2015年のサルシカ&ヒビコレ餅つき大会の後篇。
朝9時からスタートし、じわじわと参加者が増えてきていた。
できればみんなにつきたての餅を食べてもらいたい。
だから、そのときのお客さんの数に合わせてついていくのであるが、蒸すのにも結構時間がかかるからそのタイミングがむずかしい。
スタート当初、思ったより人が少なかったので、蒸すもち米の量を減らしていたら、いつのまにかどわ〜っと人が増えていて、つきあがったお餅が瞬間でみんなの胃袋に消えていく。
で、慌ててもち米を蒸した。
張り切って餅をつく西川の父ちゃん。
いつのまにか餅つき班長みたいになってしまって、老体にムチを売って餅をつきつづける。
写真師マツバラは手返し専門。
たぶん彼は日本で一番手返しのうまいカメラマンであろう(笑)。
サルシカ隊長のワタクシのつく。
最近、筋トレをはじめて力に自信があるので力任せにつく。
が、餅つきは力ではない。
腕と心なのだ(笑)。
お昼まえ、参加者はたぶん100人を超えていた。
すごい賑わいである。
なんたって人口94人の集落に100人以上のお客さんなのだ。
賑わいは集落に響き渡る。
まるでゲンキのエネルギーが地域全体に染み渡っていくようだ。
お餅にからめるものは、大根おろし、黒ゴマ、青野菜をからめる菜餅。
そして写真以外にあんこときなこを用意した。
もちと共にそのタレもどんどん消えていく。
慌てて追加で作った。
今回、参加者のみなさんからいろいろ差し入れをいただいたが、お餅にからめるオリジナルのタレがなかったのが残念!
いろんなお餅の食べかたをしたいもんね。
ぜひ今年は、いろんなタレをつくってもってきてね。
みんなでシェアして食べましょう!
お昼をすぎて、スペシャルゲストが登場!
津市の前葉市長!
市長は、われわれサルシカやこの津市美里町平木地区の活動についていつも気に留めてくれている。
本当にありがたいことだ。
せっかくなので市長にもお餅をついていただくことに。
セレモニー的に1臼じゃなくて、きっちりと2臼。
お疲れさまです(笑)。
平木の地域のみなさんと記念撮影。
市長はサルシカ秘密基地で毎月やっているコミュニティカフェ「平木やまびこカフェ」にも応援にやってきてくれた。
津市のはしっこの小さな集落にわざわざ足を運んでくれることを、地域の人はとっても喜んでいる。
市長に続いてやってきたのは、青森産のホタテ!!!
いや違った、おみやげのホタテを手にした三津谷のとうちゃん!!
豪華な差し入れに秘密基地がどよめく。
さっそく、割烹やまきの山ちゃんがコンロで焼いてくれる!
「餅を食い過ぎてもう動けん、もう何も食べられん!」
と言っていたやつらがそわそわと集まってきて、焼きたてのホタテを頬張る。
どうやらホタテは別腹らしい(笑)。
これも毎年恒例になりつつある夫婦餅つき。
今回は、第七劇場の鳴海さんと阿竹さん。
阿竹さんがキネをふるい、鳴海さんがかえす。
あえて鳴海さんの手を叩こうとしているように見えるのは気のせいであろうか(笑)。
朝9時から餅をつきはじめ、午後3時過ぎまでに16臼。
ぺったんぺったんみんなでつきまくった。
そのほとんどを食べてしまったのであるから恐れ入る。
日暮れ前までに、みんなで後片付けをして、夜の宴会スタート。
何人もの人が午前中から飲んでいるのに、まだ飲むのである。
そして食べるのである。
この日は、サルシカIT部長のエネオス稲ちゃんが殻つき牡蠣を差し入れ。
ホタテに続き、宴会場がどよめき、そしてすぐさま焼きはじめる。
なんとも贅沢な夜なのだ。
そして音楽のスタート。
鼻笛演奏家のモスリンさん、鼻笛大工の池山さんによるウッドベース、そして写真師マツバラによるカホン。
歌うは、歌姫まりりん!
みんなで大盛り上がり!
フィナーレは、ジャガー大西の中学生の息子によるバイオリン!!
それにモスリンさんがギターで、池山さんがウッドベースで、写真師マツバラがカホンで伴奏をつける。
最初は緊張し、硬かった子ジャガーの演奏は、じわじわと力を増し、音色に色艶を出しはじめた。
演奏を楽しむ。
そして人に楽しんでもらう。
そんな瞬間を少年がつかむ瞬間をみんなで目撃した。
感動的な瞬間であった。
いつもはバカな笑いばかりの宴会であるが、この日の最後は感動の拍手で終わった。
今年も餅つき大会はやる。
たぶん毎年同じ12月29日に。
今年はどんな楽しい展開が繰り広げられるのか。
どんな笑いと感動が待っているのか。
いまから楽しみである。
さあ、年末の餅つきというフィナーレを迎えるためにも、今年1年走り続けるのだ!
サルシカの2016年がはじまる!!!!