前日はサルシカ屋台村&ビアガーデンであった。
参加者50名ちょい。
ハンドルキーパーもたくさんいたはずなのに、生ビール7樽70リッター、日本酒4本、ワイン5本、その他差し入れしてくれたさまざまなお酒をすべて飲みきった。
あっぱれというしかない。
われわれサルシカの辞書には「ほどほど」という言葉がない。
とことん飲み、食べ、はじけてしまう。
昨夜もみんな限界まで飲み、ひとり消え、ひとり倒れ、そしてようやく宴は終わったのだ。
サルシカ秘密基地に宿泊した人はおよそ15人。
が、朝8時過ぎにワタクシが秘密基地にいくと、そのほとんどは帰ってしまっていて数人しか残っていなかった。
残った数名は後片付けをしてくれていた。
お盆を過ぎ、暑さは和らいできたものの、やはり体を動かすと暑い。
汗がながれる。
額の汗を拭いながら、サルシカ隊長のワタクシは、フト思いついたのだ。
「そうだ、魚飛にいこう!」
残っていたメンバーに声をかけると、理性ある数名を残してあとはみんな「いく!」という。
妻M子と娘に聞くと「いく!」と。
ちなみに娘は受験生である。
が、いいのだ。
学校や塾にいってるより、川に飛び込んだ方がいっぱい学べるものがあるのだ。
受験にはまったく必要のない知識だけれど、生きていくうえで重要なことなのだ。
秘密基地にはウェットやシュノーケル、フィンなどがたくさん用意されている。
それをすぐさま車に積み込み、スタッフのよしえちゃんにおにぎりをつくってもらって、いざ出発!!
写真でメンバーを紹介すると、
運転手、トイレの神様の前田さん。
助手席、隊長のワタクシ。
その後、妻M子。
真ん中、娘m子。
その左横、スミちゃん。
右後、中谷の父ちゃん。
真ん中後、三津谷の父ちゃん。
実はもうひとり、スタッフよしえちゃんがいるが、スミちゃんが大きすぎて見えない(笑)。
美里を出発し、久居インターから伊勢自動車道へ。
勢和多気のインターチェンジで紀勢道へと入り、海山ICで下りる。
高速がつながったので、1時間もかからない。
本当に便利になったものだ。
目的の銚子川沿いの道へと入る。
途中、種まき権兵衛の里の駐車場に立ち寄り、トイレを借りてウェットに着替える。
そこからさらに山へと入り、いよいよ魚飛渓に入るのだ。
ご覧あれ!!
この美しい清流を!!!
これでも雨が少なくて水が濁っている方である。
数年前まで、ひと夏で5回以上はここへ通った。
サルシカといえば、魚飛というぐらいここで遊んだ。
参考までに過去の魚飛のレポートをいくつか。
魚飛を楽しむスポットはいくつかあるが、今回は千畳敷と呼ばれるところへ。
川へのアプローチがちょっとタイヘン。
ロープをつたって岩を下りなくてはならない。
荷物が多いと、準備体操がいらないほど汗をかく(笑)。
上記の過去レポートを見てもらえればわかるが、1本のロープはわれわれサルシカが設置したもの。
ま、劣化して誰かが交換してくれたのかも知れないけれど。
ワタクシが「魚飛に来たい!」と思った理由のひとつは、これ!!
フルフェイスの水中メガネ。
ちょっとまえにアマゾンで購入して、試したくて試したくてたまらなかったのだ。
しかし冷静に写真で見ると、おかしなオッサンだな。
こんなんが水中から出てきたら、子供ならヒキツケを起こしてしまうな(笑)。
女性陣がひとあし先にジャブーン!
朝は涼しかったが、気温がどんどん上がってきていたので気持ちいい!!!
ウェットなんていらないぐらい。
中谷の父ちゃんとワタクシも水に入る。
実は、中谷の父ちゃんとワタクシのフルウェットは、あろうことはお揃い!!!!
坊主頭もオソロなので、ふたりで泳いでいると誰も近づいてこない(笑)。
そもそも父ちゃんとワタクシは好みの方向性が非常に似ていて、マグライトやバッグなど同じものをたくさん持っている。
しかも乗っているのはふたりとも軽トラ!
われわれのことを兄妹だと思っている人も多いし、そもそも違う人間だと認識していない人までいる始末である(笑)。
フルフェイスの水中メガネを試すワタクシ。
正直にいうと、あまり使い勝手がよくなかった。
たぶん慣れの問題だと思うが、鼻でも口でも呼吸できてしまうので、逆に潜るときに怖い。
あと、後ろから見ると、十字のゴムでメガネを固定しているのだが、ワタクシのハゲ頭だと、それがバットマンの「ダークナイト・ライジング」に出てくるベノムみたいになってしまって少し怖い(笑)。
ぜひ時間がある人は、こちらの動画を見てもらいたい。
試しに撮影してみたものだ。
たっぷり遊んだあとはお昼ごはん!!
よしえちゃんがつくってくれたおにぎりをみんなで頬張る!
これ幸せ!
中谷の父ちゃんはちゃっかりストーブとか鍋の用意をしていて、チキンラーメンをつくる。
彼にとって、川遊びにはチキンラーメンが欠かせないらしい。
しかも自分が食べるだけじゃなくて、みんなに食べさせる。
どんどんつくる。
そんなに食えねって、まったく(笑)。
スミちゃんが珍しく静かだなあと思っていたら、ノリでお歯黒をつくって遊んでた(笑)。
おまえは一体いくつだ!
お嫁に行く気はあるのか!!
それにしても愉快だなあ。
楽しいなあ。
大人こそ、もっともっと川遊びをするべきだ。
しばらく川に行ってないなあ、飛び込んでないなあ、というそこのアナタ!!
ぜひとも川に飛び込みなさい。
さて。
ごはんを終えて午後の部。
ま、いつものごとくわれわれは壊れていくのであった。
次回につづく。