真夜中の潮干狩りは終わった。
成果は、まずまずといったところである。
しかしマテ貝が取れなかったのが痛かった。
アサリは砂抜きをしないと食べられないので、宴会ですぐさま食べるものがないのである。
そこで、バカエミの夕食であったたこ焼きを奪い取り、みんなでつまみつつ乾杯!
おおおおおおお、なんとビールのうまいことよ!
隊長の私とM子、そしてバカエミはそのままサルシカ号に宿泊し、そのまま明日また昼の部の潮干狩りに突入する予定であったので、ゴキュゴキュとビールを飲む。
しかし、カメラマン準とちゅーそんは一旦家に帰るため、コーヒー。
準はビールが飲みたくて飲みたくて、どんどん壊れていく。
そして翌朝・・・
めざめると、なかなかのいい天気。
今日もアサリを追加で確保する予定である。
きのうプライスカットというスーパーで購入しておいた見切り品の半額弁当を食べる。
そもそもの値段が350円ぐらいなのに、それが半額なので、180円ほどの朝食である。
もちろん賞味期限は切れてしまっているし、味も相当ヒドいがまあいいのだ。
家に戻れば、アサリパーティが待っているのだ。
しかし、干潮まであと3時間というところで雨が落ちてくる。
風が吹きはじめ、嵐のようになってくる。
きょうは子どもたちもいっしょにやる予定であったので、これではムリと早々に諦める。
その夜、バター焼き酒蒸し、ボンゴレ・・・アサリ三昧を満喫しました。
ただしドンビばかり持ち帰ったカメラマン準がどうなったのか・・・。
それは誰も知らない。
第3回「Midnight SHI・O・HI・GA・RI」おわり