昨夜の宴会はいつどのように終わったのか。
たぶん知っているものは少ない。
隊長のワタクシも8時過ぎには倒れて、妻に抱えられて家に戻ったらしいが、本人はまったく覚えていない(笑)。
ともかく2日目の朝がきた。
暖かな陽光が、ウッドデッキを包んでいた。
朗らかな朝であった。
北海道のよしえちゃん、そして寿実ちゃんが朝ごはんを用意してくれていた。
湯立つお味噌汁が幸せを感じさせる。
いつも秘密基地の朝は、「難民」とか「配給」という言葉を連想させたが、この日は違った。
朝ごはんは、特別に何も用意してなかったのだが、こんなに豪華!
お米はサルシカ米が山ほどある。
自然のめぐみに感謝なのである。
朝のこのひととき。
昨夜の頭突きの恐怖も、そしてこれからやってくるまさに地獄の労働の予兆もなかったのである。
宿泊班がたくさんいたため、2日目の朝はたくさんのメンバーでスタートすることができた。
この日の最大の作業は、サルシカ秘密基地の前、中谷ハウスのわきの竹林の伐採。
荒れ放題になっていて景観もよくないし、地域の人からも伐採してくれと言われていたため、今回の工事に含めたのである。
伐採チームには、元森林組合できこりをやっていたやっさん、
そして現役で山で働いているシェフ森田、
そして森林ボランティアの雄、柳本さんを投入!
そして支援部隊として、大阪のイクラちゃん、三津谷のお父ちゃん、久保さん、副隊長のキヨちゃんを配備するという豪華体制!
伐り出した竹の枝を落とすのはこちらのチーム。
大澤屋の空飛ぶ若旦那をリーダーに、みずのっち、田中さん、今井さん、まりりん、そして左官屋小山さんを配備。
万全の受け入れ体制をつくる。
一方、秘密基地のウッドデッキの防風補強工事がこちらの舞台。
なんと鼻笛大工の池山さん、秘密基地の棟梁、大工のT橋さんという黄金コンビを投入するという豪華さ!!!
こんなことはサルシカ秘密基地工事はじまって以来なかったことである。
その黄金大工コンビをサポートするのは、トイレの前田さん、割烹やまきのやまちゃん、そして滋賀の徳田さん。
きのうに引き続き、中谷ハウスの内装工事を担当するのは、一級建築士松田くんとカラフル松田くんのダブル松田コンビ。
そこに電気工事の鳥谷尾さんも参加という、もうありえない体制。
他にもキッチンでは、よしえちゃん、寿実ちゃん、野村さんが昼食の準備を。
そして、途中参加の人たちもたくさんいてくれた。
工事の流れはこうだ。
まず伐採チームが周囲の木を切り、竹を伐り出す。
竹竹チームがその竹の枝を落とし、3メートルの長さに切りそろえる。
竹は鼻笛の池山大工が引き取ってくれるため、大工のクルマにどんどん積み込んでいく。
残された笹は、拡張したヤギ牧場へと運ばれ、ヤギたちの餌にされる。
何もムダにしないエコな作業である。
が、この伐採工事が想像以上に難航する。
次回、「地獄の伐採作業!」。
おまけを残して、ほぼ完結である。
乞うご期待!!!