この夏。
唐突にはじまった中谷の父ちゃん・・・・いや、謎の留学生ポポくんのラーメンづくり。
基本は鶏パイタン。
ポタージュスープが売り。
誰にも頼まれていないのに。
なぜか真剣に。
熱意を異常なほど込めて。
えんえんとつくり続けてきた。
監修に三重を代表するグルメブロガー、M子とちよぞーさんを配し、新米収穫祭やら唐突なラーメンイベントやらで、試食会を繰り返してきた。
軽キャンカーをつくっていた坂下大工も、夜食はいつもラーメン。
日々成長していくラーメンの味に感動していたものだ。
ポポくんのラーメンの原点はこれ。
厨房で東海林さだおの世界を改めて読み返し、ラーメン道の基本に立ち返る。
そして、また精魂込めてつくる。
サルシカ初のラーメンバル企画「ポポ&すみす」という、もうありえないイベントを1週間後に控えた日。
ポポくんは最後の調整に入っていた。
そこに登場したのが、津市のサラリーマンのお昼を支える二大食堂、大澤屋の若旦那と、大森屋仲見世支店の若旦那。
津市の麺類の巨頭が、夜のサルシカ秘密基地にお忍びでやってきたのだ。
そう、ポポくんのラーメンを食し、伝統と文化が育んだ老舗の味を、ポポくんラーメンに注ぐために。
愛である。
地域、人種、宗教、国境を越えた食の愛だ。
うまいは人を動かす。
これは、大森屋の若旦那の言葉である。
そう、うまいは人を突き動かし、歴史をも変えてしまうのだ。
緊張の試食。
どのような感想が語られ、どのような意見を述べたのか。
そして、どんな愛が、ポポくん渾身のラーメンに注がれたのであるか!!
夜のラーメン談義は深夜まで繰り広げられた。
おばんざいバルすみすの寿実ちゃんと、中谷のとうちゃんのポポくんが繰り広げる、ラーメンとバルの協奏曲「ポポ&すみす」は、いよいよ次の日曜日、2016年11月20日(日)の開催!
詳細はこちらを御覧くださいませ!!!