「これがパックラフトなのだ!」第410回サルシカ隊がいく

投稿日: 2016年07月07日(木)16:01

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鈴鹿のイオンモールにあるモンベルから、

「例のブツが届きましたぜ、旦那」

と連絡があったので、すぐさま取りにいってきたのだ。

例のブツ。
それは、パックラフト。

ま、ゴムボートといえばゴムボートである。

もう少し具体的に言うと、
パックラフトとは、アラスカ生まれの超軽量一人乗りインフレータブルボート。

今回購入したのは、米国コロンビアのKOKOPELLIというメーカーのキャストアウェイという船。
モンベルは輸入販売店ですな。

このラフト(いかだ)の特徴は、なんといっても重さ!
なんと3.4kgしかない。
女性でも片手で持てる。
すみすの寿実ちゃんなら、たぶん30個ぐらい重ねて持てる。

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ブツの入った箱を持ってご満悦のおっさん二人。
買ってすぐこうして箱を手にした瞬間、箱を開ける瞬間、そして取り出す瞬間が幸せなんだよなあ。

それにしても。
中谷の父ちゃんとワタクシ(サルシカ隊長オクダ)はお揃いの黒シャツなので、本当にどっちがどっちかわからんなあ。
ちなみに左のさわやかなヒゲが隊長のワタクシ。
右の薄汚れたヒゲが中谷の父ちゃん(笑)。

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さっそく箱を開ける二人。
まったく躊躇がない。

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中谷の父ちゃんとサルシカ隊長オクダの共通点は見た目だけではない。
性格もかなり似ている。
雑(笑)。

こういう時も絶対に取扱説明書を読まない。
勝手にどんどん進める。
そしてあとで大後悔することが多い(笑)。

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「さあ、空気を入れて膨らませてみようぜぇ」

なにも今やらなくてもいいのに、やってしまうのがワタクシたち(笑)。

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収納袋が簡易ポンプになっていて、それで膨らませることができる。
が、かなり面倒。
時間がかかる。

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で、隊長のワタクシは、電動の空気ポンプをガレージから持ってきて膨らませる。

「おおお〜、早い〜、楽ちん〜!!!!」

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それを見ていた中谷の父ちゃんは「ああああ、ずるい!」とのたまう。
そしてガレージに走って何やらもってくる。

中谷の父ちゃんは、電動のブローを持ってきて、そいつを無理やりラフトの空気注入口に突っ込み、ブオオオオオオオオオとやる。
すごいいきおいで膨らむ。

「わははははははは! これはすごいぞ!!!!」

クソ暑い中、ふたりのおっさんは不毛に競り合う(笑)。

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黄色いボディの部分は、よく見ると透けてる。
触った感じはそんなに丈夫そうじゃないけれど、こんなので大丈夫なのであろうか。

ちと不安。

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椅子というか背もたれとマットも付いている。
これも空気を入れて膨らませる。

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そして完成!!!!

いや〜、これはいいんじゃないの!!
ブローを使ったら(笑)、本当に5分で船に乗れる。
しかも運ぶのが楽ちん。
これなら川に運ぶ時も楽勝だ。

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さあ、
このパックラフトを使って何をやるか。

それは・・・・
こいつで三重の川をすべて下ってやろう!!!!!
ってのが今回の企画。

実は、
この企画はサルシカがスタートしてすぐに一度やったのだ。

第12回「悪戦苦闘!岩田川くだり」その1
第12回「悪戦苦闘!岩田川くだり」その2
第12回「悪戦苦闘!岩田川くだり」その3

が、この時は大型のカナディアンカヌーを使ったので運んだりの準備に人が必要で大掛かりな撮影で大変だった。
しかもテレビも同行ロケだったので、総勢10名を越える撮影隊になってしまって何度も繰り返せなかった。
それと、最初に泥沼のような岩田川ではじめてしまって心が折れてしまい、誰も2回めをやろうと言い出さなかった。

以上の理由から、この企画は1回で終わってしまったのである。

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でもパックラフトなら楽ちん!
最悪2人でも撮影可能である。

あと今回は最初のうちは清流から勝負する(笑)。
これたぶん大事!

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新品の船にマジックでテキトーに名前を書いた(笑)。
これで流されてしまっても大丈夫。

今度時間があるときにステンシルしてあげるからね!!!!

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片付けつつ、なぜかライフジャケットやパドルを準備。
さっさと試し漕ぎの段取りを調整。

明日にでも、ちいとばかり漕ぎにいこうかと思っているのだ。

では、チャオ!