「土窯ピザ焼き体験・後篇」第399回サルシカ隊がいく

投稿日: 2016年05月05日(木)10:10

IMG_7692写真/シェフ森田・中谷の父ちゃん・他  テキスト/サルシカ隊長

土釜ピザ焼き体験イベントの後半である。

え?
TOPの写真はピザじゃないじゃないかって?
まあ、それはおいおいご説明するってことで(笑)。

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それにしても。
みんなよく食べた。

110枚用意したピザ生地はすべて完食!
ひとりあたり3枚近いピザを食べたことになる。

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小さい子どももいたので、もっと食べた人もいたに違いない(笑)。

4月のやさしい陽射しの下、みんなで食べ、飲み、語らい、笑った。
幸せな時間である。

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が、ここに「ぎゃひ〜!!」と悲鳴をあげている男が。
やまぴーである。
凶悪な辛さを持つハバネロをピザに乗せるどころかそのままかじり、この形相(笑)。
彼はいわゆるおしりの病の持ち主であるが、翌日は大丈夫だったのであろうか。

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さて。
今回はデザートピザというのを用意してみた。

生地だけカリカリに焼いて、その上にフルーツや生クリーム、チョコレートなどをかけていただく。
これはこれでなかなかいける。
クレープみたいなもんだと思ってもらえればいい。

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これは一部の女性と子どもに好評であった。
今後もやっていきたい。

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午後3時。
ピザ体験イベントは終了。
中締めをしても帰る人はほとんどいない。
ここから、温度が落ちてきた土窯でいろんなものを焼いていく。
それぞれが自己責任でやる宴会モード。

が、一部の人にとってはここからが本番である(笑)。

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まずは尾鷲に転勤した大田さんのお土産。
梶賀のあぶり。

これは、尾鷲市梶賀町に100年以上前から伝わる伝統食。
春先の小サバをあぶって燻製にして串に刺したもの。

食べる前にちょいと火であぶると、すさまじくおいしい。
酒にあう。

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ピザは窯の温度が400度以上で焼くが、パンは300度以下。
窯の温度が落ちてきたところで、取材を兼ねて参加していた家田さんがパンを焼いた。
ワインに合うものをとリクエストしていたので、それはもうワインにばっちりなパン。

が、いつもより窯の温度が落ちず、ちと焦げ気味。
申し訳ない。

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さらに窯の温度が落ちてきたところで、肉を投入!
塩釜にした猪肉。

土窯とはなんとすぐれたものか。
放り込んでおいただけで、あとは勝手にこんなおいしい状態に仕上げてくれる。

最初にピザを焼き、パンを焼き、そして肉を焼く。
もう万能なのだ。

※ちなみにTOPの写真はこの塩釜猪肉です!!!

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「あ〜、ナニこの肉汁! このピンクの色! そしてこの匂い〜! もう私が全部食べるわ!!!」

まじめに猪肉をすべて奪い去ろうとしているM子。
当然このあとみんなにとっ捕まり、一瞬にして肉を奪われていた。

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が、これだけで終わらないのが、サルシカである。
窯の火が落ちたら、今度はバーベキューコンロに火を入れる。

野村さんが殻付き牡蠣を差し入れしてくれたのでそれを焼く。

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ピザでビールを飲んだと思ったら、パンと肉で赤ワイン、そして牡蠣で白ワインと、飲む方も忙しい。
まだ日が明るいのに、呑んべえたちはずぶずぶの酔っぱらいになっていく。

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夕方5時を越えると、日本酒や焼酎も出てきて、完全にイケナイ宴会モード(笑)。
メインのつまみがなくなったので、残ったピザのトッピングを炒めてそれを食べる。
完全に食べつくす。

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隊長のわたくしは午後8時前には撃沈し、基地を離脱。
が、その後も新規合流したものがおり、11時ぐらいまでえんえんと宴会は続いたらしい。

翌朝、二日酔いで呆然と佇む宿泊者たちが基地にあふれていたのは言うまでもない(笑)。

さあ。
このピザ体験イベントですが、
人気のため、秋にも開催予定です。

今回参加できなかった方、再度この修羅場体験をしたい方、ぜひともご参加を!!!