三重県津市の繁華街である大門に、街なかの秘密基地ともいえる拠点「お店」をつくろうという計画が動きだした。
やると決めたらサルシカの行動は早い。
2015年が終わろうとしている12月。
お店の責任者となる寿実ちゃん、そして中谷の父ちゃんと隊長のワタクシ3人は大門の店舗調査へと出かけた。
その続編。
次のお店は、サルシカ銭湯企画のメンバーであり、津市議会議員であるイワワッキーに紹介してもらった。
そのお店のまえで待ち合わせ。
黒塗りの車でさっそうと現れるのかと思っていたら、自転車をひとりキコキコ漕いて登場した。
さすが庶民派のセンセイである(笑)。
お店の外観を見て浮かれる寿実ちゃん。
あとでサルシカのメンバーで検討用に写真を撮ってるんだっちゅうの。
邪魔だ!!
ここはある特定の人にとって、外観を見ただけで「あ、あそこだ!」とわかるお店である。
わかってもまだ旧店名をコメント欄に書いたりしないでね。
拡散するのは、本決まりになった場合にお願いします(笑)。
物件の内見。
ふむふむ。
よく知っているお店だけに、広さや条件はぴったり!!
のちの検討用にあちこちの写真を撮らせてもらう。
内見を終えると、イワワッキーは再び自転車にまたがり、次の打ち合わせへと走っていった。
忙しい男である。
こうしてずっと自転車で津の町を走り続けているんだろうなあ。
まあしかし、町の現状をこうして自分の目で見て感じるってことは大切なことなのだろうなあ。
続いて。
津を代表する老舗の時計店「別所時計店」の別所さんと合流。
かつて店舗として使っていたところが空いたままなのでぜひ見てくださいと連絡をもらったのだ。
飲食店として営業していたわけではないので排水関係を考えると店舗利用は難しいだろうなあと思ったが、一応みせていただくことに。
場所は岡三証券のすぐ脇。
立地はすこぶる良いところである。
しかも、建物は古いながらも非常に瀟洒。
こちらは飲食店に改装するには相当な費用がかかるので無理だとすぐ判断したので、このまま公開させていただく。
しかし、飲食店は無理でも他の店舗としては十分使える。
1階はかつて結納品の販売をしていた。
2階はギャラリー。
3階は物置で、そのまま屋上に出ることができる。
屋上。
岡三証券のプラネタリウムがどかーんと見える。
ええでないの、ええでないの。
別所さんいわく。
このまま使わないのはもったいないので、なんとか有効活用を考えているそうである。
興味のある人はぜひともサルシカに連絡をください。
内容に応じてになりますが、別所さんにつなぎます!
内見を終えて、別所さんも自転車で現状の店舗へと戻っていく。
なんかイワワッキーと違って爽やかなのは気のせいであろうか(笑)
次の約束までまた少し時間が空いたので、都ホテルのすぐ横の中村コーヒーで一休み。
昭和テイストないい感じのお店。
ゆったりした時間が流れている。
陽がとっぷりとくれた午後6時。
最近オープンしたばかりの「天ぷらと鮪しゃぶしゃぶ 大島屋」へ。
ここで、あるおじさんたちに店舗およびお店の営業についてのご相談。
密談中(笑)。
あえて怪しくしてみたけれど、本当に怪しいなあ(笑)。
私と寿実ちゃんの前にいるおじさんたちは、大門を中心に活躍・・・いや暗躍か(笑)・・・する方々で、大門周辺のさまざまなイベントや催しの仕掛けづくりをしている人たちだ。
とても頼りになるし、面倒見もいいのだが、お酒がないとはじまらない(笑)。
まあ、お酒がないと話が進まないのはサルシカも同じなので、そのまま2軒目へ(笑)。
続いては焼き鳥のみのちゃん。
こちらも人気店。
「ま、これも勉強だから、ね、勉強勉強!」
と言いつつ、みんなでのれんをくぐる。
が、たぶん、このあと話したことの大半は酔っぱらいのたわごとであり、しかも翌日になったら誰もほとんど覚えていないのである(笑)。
再びイワワッキーも合流して、カンパイ!!!
が、こういうお付き合いが、新しい企画のスタートにつながっていくのだ。
いや本当!
それにして。
われわれのお願いに対して、いろいろな人が協力をしてくれた。
本当にありがたい。
感謝である。
この日の内見はすべて終わった。
このあと、別日にさらに調査は続くのである。