サルシカの軽キャンカーづくりが加速している。
堀井製作所で、テーブルを床に固定する金具をつくってもらったので、さっそくテーブルの設置。
高さを調整し、そして塗装などの仕上げに入る。
このテーブルは、助手席をまえに倒した状態のところにひとり座り、後部座席にひとり座る形で、対面式のダイニングとなる。
で、妻M子と隊長のわたくしが実際に座ってみる。
そして高さを確認する。
明らかに高すぎたので、テーブルの足をカットして調整。
サルシカの秘密基地には足場パイプをカットできる高速カッターまであるのだ。
中谷の父ちゃんが鼻歌をふんふん唄いながら切ってくれる。
「おおお、ちょうどいいぞ〜」
ご満悦なわたくし(笑)。
このテーブルはこうして後部座席でノートパソコンを使ったりしてシゴト仕様としても使えるのだ。
アームもテーブルも自由に回転し、固定できるので、非常に使い勝手がいい。
あとは天板の仕上げ塗装をして完成。
この日は仕事を終えてからの作業だったので、もう夕方の4時を回っていたけれど、そのまま吉川自動車のキヨちゃんのところへ。
大工の坂下さんが続けている木工作業をやっていく中で、どうしても早いうちに処理しておかねばならぬ作業が発生したのだ。
運転席と助手席のシートをあげて、エンジン部分を覗き込む社長のキヨちゃんとやっさん。
テーブルの金具をさらに強固に固定しようとネジ打ちをするための作業。
下にケーブルなどがあると、思わぬトラブルになってしまう。
慎重に確認する。
サイドブレーキとか片っ端から外してしまう。
エンジンが丸見え。
「ええい、面倒だからこれも外しちゃえ」
やっさんは助手席も外してしまう(笑)。
彼を放置すると、たぶん1時間ほどで車をバラバラにしてしまうであろう。
まあ元通りに組み立ててくれるならいいけど。
無事にネジ打ちできるところを見つけて固定。
より強くするため、ボルトとナットで固定した。
まったくグラグラしない。
いい感じ!
シートにも穴を開けて、
助手席もサイドブレーキも元通りにしてもらって、この部分は完成!!
続いて後ろのバンパーを外す。
プロの手にかかると簡単に取れるのね。
3分もしないうちに取れた。
ナンバープレートの横に穴を開ける。
ここに外部充電器のコンセントを取り付けるのである。
こんなキレイな穴が空いたよ。
中谷の父ちゃんもやってきて、外部充電器のコンセントを取り付け。
防水加工を施す。
ここから車内へとケーブルを引き込む。
大工工事が進む前にこれをやっておかないと、またバラさなくちゃならないからね。
続いてキッチンの排水口の取り付け。
通常、キャンピングカーには、キッチンなどで使う清水用のタンクと、排水用のタンクの2つを積み込む。
が、場所を節約するため、今回つくるサルシカの軽キャンカーには排水タンクを積まない。
車外に排水してしまう。
それをバケツなどで受けようという原始的な作戦。
通風口を利用して、ボディに穴を開けずに処理することができた。
外部充電のケーブルもここを利用。
バンパー下のプラスチックのパーツのみ穴を開けて、排水用のホースを固定。
外部充電器のコンセントもこのようにバッチリ。
目立たず、ボディからもはみ出さず収めることができた。
キャップ付きなので一応防水。
バンパーを戻して吉川自動車での作業終了!!
もう午後6時になろうとしていた。
さあ、そろそろ大工の坂下さんが秘密基地に作業をしにやってくる。
やるときはやる!
それがサルシカ!!
続いてはまた夜の大工作業のはじまりである。