「やまびこカフェ2016年3月」第397回サルシカ隊がいく

投稿日: 2016年04月18日(月)08:35

IMG_7321

2016年3月のやまびこカフェのレポートである。

今回で何回目の開催であろうか。
もうわからなくなってしまった(笑)。

でもそれだけ継続したきたわけである。
やまびこカフェは、しっかりと地域に定着し、周辺の集落の方にも参加していただけるコミュニティ・カフェへと成長してきた。

IMG_7313

毎回、お母さんたちによって飾られるお花。
すべてのテーブルにひとつずつ、丁寧に飾られる。
これを楽しみにしているおばあちゃんもいる。
こんな小さな気遣いが、人気の秘密であろうか。

IMG_7319

メニューはこれまでホワイトボードに書くだけであったが、それでは味気ないと、お母さんがいろいろと工夫を。

IMG_7326

季節の桜を彩ったメニューボード。
これらはすべて、お母さんたちが相談してどんどんやってくれている。
本当にありがたいことだ。

DSCF6273

調理場にもメニューを書いた紙が貼られ、分担作業をしつつも、誰が何をつくっているのか、どれだけの分量をつくるのか、みんなで情報共有をしながら作業をしているようだ。

IMG_7323

食後のお茶はセルフサービスで提供。
パンにつけるジャムやバターもお客さんに持っていってもらうシステムに変更。

作業の軽減し、食材の節約も考えている。
すばらしい!!

DSCF6280

他にもお母さんたちは、いろいろな飾り付けを用意してくれていた。
さくらのフラッグガーランドを取り付けるサルシカ隊長。

もはやサルシカ隊の仕事は、会場となる秘密基地の事前の掃除、テーブルなどの設営ぐらい。
あとはすべてお母さんたちがやってくれる。
やまびこカフェを終えると、お母さんたちがキッチンもしっかり掃除してくれるので、使用前より美しくなるぐらい。
ありがたいし、申し訳ないことだ。

DSCF6292

8時の営業時間になると、こうして地域の人たちがのんびり歩いてやってくる。

「あそこにフキが生えとるにぃ」
「もう足が痛いでようとらんわぁ」

なんて話している。

IMG_7328

モーニングセット(200円)の提供も、いろんな工夫がされてスムーズになった。
一度に10人ぐらいのお客さんがやってきても、お母さんたちは全然慌てない。
今回は「ちょっとお客さんの出足が悪いなあ」なんて言って笑っている。
余裕だ。

DSCF6290

トレーやお皿も、少しずつ変更されている。
何度も書いているが、このカフェは、補助金や自治会のお金は一切使われていない。
モーニングセット200円の売上のみ。
お母さんたちはみなボランティアで、食材も自分たちの畑などで調達してくるので、その金額でも毎月少しはお金が残る。
そのお金をお皿の購入や飾り付けの購入費に当てているのだ。

IMG_7336

これが今月のモーニング。
お金のかかっているものはないけれど、手間ひまをかけている。
品数も多い。
これで200円!

DSCF6295

DSCF6297

のんびりとみんなで朝ごはん。

営業は朝8時から10時。
以前は営業と同時に一気に人が雪崩れ込んできたが、いまは混雑をさけてゆっくり来る人も増えた。
みんなでワイワイと食べるのもいいが、グループでゆっくりと楽しでもらうのもいい。

DSCF6301

前夜から秘密基地に宿泊していた鼻笛奏者のモスリンさんが、練習を兼ねて鼻笛演奏。
朝からなんてゼータクな時間であろうか。

DSCF6298

もう外の席でも風が冷たくなくなった。
4月からはウッドデッキの防風壁を取り外そう。

もう美里の山もすっかり春です。