第56回「鹿肉」

投稿日: 2016年02月24日(水)22:19

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メグーです。
寒い寒い冬の朝。カーテンを開けると、眼前に広がる里山の景色。
こんな寒い朝にも彼らは山を駆けているのかしら。
そう。山中をかけめぐる高たんぱく質、お山のめぐみ。
今回のめぐみごはんは、鹿肉ジャーキーの作り方をお送りします!

「鹿」と聞いて、「バンビちゃん、かわいいよね」ではなく、「どうやって食べてる?」が口をついて出るようになったのは、いつからだろう。あのころのピュアなわたしはもういない。
カモン!鹿肉!と思ってたら、今冬はお友達から大量にいただきました。


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さて、鹿肉ですが、そのままソテーしたり、カレーに入れて煮込んだり。
まあ色んな食べ方があるんですが、今回はお正月にチビチビつまむためにジャーキーにしてみました。

では作り方。材料はこちら。
鹿肉 800g
[ソミュール液]
塩   20g
砂糖 30g
しょうゆ 75cc
酒   100cc
こしょう 多めの少々
その他 ニンニクやお好みのスパイス

鹿肉を3~5ミリ幅にスライスします。
ソミュール液の材料すべてをトレイに入れてグルグルまぜまぜ。
鹿肉を10時間ほど漬けます(時々上下を返します)。


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文章にすると3行。1分もかからずに書き終わりますが、肉を切るのに結構な時間がかかりました。
こう、鹿の毛がはりついたりしてて、ああ、生きていたのだわ。野山をかけめぐっていたのだわ、と色々押し寄せるものがありました。スーパーで買った肉を切るのとはちょっと違う感覚。
美味しくいただきますので、ナムナムー。スライスし終わったお肉は、ソミュール液に漬けますが、今回はいただきものの芋焼酎があったので、それを使いました。
オールスパイスはお手軽ですが、色んなスパイスを自分好みに入れるのも楽しそうです。
翌日、ザルに上げて汁を切り、ペーパータオルで余分な汁をふき取ります。
その後、干し網に乗せて表面がかわくくらいまで乾かします。


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はい。乾かしすぎました。既に持ち上げた感触が固い。
まあ、でもこういうことに関して私はわりと適当で。
ちょっと硬くなったのも、やわらかいのも好き。好きな食べ物は?っていうか、「食べ物」が好き。
ここからスモークしていきます。

用意するものはこちら。
・燻製機
・スモークウッド(今回はさくら ホームセンターなどで売ってます)

ちなみに燻製機は段ボールで作ったり、一斗缶で作ったりもできます。
燻製の種類には、冷燻、熱燻、温燻などありますが、今回は温燻で。

スモークウッドを火であぶり、燻製機の底に入れます。
網の上にお肉を並べ、ふたをして40度を保ちます。
なかなか40度にならなかったので、燻製機の下からコンロで温めたりして、40度になったらコンロの火は消して1時間ほど燻しました。


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こうね、家じゅうにね、燻製の煙の匂いがね。
やっぱり燻製はキャンプなんかで作ったりするのが一番おりこうなんだろうなーと思ったりします。
大掃除でピカピカになった我が家に、しみこんでいく燻製の匂いよ。

でもここは、しっかりと燻しましょう。鹿肉はとても美味しいのですが、最近は生食した人が肝炎を発症したというニュースもちらほら聞きます。病気になったら、美味しいものが食べられなくなってしまいます。健康第一!!
上下の網を入れ替えたりしながら、生焼け厳禁~!としっかりと燻したら完成。
ここからはお好みの固さになるまで天日干ししたり、もうそのまま食べちゃってもOKです。


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しっかり燻された鹿肉を口に入れれば、気分はもうカウボーイ。テンガロンハットとウイスキーがあれば完璧です。
後はあれだ、たき火だ!毛布かぶって干し肉をかじってたら、モヒカン頭が水とガソリンを奪いにやってきて・・・と妄想がはかどりますが、実際はまあ、こたつに座って食べますよね。うん。
でもまあ、なんていうかジャーキーというのは雰囲気を味わえる食べ物です。干し肉を歯で引きちぎって、お酒で流し込んでって、楽しいじゃないですか。しかも、干しすぎたかと思いきや、意外とわらかく出来ました。美味しいです。ジャーキーバンザーイ!

まだまだ寒い日が続きます。
キャンプには少々つらいかもしれませんが、もう少し暖かくなったら、アウトドアでみんなで燻製パーティなんかも楽しそうです。
山のめぐみ、命のめぐみ。
鹿肉かじって、寒い季節を乗り切っていきましょう。

ごちそうさまでした!