畑の土の改良 第64回「サルシカ農天記」

投稿日: 2016年04月21日(木)08:00

もう4月の下旬に入ろうとしている。早く植え付けや種まきをしたい、心は焦るけど準備が肝心。

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サルシカ第二畑は、棚田の休耕田を借り受けて使わせて頂いている。写真の右手は棚田の上の段で今年も稲を栽培すべく水が湛えられている。田んぼの地盤から水が染み込み、下の段の畑に水がじわじわと染み出してくる。雨が続くと水浸しの田んぼのような畑になってしまう。これでは作物が育たない。昨年も石垣に近い畝に植えた茄子、里芋はうまく育たなかった。

これを対策するために石垣の近くにえっちらこっちらと溝を掘ってみた。写真奥の方にある水路に水を誘導するという算段です。

なんということでしょう!ちょろちょろとですが、水は流れ出ていくではないですか。

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次の作業は土のPHの測定。測定結果はPH5-6程度。そんなに悪い値ではないですが、作物によって最適なPH値は異なるため、畝ごとにPH調整が必要なことがわかりました。