第13回「重労働!タケノコ掘りにいく」

投稿日: 2008年04月20日(日)20:56

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ジャジャ~ン!筍です!はじめてタケノコ掘りにいってきましたぁ!

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先日道ばたで、隊長とM子のズガニの師匠である新居さんとバッタリ会い、

「おいタケノコはいらんかぁ。ほしかったら一緒に堀りにいこかぁ」

と誘われた。

M子は海のものではカニエビ、山のものではタケノコに目がない。
ただちに「出動よ!」となるわけである。
もはや隊長の私には決定権も命令権もないのである。

002

畑作業で疲れたぁ、といっていたサトーさんまで駆りだされる。

師匠・新居さんの軽トラの助手席にM子。
荷台にサトーさんと私が乗って、タケノコ山へと移動する。

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そのタケノコ山は、新居さんをはじめ、近所の人が手入れをしている山であるらしい。

何人かの人がタケノコを掘りにきていた。
自分がその日に食べる分だけ掘って帰っていく。

荒らす人はいないらしいが、イノシシが片っ端からタケノコを食べてしまうので「困ったものだ」という。

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さっそく新居さんが掘りはじめる。
隊長の私もM子も、タケノコを掘るのは今回が初めて。
去年は新居さんにもらってばかりだったし。

サトーさんもほとんど経験がないという。

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細いクワで最小限に掘っていく新居さん。

「タケノコ掘りは重労働やでぇ。思っとる以上に大変や。そやからなるべく小さく掘って採るんや」

理屈はよくわかるが、それがなかなか難しい。
私やサトーさんがやると、タケノコ自体を削ってしまう。

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師匠・新居さんは無駄のない「掘り」でいい形のタケノコを次々に掘っていく。

根元のブツブツ(あずき)が見えてきたら、その下にクワを入れて切るのだそうだ。

聞くのは簡単だが、これがなかなかできない。

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掘りたてのタケノコ。
プーンと新鮮ないい香りがする。

M子はたまらず根元の方の実をへずって口に放り込む。

どこまでも食い意地が張った女なのである。

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しかし、それが意外とウマイらしい。

新居さんに聞くと、いまの時期のタケノコは新鮮であればナマでも食べられるという。
ま、タケノコの刺身ってのもあるらしいしね。
しかしちょっとぐらい待てんのかぁ!!!!

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「ちょっとボクも掘らしてもらおう」

とタケノコ掘り初挑戦のサトーさん。
1つ目で、息が切れる。

「これはハードだわ。大変だわ」

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M子も挑戦。

「このクワ、コメリに売ってるかなぁ」

何でも欲しがるのはやめなさい。
それよりもタケノコをしっかり見て掘らんかぁ!!

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「あ、ボクはね、きのう岩田川でカヌーやって疲れてるから、いいの、いいの」

と、隊長の私。
しかしそんなことが許されるはずもなく・・・。

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「やったるでぇ!」

ズババババッ!!
隊長は思いのほか大雑把な人間です。
人の話をあんまりよく聞かず、まあこんな感じだろ、でやってしまいます。

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で、タケノコの途中で切ってしまいました。
大失敗です。

「まあ、いいって。食えるって」

本当に大雑把です。
テキトーともいいます。

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新居さんと別れた後、サトーさん宅で戦果を褒め称えあう。
新居さんと半分こしても、まだこのタケノコの量である。
Mはすでに興奮状態である。「好きなだけタケノコ食べていい!?」とか言ってる。

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M子作、タケノコと豚肉の煮物。
これからしばらくタケノコ料理が続きます。
確かにタケノコ掘りは大変だけれど、その分自分で掘るとなお更美味しいです!!!