「お昼ごはんは念願の出前なのだ」第493回サルシカ隊がいく

投稿日: 2017年01月11日(水)09:05

正直に言おう。
サルシカ隊長のわたくしは「破壊」が大好きである。

サルシカ1号店の「おばんざいバルすみす」のときも、このまりりんのお店やみずのっちの2階の解体工事のときも、まずわたくしが大きなバールを振りかざし、やみくもに壁やら天井やらドアをぶちこわした。

わたくしはイキオイにのると、狂乱のオトコと化す。
イヒヒヒヒと笑ってバールを振り回し、人が制止しても止まらない人になる。

そして本来ならば壊してはならないところまで壊す(笑)。

「大工さんが丹精込めて3日かけてつくったものをわずか30秒で壊すオトコ」

中谷のとうちゃんにはそう言われている。

しかしね。
破壊がないと再生はないのだよ。
わたくしは破壊と再生のシヴァ神なのだ、わははははは!

てな冗談は置いておいて、
隊長のわたくしはまりりんのお店のトイレの物入れを壊していた。
まりりんのトイレは和式で小さいため、トイレとしては使用しないのである。
外の厨房側から棚として使用するのだ。

わたくしが乱暴に破壊したあと、大工の坂下さんが丁寧に棚を仕上げていく。
下は冷蔵庫を置く。
その上にカラオケの機械をおく予定。

これで、2つの大きな機械をうまく収納できることになる。

一方、隣のみずのっちのお店「ランタン」2階では、トイレの神様として名高い前田さん(笑)が、階段室のカーペット剥しをしていた。
塗装がすべて終わったので、いよいよ最後の作業である。

合板を切って2階へ運ぶのは、中谷の父ちゃん。

2階の押入れに敷いて強度を増す。
ここには冷蔵庫と電子レンジを置く予定である。

階段の写真を見てもらったらわかると思うが、本当に急で怖い階段なのだ。
2階を客席にしても、とてもじゃないが飲みものや食べものを運べそうにない。

そこで、2階はある程度の料理を用意したら、あとは冷蔵庫から勝手に飲みものを出して飲んでねシステムにしようかと思っている。
旅館の冷蔵庫のような仕組みね。

と、ここでトラブル発生!

カーペットを剥していて発覚したのであるが、
なんと2階のトイレの前の床が半ば腐っていたのである。

傷んでいるところをすべて取り除き、そして無事なところも大きく切って根太をむき出しにする。

大きく床を切り抜いた状態。

そこに厚手の合板をきっちりとハマるように切って埋め込み、ビス止め。
見た目より、安全度を重視した対応(笑)。

そうこうしている間にお昼!
大森屋仲見世店の若旦那がオカモチを持ってやってくる。

そう!!
きょうのお昼は出前なのだ。

昨日大森屋でお昼を食べたとき、明日こそは出前をして、自分たちのお店で食べるのだと決意していたのだ(笑)。

じゃじゃーん!!
幸せの岡持ち3段重ね!!!

みんなでいただきまーす!!!

この時、まりりんは買い物に出てきて、電話をしたのにそれに気づかず、残念ながら出前に間に合わなかったのだ。
で、彼女はひとりで外食。

新店長のみずのっちはいつも忙しい。
みんなより遅れていただきます。
が、めし大盛り。
特大。
まあこれだけ食えれば大丈夫だ。

さあ午後も気合入れていくぞ〜!!!!