャワーが使える。
これを「名古屋式」というのだ、とケロリンが教えてくれる。

面白いものだ。
銭湯のつくりで、そのご主人、もしくは先代の文化的つながりがわかってしまうのだ。



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これはご主人の趣味か。
かわいい(笑)。



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汗を流してさっぱりしたところで、チェリオ発見!!
ペットボトルはよく売っているけれど、瓶のはなかなかないのよ。
チェリオって大阪の会社なのね。
知らんかったなあ、と言いつつごくごく。
この人工的な味がいいんだなあ(笑)。



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銭湯最高!!!
1日に何軒かの銭湯をはしごする企画もいいけれど、こうしてえんえんと歩いて旅して最後の最後に銭湯で決めるってのもいいなあ。
達成感が違う。
外に出たときのすがすがしさが違う。

同じなのは、風呂を出るなりみな「ビールビールビール!」と元通りになってしまうことである(笑)。

このまま伊勢で飲んでしまうと、さすがに帰るのがつらい。
かといって伊勢に泊まるわけにもいかない。
われわれにも一応仕事ってものがあるのだ(笑)。

で、飲みたいのをぐっと我慢して津まで戻る。



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近鉄津新町駅の駅前そば。
もはや定番となった「えいらく」にて乾杯!!!

きょう何度乾杯したかわからないけれど、これが本気の、そして最後の乾杯!(笑)



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見てよ、このおつまみ。
おいちゃんたちのハートをわしづかみよ、これ(笑)。

ちなみに、魚のすり天と赤ウインナはここのデフォ。
お客さんの90%はかならずこれを注文してるね。

それにワタクシたちは必ずマカロニサラダを加える。
あと、じゃこおろしも。



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丸一日、本当に楽しんだ。
いい旅をして、いい風呂に入って、最後にお気に入りの店で決める。
ああ、これぞ人生の幸せ!!

というわけで、7回にわたってお伝えしてきた銭湯企画の志摩編もこれでおしまい。
次はどこへ行こうかなあ。