第47回「しそジュース」

投稿日: 2015年06月23日(火)14:09

00

メグーです。
梅雨に入り、肌寒い日があるかと思えば、夏の訪れを予感させる蒸し暑い日も。
アラフォーともなると、こういった気温の差に体がやられがちです。
そして、もうすぐやってくる夏。
今回のめぐみごはんは、夏バテをぶっとばせ!鮮やかしそジュースの作り方をお送りします。

我が家では、毎年、赤しそのジュースを仕込みます。
スーパーや直売所でもドカーンと袋に詰めて売ってますね。
今回は美里町の直売所「フラワービレッジ」で二袋購入しました。

01

氷砂糖や大きな瓶を用意して、何日もかかる梅ジュースに比べて、しそジュースは特別なものは必要なく、1日で出来上がるのが嬉しいです。
ではでは早速作り方を。

しその葉を茎と葉を、手でちぎって分けていきます。使うのは葉っぱだけ。
葉っぱだけで、大体500グラムくらいでした。
泥やほこりなどの汚れを水で洗います。

02

たらいが小さすぎて、あふれてギャー。あわてて手で押さえます。
全然、キレイになっている気がしない。
結局ザルにあげて、何回かに分けて洗いました。
その間にお鍋に2リットルのお湯を沸かします。
沸騰したら洗い終わったしそを入れ、20分ほど煮だします。
赤い色がどんどん抜けて、葉は緑色に、お湯は赤黒くなっていきます。
しそジュース作りは、こういうところが実験チックで面白いです。

03

さらしを敷いたザルにあげて、エキスをしっかりと絞って漉します。
やけどしないように気を付けて、ギュー!

04

05

再び火にかけてお砂糖を入れます。
色んなレシピサイトを見たところ、500グラム~1キロとあったので、間をとって750グラム入れてみました。
そしてお酢を100cc入れると、お鍋の中が鮮やかな赤紫色に。
10分ほど煮て、最後にクエン酸大さじ2を加えたら出来あがり!
冷えたら容器に移して保存します。
飲むときは3~4倍の水で薄めて飲みます。

水割り。

06

きれいな赤紫色に嬉しくなります。
しその風味と香りがさわやかです。
今回は砂糖を750グラム入れたら、私には少し甘すぎたので、次回は500グラムにする予定です。
私は酸っぱいのが好きなので、クエン酸ももう少し足してもよさそう。
このあたりはお好みで、レモン果汁で作ったりしてる人のいるようです。
口当たりよく、さっぱりといただけるので、お風呂上りは家族全員で飲むのが夏の日課に。

そしてちょっとしたおやつ感覚でいただくなら、こちら。
牛乳割り。

07

牛乳のたんぱく質がお酢(酸)に反応して、とろっと固まります。
飲むヨーグルトのようなとろみで、子どもは水割りよりもこちらを喜びます。
結構、おなかが膨れます。

他にも炭酸で割ったり、ゼリーにしても美味しそう。
家族全員、しそジュースが大好きで、まだ6月も半ばだというのにガブガブ飲んでたら、早くも残り半分に。
夏を待たずになくなってしまいそうで恐ろしいですが、とても美味しいので、もう一回仕込もうかな?

さて、しそのエキスをしぼった後の葉っぱ。
なんかもったいないなーと調べてみたら、佃煮にできるそうです。
早速、作ってみました。

材料
しその葉(ジュースにして絞った後のもの)300g
醤油・酒・みりん 各80cc
お砂糖 大匙2
白ごま・じゃこ・唐がらしなど適宜

材料を全部まとめてフライパンにドーン!
汁けがなくなるまで、煮詰めたら出来上がりです。

08

出がらしなので、しその佃煮!と思うと、しそ風味の弱さにしょんぼりしそうですが、混ぜご飯にしておにぎりにしたり、納豆に入れたり、冷奴に乗せたりと、常備菜として活躍しそうです。
結構大量にできるので、小分けにして冷凍庫へ。

さあ、冷凍庫には、大きな青梅がまだまだごろごろ入っているし、そろそろピクルスも仕込まなくては。
夏バテしてる場合じゃない!しそパワーでがんばる!

ごちそうさまでした!