三重県津市美里町の劇場「ベルヴィル」で開催されたロケットストーブのワークショップ。
15個のロケットストーブが個人およびグループの参加者によってつくられていた。
美里町唯一のガソリンスタンドを経営するエネオス稲ちゃんが用意してくれたペール缶にグラインダーで穴を開ける。
これに煙突を通していくのだ。
グラインダーを使う自信のない参加者の作業を手伝う久保先生。
火花が飛び散る。
里山の劇場は、過酷な作業場と化していた。
むずかしい加工部分が終わると、あとは組み立てていくだけ。
ようやくロケットストーブの形が見えてきた。
外では、サルシカの炊事班長の中谷の父ちゃんがお昼ごはんの準備。
たまたま別件でやってきた歌姫まりりんにも手伝ってもらって猪汁が完成!!!
空腹をくすぐるいい匂い!!
もうお昼になろうというのにロケットストーブは完成しそうにない。
完全に自分の役割を見失ったアイディアラボの池山さんがビールを飲みつつモクモクやっていたタマゴの燻製も完成!!
本当はロケットストーブを完成させてからお昼ごはんの予定であったが、ずいぶん遅れているので、お昼休憩を先にとることに。
羽釜で2升の米を炊いた。
もちろんサルシカ米!
ええ感じに炊きあがったよ〜。
キャンピングカーで参加し、テーブルやイスまで出してすっかりキャンプ気分になっている太田さんグループ。
きょうここでロケットストーブをつくり、そのままみんなでキャンプにいこうという魂胆。
もうここでキャンプしちゃえばいいに(笑)。
食後の休憩もほどほどに、午後の作業がはじまった。
2つのペール缶を重ね、煙突とペール缶の間にパーライトという土壌改良材(断熱材の代わりのもの)を入れていく。
あとは穴を開けたフタを取り付けて完成だ。
劇場の外では、舞台の演出家である鳴海さんと、歌姫まりりんが洗った食器を拭いていた。
なかなか見れらない2ショットである(笑)。
そして、ついにロケットストーブを完成させた者たちが、自慢の作品を持って外へ出てきた!
なんかみんな誇らしげなのが面白い。
最後は、完成したばかりのロケットストーブ15個とサンプルの3個、計18個のロケットストーブがずらりと劇場のまえに並んだ。
まさに壮観!!
こうして無事にロケットストーブ・ワークショップが終わったのであった。
この夜。
キャンプ場や庭先で炎をゴオオオとあげるロケットストーブの映像が、Facebookなどにアップされた。
みんな自分なりに最後の仕上げをして、試し焚きを楽しんでいた。
で、先生の久保ちゃんとサルシカの面々であるが・・・・
ロケットストーブではなく、カセットコンロの火を囲みながら、鍋をつついていた(笑)。
ささやかな打ち上げ。
久保先生、
参加者のみなさん、
そして関係者のみなさん!
お疲れさまでした!
先生の久保ちゃんがまとめてくれたロケットストーブの作り方を以下にリンクします。
ダウンロードするなりプリントアウトするなりして、どうぞご自由にみなさんでロケットストーブをおつくりください!!
https://drive.google.com/file/d/0B4z2FlWZLJIKM0JTYjY3WEs2S3M/view
こんなロケットストーブつくったよ、という報告をいただければうれしいです。
では、よきストーブライフを!!!!