“思いつきをそのままカタチに・・・・”
もはやこれはサルシカのキャッチコピーである。
「テキトー」
「きまぐれ」
「無責任」
「バカ」
そのすべてが当てはまってしまう。
「いい加減にしろ!」
「思いつきだけで行動するんじゃねえ!」
「人のことバカにしてんのか!」
もうすぐさま謝るしかないのである。
で、この企画だ。
ラーメンバル「ポポ&すみす」。
「そもそもね、ポポ君って誰なんだよ!?」
はい、みなさんがおっしゃるのはごもっともでございます。
キチンと説明させていただきますと、サルシカ秘密基地の居候2号のイブキングという若き役者が、上の写真と共にFacebookにUPした投稿がきっかけなのであります。
それをそのまま掲載させていただくと・・・・・
勉学に励むのはもちろん、キャンパスライフを楽しむ友達を尻目にラーメン屋さんでバイトをしています。
なんでも真剣に取り組むポポ君、湯切りも板についてきまし。
「エアーズロック!!(天空落とし!!)」
最初は中谷の父ちゃんが趣味でつくりはじめたシャレのラーメンだったのです。
が、この投稿が、ドラマをつむぎはじめてしまったのです。
最初は「苦学生」だけだったのが、海外からの留学生になり、昼間は学校、夜はラーメン屋でアルバイト。
店主の目を盗んで、その技と味を盗み、遠い祖国でいずれラーメン店を開き、フランチャイズで全国展開、ああ株式上場、億万長者、酒池肉林・・・・とまあ、こんな物語になってしまったのであります(笑)。
そこから中谷の父ちゃんのラーメン作りはシャレではなくなったのでございます。
ポポ君誕生から、スープを試作すること9回。
あちこちの製麺所を回って麺を仕入れ、みんなで試食を続けたのでございます。
サルシカ新米収穫祭やピザイベントでもラーメンを振る舞い、好評を得るようになったある日のこと。
「いつかテスト的にラーメンを販売してみたいね」
という話になった。
サルシカの直営店「おばんざいバルすみす」の週イチの会議の最中のことであった。
それは将来の夢的な話で、日程などはまったく具体的なものではなかった。
が、話は膨らみ、
「ラーメンだけを食べるのにこんな山の中に足を運んでもらうのは申し訳ないから、すみすと共同でやったらどうだ」
という話になった。
「あ・・・」
会議に参加していたグルメブロガーM子が最初に気づいた。
そして会議に参加していた中谷の父ちゃん、女将のすみちゃん、隊長のわたくしも同時に気づいた。
「ポポ&すみす!!!!」
その耳に心地よいネーミング・・・・。
聞いただけで笑えるこのバカ具合。
こいつはイケる。
こいつはやらねばならぬ。
やろう!
すぐさまやろう!
やっちまおう!!
ってなわけで、急遽ラーメンバル「ポポ&すみす」の企画が正式にスタートしたのである。
まあ、そこからの動きの早いこと。
その翌週、この企画のためにわざわざ写真撮影(笑)。
そこまでやらんでええだろうというこだわりぶり。
そこからポポ君はさらに試作、試食を続け、味を極めていったのである。
そして!!
11月20日(日)。
いよいよラーメンバル「ポポ&すみす」オープンの日となったのである。
久しぶりに「居酒屋」赤ちょうちんを引っ張り出した。
サルシカ秘密基地には、やたら備品がある。
長いコック帽だったり、ピカピカひかる帽子だったり、ノボリだったり・・・
あってもなくてもいいようなバカげたものばかりがいっぱいなのだ(笑)。
朝早くからポポ君はスープの仕込み。
地味に本気のエプロンが気合の入り方を感じさせる(笑)。
一方、女将すみちゃんは、勝手知ったる自分のお店で仕込みをしてから、午後3時過ぎに秘密基地入り。
サルシカがつくった「美里の真珠米」を仕込むポポ君。
ラーメンにはごはんセットがデフォ。
ごはんは100円でおかわりし放題!!
女将のすみちゃんが、やまびこカフェで使っている黒板にメニューを書く。
すみすの看板とダブルで並ぶと壮観!
おばんざいも並んで準備OK〜。
外の提灯にもあかりをいれました〜!!!
「さあ、もうすぐ開店だ〜」
などと言っているが、実はもう開店1時間まえぐらいから、5〜6人のお客さんが待機中。
まだかまだかまだかと待っていた(笑)。
「みなさん、おまたせしました〜、
ポポ&すみす、オープンです〜」
開店と同時にお客さん殺到(笑)。
オーダーを取るのすら追いつかない。
で、先週のバルに引き続き、サルシカ副隊長のキヨちゃんがビアサーバー係。
「おいおい、きょうはオレ客やで〜〜」
禁じ手イベント、ラーメンバル「ポポ&すみす」の狂乱の様子、そしてポポ君ラーメンの登場は次回!!!
お楽しみに!!!