第11回「南伊勢・下見キャンプ」その2

投稿日: 2008年04月12日(土)14:33

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今年の2月、極寒の中、スキューバのライセンスを取得したバカエミとM子。
お揃いのフルウェットも購入した。
狩猟本能に目覚めまくり、獲物を狙うことに生きがいを感じている。

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キャンプ地に着くなり、バカエミとM子はさっさとフルウェットに着替え、海に突撃!
もう子供や隊長の私のことなどまったく眼中に入っていないのだ。

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バカエミとM子のお決まりポーズ。
いつも海をみると、ふたりはこの格好である。

「あそこ、あそこ、ウミウシおるに!」
「あ、魚!」
「どこ!?」
「あっち、あっち!」
「え、どこ!?」
「あっち!!」

シュノーケルをしたままブゴブゴとしゃべっているのが浜辺にも聞こえてくる。
夜中に聞いたら背筋が凍る声である。

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その間、隊長の私は健気に設営である。
BBQの準備もひとりでやりました。

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テーブルもイス9個も、コットもひとりでセッティング。
「ああ、あの鳥たちのように自由になりたい・・・」

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みなさん教えてください。
隊長って一体何なのでしょうか?

タープを張ったり、BBQの用意をするのが隊長ですか?
子供にも「やーい、やーい」とバカにされつつ、イスを並べるのが隊長ですか?

バカエミとM子は磯に移動です。
もう1時間近く海に入ってます。

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いくらフルウェットとはいえ、まだ4月の海です。
あがると、ウェットの中の水がずるずる抜けて、ますます寒くなるそうです。

結局1時間半も二人は海中で遊んでいました。
M子は肌が青ざめて蝋人形みたいになってます。
(よい子は真似せずほどほどにね!)

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シャワーがあるのはありがたいですが水です。
バカエミはウギャ~~と悲鳴をあげてます。

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子供たちは冷ややかにあきれた目で二人を見ています。

子供たち「なんで寒いのに水を浴びるのぉ?」

バカエミ「海に入ったでさ」

子供たち「なんでこんなに寒いのに海に入るのぉ?」

M子「入りたいで!うるさい!あっちいけ!」

バカエミとM子は子供以上に大人気ないです。

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ひとりでキャンプサイトの設営を終えた隊長は、疲れ果ててコットでお昼寝です。

本当なら、妻のM子などは「お疲れさま、ありがと、チュッ」としてくれてもバチは当たらないはずです。

しかし、バカエミとM子です。
鬼です。

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眠っている隊長および夫および兄の腹をめくり上げ、
「寝とっても腹でとるに・・・」
「えらいデブやな・・・」
とさんざん笑いものにした挙句、石やら葉っぱを腹に並べて顔をつくりやがってます。

そして、
「腹にコアラがおる!」
と涙を流して笑い転げたといいます。

こんなことが許されていいのでしょうか(涙)。

涙ながらに、その3へと続きます。