この日は、
朝8時から10時までが、津市美里町平木地区のコミュニティ・カフェである「やまびこカフェ」。
そして午前11時からサルシカの肉まつり、という、ダブルヘッダーであった。
しかも、あろうことか雨。
肉まつりでは、3キロ以上の肉を網のうえでジュワジュワ、ジュルジュル焼いていく。
カフェとイベントの間には、ほとんど準備時間がないため、朝から焚き火エリアをタープで覆うなどの準備をする。
カフェはもう地域のお母さんたちがすべて準備をやってくれるので、こちらはその後のことさえ考えていればいい。
非常に助かる。
地域のお母さんたちによって、各テーブルにあじさいが飾られる。
これは肉イベントにもそのまま飾らせてもらうことに。
サルシカ肉まつりに参加された人の中には、
「おいおい、サルシカなのに、テーブルに花が飾ってあるぞ」
と驚いた方がいるかも知れない。
しかしそれはこういう理由であったのだ。
我が家の庭にビワがたわわに実っていたため、中谷の父ちゃんと雨に濡れながら収獲。
平木のみなさんはビワなんぞ見向きもしないと思うが、肉まつりのお客さんには喜ばれるであろうということで差し入れとして。
と、カフェのお母さんのひとりが、手作りのイバラ餅を持ってきてくれる。
平木で自生しているイバラの葉を使い、ひとつひとつ手作りでつくったお餅。
この日はお寺のお参りがあったので、そのために作ったものを差し入れてくれたらしい。
これには他のお母さん全員がどよめく。
どうやらイバラ餅はみんな大好物らしい（笑）。
他にも。
こんなケーキも差し入れ！！
これはサルシカ農業部の先生であるお父さんのお孫さんがつくったもの。
このケーキ、イバラ餅、ビワはあくまで差し入れ。
無料！
なんだかモーニング以上に豪華な差し入れになってきたのだ（笑）。
で、こちらが主役のモーニング。
コーヒーもスープもついて、なんと２００円よ。
しかも、差し入れのデザートが食べ放題！
暖かいお茶もあるでよ。
もう至れり尽くせりのコミュニティ・カフェなのだ。
お母さんたちの手作りメニューボード。
今回から似顔絵が入りましたよ。
これにはまだ日付が入っておりませんが、次回は７月３日（日）の午前８時からです。
この日は雨だったし、お寺の行事と重なってしまったため、参加者は少ないであろうと思っていたが、開店と同時にこの賑わい。
やまびこカフェを楽しみに、欠かさず来てくれる人がいる。
ありがたいことだ。
空席があるのに、
「これらはここがええ」
と、わがままを言うお父さんたち（笑）。
そのまま本当に外で食べてます。
雨が降ってるのに（笑）。
運ぶお母さんたちが「運ぶわたしたちが濡れるやんか、もう！」と呆れて笑っている。
なんとも微笑ましい。
しかしお父さん、それ焼き肉台です。
まもなく、そこで豚肉のかたまりをジュージュー焼くんですんから！（笑）
最近は美里町内の隣接した地域からのお客さんが増えた。
どんなものやろな、と様子を見にきて、そのまま食事をしていってくれる。
平木のやまびこカフェをきっかけにして、美里町内でいくつかのカフェが立ち上がり、また準備されているという。
これはうれしいことだ。
われわれのモチベーションもあがる。
参考までに。
この平木のやまびこカフェは、モーニングの代金のみで運営されている。
補助金や区費などは使っていない。
これで食材費をまかなっている。
お母さんたちはみんなボランティアだ。
サルシカも無償で秘密基地を提供している。
売上に余裕があったときのみ、水道光熱費としてわずかな寄付金をもらっている。
こういうコミュニティ・カフェの輪が美里じゅうに広がっていけばいいなあ。
カフェとカフェがつながって、楽しい展開ができるかも知れないし。
午前１０時、カフェを終えて、お母さんたちの食事タイム。
そこに、肉まつりに参加する中谷の父ちゃんの娘さんと旦那さんが到着。
あいや〜、もうこんな時間だ！！
さあ、祭りだ、祭だあ！！！
炭の火を起こせ〜〜〜！！！！
