空き時間を見つけては、軽キャンの制作作業にいそしむ日々が続いている。
サルシカ軽キャンカーの木工部分の工作を担当してくれているのは、大工の坂下さん。
が、いま現場を抱えており、いつもそれが終わってからの作業なので、夜の2時間程度しか作業ができない。
少しでも彼が作業が進められるように、ヤスリがけや塗装などは、隊長のわたくしや、中谷のとうちゃんが受け持っている。
荷台の窓をふさぐ板。
きっちりと型取りがしてある。
さすが大工さんの仕事だ。
それに私が塗装。
前にも書いたが、塗装はあえて使い古された感を出すエイジング加工を施す。
ます濃い茶色のペンキをざっと塗る。
ここまでは中谷の父ちゃんの仕事。
続きは、仕事から戻ってきた隊長のわたくしが。
濃い茶色の塗装が乾いたところに、白ペンキをあえて乱暴に塗る。
そもそもわたくしに丁寧かつ上手に塗ることなどできぬから、必然的に乱暴になる(笑)。
そこに黒のペンキなんぞを落としたりして汚し、乾いたところでペーパーをかける。
ペンキがはげた感じを出すのである。
なかなかの出来栄え!
夜。
坂下さんがエイジング塗装をしたその板を窓に貼りつける。
両面テープとネジを使う。
ネジは最初から空いていた穴を利用。
そしていよいよ坂下大工は棚部分の型取りに入る。
夜。
隊長のわたくしは不在。
中谷の父ちゃんが、にわかに「ポポくん」に変身し、鶏白湯ラーメンをライス付きで。
サルシカの残業は、こんな素敵な夜食がつきます。
みなさんも手伝いにきませんか?
ま、毎回食事があるわけではなくて気まぐれではありますが(笑)
翌朝、軽キャンを見にいくと、おおおおおおおお、なんとキッチンの天板ができていた!
シンクもはめ込まれている!
気分がたかまる!!
窓部分の板はベニア板だが、下は合板で壁板をつくる。
ここには重いものを貼り付けるので、それなりの厚さと強度が必要なのだ。
その重いものとは、電装関係!
左上の青いのは、バッテリーの12V(直流)から家庭用電源(交流)を取り出すインバーター。
その下の「001」と書かれているのは、車のメインバッテリーからサブバッテリーへの充電をコントロールするもの。
右下の黒いのは、外部の家庭用電源からサブバッテリーを充電する外部充電器。
その上は、インバーターと外部電源を切り替えるもの。
他にもフューズボックスやコンセントがここに装着される。
後日。
その電装関係が装着される合板もエイジング塗装され、仮設置。
排水用のホース、外部からのAC電源。
それぞれ穴が開けられ、引き通されている。
キッチンの天板を支える柱も作られ、とりあえず自立するように。
なんか妙にうれしい。
すごく出来上がってきた感がある。
この日は、なぜかたくさんのメンバーがトレーラーハウスに集まってカンパイ!!!
その翌日、再び中谷の父ちゃんとわたくしだけで作業。
床の基礎部分をエイジング。
この上にマットが置かれるから、エイジングは必要ないと思ったんだけど、マット下に荷物を入れるときに見えちゃうから、もうぜーんぶエイジング塗装!
10月の上旬。
ここまで出来ました。
これからさらにスピードアップしていきます!!