「第2回サルシカビアガーデン2015」第341回サルシカ隊がいく

投稿日: 2015年08月26日(水)09:05

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いよいよサルシカビアガーデンの幕開け。
2015年、2回めの開催である。

この日は、集落のお母さんや子どもたちにもアチアチの串揚げやたこ焼きを味わっていただこうと、お昼のあいだはサルシカ屋台村として営業。
そして午後5時からビアガーデンとなる二段構えになっていたのである。

そして5時。

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「サルシカ・ビアガーデン、オーーーーーーーーーーープン〜〜〜、プンプンプンプン!!!!」

もうすっかりスタッフとして定着したスミちゃんが、奇声を発する。
キムチを食べようとしていたサルシカ副隊長キヨちゃんは驚いてキムチを落としそうになっている(笑)。

みなさん、大声を出すときは、まわりを見回してからにしましょう。
とくに声のでっかい人は気をつけましょう(笑)。

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5時になった途端、客がガラリと入れ替わり、飲んべえたちがぞろぞろやってくる。
工事の手伝いや草刈りのときはみんな時間にルーズなのに、酒を飲むときは時間きっちりにやってくる。

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さて。
夜のビアガーデンは料金体系というか仕組みが変わる。
2000円でビール他、飲み放題!
それに500円分のチケットがついており、たこ焼きか串揚げが購入できる。

ポテトサラダや、お漬物、海苔巻きは自由にどうぞ、というスタイル。

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昼間のノンビリムードとは打って変わって、2つの屋台は殺気立った様子。

「とにかく串揚げ食わせろ、このやろ」
「たこ焼きだたこ焼きだ、もうビール飲んじまうぞ!」

特に焼くのに時間がかかるたこ焼きは、タチの悪いおっさんたちに取り囲まれ、悲惨な状況になっていた(笑)。

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集落の人も、この日初めて美里にやってきた人もカンパーイ!!

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来る人が差し入れを持ってきてくれるものだから、サルシカ酒蔵はますます充実する。
が、どんどん消費もされていく。

ビアガーデンがはじまって、わずか15分で、10リットルのビア樽が空っぽに。
30分でもうひと樽。

用意したのは7樽。
計70リッター。
ラストまで持つのか不安になってくる。

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串揚げの「まるう」のフライヤーもフル回転。
匂いが秘密基地全体に広がる。
匂いだけでビールが飲める状態(笑)。

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志摩に取材に行っていた写真師マツバラが、大量の海産物をお土産にもってやってくる。
みんな狂乱して刺し身や貝にむらがり、喜びむせびながら食べて飲む。
わけのわからぬ声をあげて歓喜する。
そしてまた飲む。

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席はほぼ満席!
飛び入りのお客さんもたくさんやってきて、もう誰が誰だかわからない状態(笑)。
でもみんな盛り上がっている。
話している相手が誰かわからないのに。

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今回はこのイベントのためだけに、わざわざ神奈川県からひとりでやってきてくれた人がいた。
愛知県からも来てくれた。
なんともありがたいことだ。
ひとりひとりとゆっくり話をする時間がなかったのがなんとも申し訳ない。

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そして今回は隊長であるワタクシの母も友人を引き連れて参戦!(写真/右から3人目)
集落の人ともいっしょになって盛り上がっていたが、ワタクシは恐ろしくて遠ざかっていたので何で盛り上がっていたかはわからない(笑)。

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普段、なんの接点もない人が、山奥で開催されたイベントでいっしょになって交流する。
主催しておいていうのも何だが、すごいことだなあ、と率直に思う。
面白いなあ、としみじみ思う。

このイベント自体は利益も成果物も生み出さないけれど、将来に向けての大きな「きっかけ」をつくっているのだと信じたい。

そして、上の写真をよーく見ていただきたい。
なんと、今回のビアガーデンには、あのカントクも参加・・・・・!!!?

※嘘です、他人の空似です。ニックネームはカントクですが(笑)。

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この日・・・・
7樽あった生ビールは最後の1樽をほんのわずかに残して、ほぼ完売!
用意した日本酒4本、ワイン5本も見事に消え、差し入れでもらった日本酒などもすべて飲んでしまった。

参加者50名ちょっと。
ドライバーとしてお酒を飲まなかった人もずいぶんいるのに、である。

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今回、昼夜合わせて一体どれだけの人が来てくれたのであろうか。
ただただ感謝である。

夜10時すぎ。
ビアガーデンは終了した。

もう秘密基地には秋風が吹きはじめていた。
虫のすだきが聞こえた。
酔った目に、月がぼんやりと見えた。

もうすぐ。
きっと。
ふと手がとどくような気がするのだ。