いよいよウッドデッキで過ごすのが寒い季節がやってきた。
これまでは、バーベキューコンロに炭を積んで火を起こして暖をとってきたが、炭は結構いい値段である。
集落の人に炭をもらってきたが、ついにそれも底をついてきた。
で、薪ストーブを導入しようということになったのである。
久居のホームセンターに、ガスボンベを利用したストーブが売っていた。
値段14800円。
貧乏NPOのサルシカでも購入できる値段である。
煙突や台座にするコンクリートブロックを購入しても、20000円でお釣りがくる。
で、中谷の父ちゃんと買いにいってきた。
買ってきたばかりのストーブを仮設置。
おお、ええ感じやん!!!
買ってきたらすぐさま設置したくなるのが人情ってもんだが、さすがに夜、屋根に登る勇気はないので、翌朝取り付けることにする。
で、翌朝。
取り付け場所を再確認してから、サルシカ秘密基地の屋根にのぼる。
ガルバニウムの波板のみの屋根だから、結構怖い。
煙突の取り付け場所に、下からドリルで穴を開けておいて、上からニッパーや金属バサミでキコキコ切り抜く。
穴が開くと、なんかやたら嬉しくて、用事もないのに「おーい、とうちゃーん」と下にいる中谷さんに声をかけたりする。
そんな馬鹿なわたくしを、下にいる父ちゃんが撮影した写真がこちら。
もうまるで心霊写真。
このままのぞき穴にしてやろうかと思う(笑)。
穴に煙突を通して固定。
雨漏りがしないようにまわりをコーキングで固める。
コーキングの仕上げがあまりにひどいが、いいのいいの、雨さえもらなきゃいいの。
どーせ誰も見やしないし(笑)。
しかも、ちと煙突が低すぎるな。
でもこれもいいの。
今度掃除をするとき、煙突をもう1本買ってきて追加すりゃいいんだから(笑)。
奥に見えるのは、トレーラーハウスの薪ストーブのえんとつ。
これで、サルシカ秘密基地には2本の煙突が立っていることになる。
煙突の取り付け完了。
いい感じに仕上がったぞ。
コーキングが乾いたのを確認して、さっそく試し炊き。
これが一番わくわくする瞬間!!
灰取口から、火の燃え具合を確認する中谷の父ちゃん。
「おおお、燃えてる燃えてる〜、いい感じだよ〜」
ガラス窓がないので、炎を愉しむことができないのが残念。
が、火が安定し、煙突への上昇気流ができると、扉をあけても煙が出てこない。
ええ感じで薪が燃えている。
ところが。
温度があがってくると、ストーブ全体から白い煙がもくもくと。
取り扱い説明書に書いてあったのだが、このストーブはガスボンベをそのまま利用しているため、最初に火を入れると、塗料が焼けはげるとのこと。
それにしてもすごい煙。
身体に悪いからとわたくしは避難したが、中谷のとうちゃんは「暖かいから離れたくない!!」と維持でストーブのそばに(笑)。
煙が落ち着いたので、ストーブのうしろに回ってみると、うぎゃー、塗装がはげて気持ち悪ことになってる〜!!!
新たにストーブが入ってその暖かさを実感するために、外で宴会(笑)。
なにかと理由をつけては毎晩飲んでいるわれわれ。
設置から3日目。
地域のコミュニティカフェでも大活躍したストーブ。
すっかり塗料が剥がれて、ごらんのような状態に。
もう何年も使い込んだみたいだな。
今週末のラーメンバル「ポポ&すみす」、
年末の餅つき大会でも大活躍しそうだな。
今年のサルシカ秘密基地の冬は暖かいぞ〜!!!!