サルシカ店舗プロジェクト、第2回の工事である。
前回は内装をすべて撤去し、店をほぼスケルトンにしてしまった。
小さなトラブルはあったものの、予定通り進んでいるのだ。
そして今回。
床のコンクリを削（はつ）る作業である。
前のお店が決して使い勝手のよいレイアウトとはいえなかったので、今回は厨房も客席も大幅にレイアウトを変えてしまう。
厨房をいじるということは、水回りやガスの位置も変えることになる。
また保健所の指導により、厨房は客席より低く、かつ水が流せるようになっていなくてはならないため、床のコンクリを大幅に直さなくてはならないのである。
つまり大工事だ。
今回の工事の参加者は、左から、
蕎麦屋の山田さん、
初参加のワークショップ高木、
サルシカ理事のやまぴー、
女将・寿実。
サルシカ隊長奥田、
中谷の父ちゃん、
写真には写っていないが、遅れて花屋の中村さん。
まずはこの7人でバトル開始なのである。
どがががががががががが！！
掘削機（？）でコンクリを割る中谷の父ちゃん。
道具は池山大工が貸してくれた。
サルシカ隊はこれぐらいの道具はみな使いこなさなければならない。
もはや掟である（笑）。
割るべき場所もすでに池山大工が指定してあった。
が、なぜか池山大工本人はいない。
なぜだろう？（笑）
現場にはいない池山大工の指示に合わせてまずはコンクリを割っていく。
面白いように割れる。
でも大工はいない（笑）。
やまぴーは巨大ハンマーでコンクリを叩き割る。
普段は事務職だし、お酒ばかり飲んでいると思ったら、実はジムで身体を鍛えているのである。
しかもプロテインまで飲んでいるという。
意外と太い腕をしているのだ。
で、力任せにぶっ叩く。
なにか恨みを晴らすように叩く。
コノヤロと言いながら叩く。
死ね死ねと言いながら叩く。
たぶん何か鬱屈したストレスがあるに違いない（笑）。
どんどん叩かせる。
コンクリを削る作業チームの他は、ステンレスの壁をはがす作業と壁や天井に残った釘をとる作業。
ステンレスチームは、前回も参加の蕎麦屋の山田さん。
そしてこの日初参加のワークショップ高木が担当。
高木さんは、名前の通り、ワークショップの勉強をしている。
今後、サルシカの新たな展開で、きっと役立ってくれるに違いないのだ。
よろしくお願いする。
コンクリの中に入っている鉄筋をグラインダで切断。
火花が飛び散るとおっさんは燃える。
なぜか雄叫びをあげる。
が、この直後、火花がズボンの裾に入り込み、アチャチャチャチャチャ〜っと悲鳴をあげる。
なにかとうるさい（笑）。
ワークショップ高木と花屋の中村さん。
サルシカの店舗で出会う。
まだ営業まえの工事で、だけれど（笑）。
こうして交流がはじまっていく。
サルシカのネットワークは広がっていく。
女将は体力勝負！
どががががががとコンクリを割り続ける女将の寿実ちゃん。
この日、一番大変な作業を誰よりもやっていたのは彼女である。
「わたし、コンクリのはつり、ずっとアルバイトでやってたんで得意なんです！」
いやいやいや、得意なのは料理であってください（笑）。
さて、筋トレをずっと続けている隊長のワタクシもやるかあ！！
ってことで、巨大ハンマーで床を割る！！
がん！
がん！
うっ！
数回で止まる。
で、リタイア。
実は筋トレのやりすぎで腰をやってしまい、現在コルセット中。
この日は調子が良かったのでチャレンジしてみたが、やっぱりダメ。
すんません、役立たずで・・・・（涙）。
午前中の休憩。
やまぴーがすぐそばの平治煎餅にいって差し入れを買ってきてくれる。
さすが！！
気遣いのやまぴー。
やまぴーが買ってきてくれたのは、平治煎餅の新たな名物でもあるワッフル。
そして右の「平治のお好み」は、平治煎餅からのプレゼント！！！
恭子ちゃん、ありがとね〜！！！！！
差し入れをもらうと俄然やる気がでるのがサルシカ隊。
パワーも違う！！！
スピードもアップ！！
こうして午前中に予定通りコンクリのはつり作業は終わった。
結構きれいに出来てるでしょ！！
が、トラブルはいつも午後にやってくる。
この日もそうであった。
後半につづく。
