「年末恒例!サルシカ餅つき大会2016!①」第486回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年01月03日(火)09:10

毎年12月29日。
年末恒例の餅つき大会をスタートして何年目なのであろうか。

最近では年の瀬の節目行事としてしっかりと参加してくれる人が増え、お昼時には上のような写真の状態になる。
開催場所は、三重県津市美里町平木という、あと100メートルほどいくと伊賀市に踏み出してしまう津市のはずれ。
小さな山間の集落である。
人口94人の集落に、毎回100人以上の人が集まる。
この日ばかりは、集落に子どもたちが溢れ、あちこちを走り回るのだ。

さて、2016年の餅つきである。

毎度のことながら、餅つきは準備が大変である。
昨年、前日にもち米を水に浸したら、つきあがりの状態があまり良くなく、みんなから「3日まえには水に浸けろ!」「いや5日まえだ!」と責められた。

今年も、4日まえには、サルシカ副隊長で餅つきのときは窯番(カマジイ)を担当するキヨちゃんからしっかりと電話がかかってきて、あすには絶対にもち米を水に浸けるようにと釘をさされた。

わかってますよ。
でもね、年末は仕事が忙しいうえに、新店舗の工事をしてるから時間がないの!!

で、結局、クリスマス当日。
つまり新店舗の大工事の早朝、中谷のとうちゃんは早起きしてもち米を精米し、すべて洗って水に浸してくれた。
隊長のわたくしは前日遅くまで原稿仕事であったので、父ちゃんひとりに任せてしまった。
もうしわけないのだ。

餅つき前日の12月28日。
美里に雪が落ちた。
冷たい風が吹きすさぶ。

そんな中、ウスやキネを出して準備。
この日は鼻笛大工があり、お客さんが前日からいたり、昼過ぎからその準備があったりでドタバタ。

午前中、中谷のとうちゃんが準備して、午後から原稿を終えた隊長のわたくしがひとりで準備。
餅つき大会のリーダーは写真師マツバラであるはずなのだが、ギャラリー開設で忙しいのか連絡すらない。
ああ・・・・。

ウッドデッキもうつくしく掃除。
ストーブ用の薪も準備。

サルシカはイベントをやるごとに日本酒が蓄積する。
で、年末の餅つきの際に、ふるまいで大放出する。
今回もこんなに日本酒や焼酎が!

生ビールは販売用を用意。

そして、餅つき大会当日・・・。
朝7時にサルシカ秘密基地に入ると、ウスに張った水が見事に凍っている。
寒いはずだ。
お湯を入れて温める。

中谷の父ちゃんは、サルシカの畑へ行き、大根や冬野菜を収穫。
おろし餅の大根は、いつも朝採れのものを使っているのですよ〜!!!

で、写真は朝焼けの様子。
日差しが出てきて、どんどん暖かくなってきた。

7時すぎ。
写真師マツバラ登場。

「さあ、きょうはがんばんべ〜!!!!」

M子も早くに基地入りして、きなこもちのきなことあずきを準備。
これに割烹やまき特製の菜もち、サルシカ大根のおろし餅が、われわれが用意するデフォである。

前泊の東出さん、いろいろ作業を手伝ってくれる。
ありがたい。

さて、今年の特別出店の屋台であるが・・・・

たこ焼きの伊勢路やさん!

とぅるとぅる生地のたこ焼きで勝負!
いつのまにかこんなに多くの種類があるんですなあ。

続いて松阪から、松阪鶏焼き肉隊が登場!!!!
松阪のご当地グルメである鶏焼き肉を売り込むNPO集団がサルシカ秘密基地にやってきたのだ。

松阪といえば松阪牛だけれど、庶民は毎日食べられるわけじゃないしね。
で、実はこの鶏焼き肉が庶民の味なのですよ。
焼き鳥じゃなくて鶏焼き肉。
アミの上でジュージュー焼くのである。

もちろん!
初回から参加の串揚げのまるうも!!!!

さあ、準備は整った!!!
いよいよ餅つきのスタートなのだ!!!